映画:水霊 ミズチ

「水霊 ミズチ」のネタバレあらすじと結末

ホラー映画

水霊  ミズチの紹介:2006年公開の日本映画。生活に身近な存在である飲料水を題材にし、それが人間を恐怖に陥れていくという内容のホラー映画。田中啓文の小説を原作とし、井川遥が主演を務めた。なお、小説と映画とでは大きく内容が異なる。

あらすじ動画

水霊 ミズチの主な出演者

戸隠響子(井川遥)、岡祐一(渡部篤郎)、渚由美(星井七瀬)、野田美里(山崎真実)、志度浩太郎(松尾政寿)、杜川(柳ユーレイ)、箕浦志保(神農幸)

水霊 ミズチのネタバレあらすじ

【起】- 水霊 ミズチのあらすじ1

響子は離婚した後、子育てをしながら新聞記者をしています。
ある日響子は、取材で訪問した武蔵野市の老人ホームで『みずち』と書かれた紙を握った老人の死体を発見しました。老人はハサミで自らの両目を潰していました。
響子は半年前、ある宗教団体が起こした事件に関するコメントをもらいに、大西大学の助教授・杜川に取材をしていました。後日、杜川が自殺した知らせが響子に入ります。
杜川は「黄泉」「死に水」「水霊(みずち)」と呼ばれている、呪われた湧き水についての研究を重ねていました。その杜川も両目をえぐって自殺したとのことです。
杜川が残した手帳には『しにみずをのむな』という走り書きが残されていました。

【承】- 水霊 ミズチのあらすじ2

響子は市で起きている怪事件について、調査し始めます。
同じ頃市内の清花高校では、生徒の自殺が立て続けに起きていました。
ある生徒が喉の渇きと体のだるさを訴えた数日後、ペンを自らの目に突き刺して自殺します。
以後、その高校では次々に自殺する生徒が続きました。
生前に喉の渇きを訴えたという情報を得た響子は、老人や杜川のメモとあわせて考え、飲料水が影響を及ぼしたのではないかと考えました。
そこで、東京都水道局多摩技術センターに勤務する、離婚した元夫・祐一のもとを訪れます。祐一は水質調査の専門家でした。
響子は自分の推理を祐一に話し、水道水で人間が死んだり発狂したりする可能性があるかと尋ねました。

【転】- 水霊 ミズチのあらすじ3

しかし祐一は日本の水道水の安全性を強調し、響子の考えを笑って流します。
協力を得られそうにないと判断した響子は、ひとりで調査を進めました。そして最近頻発して起きている地震の震源が、いずれも東京の水源である四方平(よもひら)ダムと一致することを突き止めます。
現地に行った響子は、その地域の水道水が多発する地震で濁ったことを聞きました。さらに地元では土砂崩れが起き、その跡から古い遺跡が見つかります。
杜川が以前話した「黄泉の湧く場所が、黄泉比良坂(よもつひらさか)だ」という言葉を、響子は思い出しました。
そして事件は、この「死に水」という呪われた水が水道水に混入して起きたものではないかと考えます。

【結】- 水霊 ミズチのあらすじ4

その頃、祐一は喉の渇きと幻覚に襲われます。祐一は響子の言葉を思い出し、自分の認識が間違いだったと知ります。
今までの自殺者から異物が検出されていないことを知る祐一は、生きたまま解剖されて謎を究明してもらおうと、検体を希望しました。
祐一は響子にビデオレターを残し、検体となりますが、祐一の体内から異質なものは発見されません。検体者・祐一は亡くなります。
水を疑い始めて以来、響子はずっとミネラルウォーターを購入して飲んでいました。
しかし…既に響子自身も水に侵されていました。響子が育てていた赤ん坊はとうに亡くなっていました。
そして響子自身も飛び降りて亡くなりました。(解決策はありません)

みんなの感想

  • yogiriさんの感想

    「END COLL」など引き攣れた恐怖を得意とする山本清史監督の作品で、うすら寒いイヤな後味を残す秀作です。明るい癒し系キャラ井川遥を暗く重たい謎多きヒロインに配し、怪異に襲われ何人も犠牲者が出て初めて「どこから狂気が始まっていたのか分らない」そして「解決法のあてもない」と気づく展開は秀逸で、落合正幸監督の「感染」同様、怪異の一つ一つが恐ろしく、不条理感に責め苛まれる1本です。同監督が原作を少々外れ自由度高く描いた前日譚のオムニバス「水霊縁起録」も合わせてご覧になる事をお奨めします。

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