「死臭(つぐのひ異譚)」のネタバレあらすじと結末の感想

ホラー映画

死臭 つぐのひ異譚の紹介:2015年4月公開の日本映画。自作ゲームフェス3でXbox Liveインディーズゲーム賞を受賞したホラーゲームの映画化。日常のふとした隙に潜む恐怖と不安を描いた人気フリーホラーゲームを映像化した第3弾。

予告動画

死臭(つぐのひ異譚)の主な出演者

松本杏子(前田希美)、杏子の友人(長谷川とわ)、つぐみの母(吉田絵美)、前原(今野祐輔)、三島つぐみ(鈴木楓恋)、つぐみの父(梅谷又朗)、男子高校生(森本のぶ)、タチバナ巡査(寺岡万輝士)、三島カナ(眞嶋優)、女子高校生・ウチダ(神野愛莉)、逝絵(範田紗々)

死臭(つぐのひ異譚)のネタバレあらすじ

【起】- 死臭(つぐのひ異譚)のあらすじ1

〝霊物の領域に侵入する行為は罪となる。
人間は繁栄し、建造物が乱立し、元ある霊物の領域が曖昧になり、気付かぬところで罪を犯してしまう。
本来訪れるはずの「つぎのひ」は、怨霊の力によって「つぐのひ(償ひ)」という呪いの言葉に捻じ曲げられる。〟
…松本杏子は大学進学に伴い、タジママンションに引っ越ししました。マンションのある場所は、ごく平凡な閑静な住宅街です。
女友達に引っ越しを手伝ってもらった杏子は、簡単な荷物だけを部屋に運び込み、洗濯機などの家電は後日、父に運んでもらう予定でした。
隣人に引っ越しの挨拶をしようとした杏子ですが、隣の1203号室は不思議なところでした。
杏子と女友達がマンションに入ってきた時には玄関扉が全開になっていたのですが、杏子が挨拶に行った時には扉は閉まっており、ドアチャイムを鳴らしても反応がありません。
隣人が出かけたと思った杏子は、その日は挨拶するのをやめました。
翌日の午後、杏子は交番勤務のタチバナ巡査の訪問を受けます。
隣人の1203号室の前原について訊かれた杏子は、「引っ越してきたばかりなので、知りません」と正直な感想を言いました。
会話の途中にタチバナ巡査の無線に連絡が入り、タチバナ巡査は戸締まりに気をつけるよう告げて去りました。
夜、父と会話していた杏子は、通話途中で携帯電話が故障してしまい、仕方なくコートを羽織って外の公衆電話から電話をしようと外出します。
夜道の住宅街に白いワンピース姿の女が立っていました。真冬なのに袖なしのワンピースではだしの女を不気味に思った杏子は、不審に思いつつも声をかけずに通り過ぎます。
見つけた公衆電話ボックスに入ると、突如電話が鳴り始めました。取るとバリバリという砂嵐のような雑音がして、かすかに女性の声が聞こえた後、切れます。
硬貨を入れて電話をかけようとしても、かかりません。
白い女性が近づいてくるのを見た杏子は逃げ、タジママンションまで戻ります。ふと見ると隣の扉が開いており、中からうっすら青い光が出ていました。

【承】- 死臭(つぐのひ異譚)のあらすじ2

引き寄せられるように杏子が部屋に入ると、お札が貼られた木のクローゼットが居間にあります。開いてみると、中はからっぽでした。
台所の冷蔵庫や電子レンジにも、お札が貼られていました。
冷蔵庫を開けてみると、中にはバラバラの死体が入っており、杏子は吃驚しました…。
…中学生の三島つぐみは、両親と10歳の妹・カナとの4人暮らしでした。
ある日、妹のカナが行方不明になり、失踪の手がかりを募るポスターが街じゅうに貼られます。
つぐみの両親はカナが見つからないので、半狂乱でした。母の悲しみは特にひどく、父に「よくこんな時に会社に行けるわね」と罵ります。父は会社を辞めて帰りました。
明日から探すと父が言った直後に、三島家に来客があります。交番勤務のタチバナ巡査と、刑事のようでした。
カナの死体が見つかったことで両親は警察署に行き、つぐみは家で留守番をします。タチバナ巡査が家の外で見張りをしますが、無線が入って巡回に行きました。
巡回途中のタチバナ巡査は、道の隅に白いワンピースを着たはだしの女性が佇んでいるのを見て、声をかけようとします。
するとその女は歩き始め、タジママンションに入っていきました。どの部屋に入ったかは不明ですが、タチバナ巡査は扉が全開になっている部屋を見つけ、声をかけます。
部屋からは応答がなく、無線が再び入ったため、タチバナ巡査は再び見回りに来ようと、号室をチェックしました。1203号の「前原」と書かれた表札を覚えて、タチバナ巡査は去りました。
翌朝、つぐみは学校に行きます。両親はまだ帰宅していませんでした。通学路の途中まで、タチバナ巡査が自転車を押しながら送ってくれます。
タチバナ巡査と別れた後、つぐみは公園脇の公衆電話が鳴っているのに気づきます。
電話を取ると、砂嵐のような音の後、女のうめき声が聞こえます。その声は「殺して」と聞こえました。
「殺して?」と復唱した瞬間、つぐみの周囲は夜になります。通学の時間帯…つまり朝だったのに、次の瞬間には夜になったのです。

【転】- 死臭(つぐのひ異譚)のあらすじ3

怯えたつぐみは、公衆電話から出ました。謎の少女を見かけたつぐみは、どこへともなく逃げます…。
遺体安置所では、両親が説明を受けていました。娘・三島カナの死因は急性心不全で、なんらかの事故や事件に巻き込まれたというよりは、病死した死体が「見つからなかった」というのが正しい、と医者は説明します。
両親は悲しみに暮れました。母が体調不良を訴え、病院に留まって帰宅が遅くなります。
帰宅した母は、つぐみの担任の女教師から電話で、今日はまだつぐみが登校していないと聞かされました。つぐみがいないのは、登校しているからだと思った母は慌てます。
…つぐみと別れたタチバナ巡査は、前日に扉が全開だった部屋を再び訪問しました。今度は扉が閉まっています。
ドアチャイムを鳴らして呼びかけてみますが、応答はありません。今回は施錠されていました。
住人が一度は帰ってきていることに安心しながらも、念のためタチバナ巡査は隣人の松本杏子に聞き込みします。しかし杏子は前の日に引っ越してきたばかりで、隣人と会ったことがありませんでした。
会話の途中でつぐみ失踪の無線連絡を受けたタチバナ巡査は、慌てて駆け付けようとします。
公園を自転車で横切ろうとした瞬間に自転車が壊れ、立ち往生していると、公園の中央にあるボックスの公衆電話が鳴り始めました…。
…女子高校生のウチダは授業中に居眠りをし、授業後にもまだ眠っていました。先生に、顔色が悪いと指摘されます。
帰宅途中にカーブミラーに映った白い女を気にしたウチダは、次の瞬間すぐ後ろに女性が立っているのに気づきました…。
…杏子は全く知らない場所で目が覚めます。廃工場のような場所でした。女子高校生・ウチダを見かけたので声をかけると、振り返ったウチダは亡霊みたいな姿になっており、次の瞬間ウチダは消えていました。杏子は腰を抜かします。
つぐみも同じく廃工場の中で目覚めます。鉄階段の下に妹・カナの姿を見つけたつぐみは、駆け寄ろうとしました。そこで杏子と会います。

【結】- 死臭(つぐのひ異譚)のあらすじ4

タチバナ巡査は見知らぬ男と出会います。男は「どうやってここへ来た」と聞き、さらに「ここに来る前に亡霊みたいなものに会わなかったか」と訊きました。その通りなので、タチバナ巡査は頷きます。
タジママンションの中に白い女が入っていくという話をしたタチバナ巡査は、相手の男が1203号室の前原だと知りました。前原は警官が自分のことを知っているので、スタンガンでタチバナ巡査を攻撃します。
白いワンピースではだしの女性を見つけた前原は突進しますが、女性の姿は消えました。
つぐみと杏子は、前原とタチバナ巡査がいる部屋へやってきます。事情を呑み込めない3人に、前原は説明しました。
前原はかつて逝絵と暮らしていましたが、逝絵は前原に「殺して」と頼みます。前原は逝絵の望みどおり首を絞めて殺害し、殺害後は犯罪隠ぺいのために死体をばらばらにし、冷蔵庫で保管していました。
冷蔵庫に保管された逝絵の死体は、長い年月を経て死臭を放つ霊となります。逝絵は街のあちこちに出没し、また公衆電話で「殺して」と話しかけては、見た相手や聞いた相手を異世界にひきずりこんでいました。
前原はだいぶ以前から異世界に閉じ込められています。
つぐみはカナが異世界に取り残されているのを見て、コートを着せかけました。そしてカナに後ろから目隠しされて、顔から血が吹き出て死にます。
前原は「逝絵を殺さないとこの世界から逃れられない」と考え、念仏を唱えながら白いワンピースの女性に向かっていきました。
それを止めるためタチバナ巡査が発砲し、前原は死にます。しかしタチバナ巡査も直後に、泡を吹いて倒れました。
杏子は「前原を殺せば終わりじゃないか」と考え、すでに死んでいる前原の遺体に、何度もナイフを突き立てます。杏子に後ろから逝絵が近づきました…。
…杏子は現実世界に戻りました。隣室の冷蔵庫の遺体を思い出した杏子は、もう1度その場所に行ってバラバラ死体を確認して、警察に通報します。
しかしその直後、クローゼットから出てきた逝絵の霊に取り込まれ、杏子は倒れました。
街角では、公衆電話が鳴り続けます…。

みんなの感想

ライターの感想

フリーゲームを知らないと、理解できない世界なのかもしれません。
私はこのゲームのことを知らないので、見た後「???」となりました。
異世界に飛んだということは理解できても、そもそも最初に逝絵がなぜ死んだのかについて
殆ど触れることなく本作が始まるので、うーんな感じです。
いちおう冒頭で寝ている男(前原)に、横であおむけになった女(逝絵)が「殺して」と言ってるんですよ。
だけどその背景…たとえば、逝絵は重い病を患っていて、だから殺してほしい、なのか
精神的に病む逝絵が「殺して」なのか、そのへんは一切判らないままでした。
白いワンピースの女で、さらにはだし、確かにビジュアル的には少しこわいです。
ただ…異世界にひきずりこんだ後の「どう処理するのかの判断の線引き」が不可解。
前原はずっといるみたいだけど、ウチダは早々に殺されているし。
もうちょっと細部まで設定を練ってほしかった。
  • 匿名さんの感想

    知っててもワケワカメ

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