「紅い服の少女 第二章:真実」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ホラー映画

紅い服の少女 第二章:真実の紹介:2017年製作の台湾映画。1998年に投稿され、台湾で社会現象を巻き起こした怪奇事件「紅い服の少女」をベースにした台湾ホラーシリーズの2作目。監督は1作目に引き続き『The Soul:繋がれる魂』のチェン・ウェイハオが担当し、主人公のリーを歌手としても活躍する『Tattoo 刺青』のレイニー・ヤンが演じた。共演はアン・シュー、フランチェスカ・カオ、ホアン・ハーら。

あらすじ動画

紅い服の少女 第二章:真実の主な出演者

リー・シューフェン(レイニー・ヤン) シェン・イージュン(アン・シュー) リン・メイホワ(フランチェスカ・カオ) リー・ヤーティン(ルビー・チャン) ホー・ジーウェイ(ホアン・ハー) リン・ジュンカイ(ウー・ニェンシュエン) (ロン・シャオホア) (リン・イーチェン) (リウ・インシャン)

紅い服の少女 第二章:真実のネタバレあらすじ

【起】– 紅い服の少女 第二章:真実のあらすじ1

紅い服の少女 第二章:真実のシーン1

画像引用元:YouTube / 紅い服の少女 第二章:真実トレーラー映像

【2014年】

【台中市 大坑(ダークン) 山岳地帯】

9月の下旬のある夜、山中には頭にライトをつけレインコートを羽織った男4人がいました。彼らは違法な伐採グループで、山中で勝手に木を伐り出そうとしているのです。騙されて作業に駆り出されたらしく、しぶしぶ作業をしています。

ジャン・ミンハオという青年は、用を足すために中座しました。あとの3人、ピッティとアリソン、ティワがチェーンソーで木を伐り、運び出そうとしていると、転んだ拍子に土中になにか埋まっているのを見つけました。金色の高級そうな布なのでお宝だと思って3人が嬉々として掘り起こすと、包みのなかには人の頭が入っており3人は驚きます…。

立小便をしていたミンハオは、背中に人間の顔のような模様が浮かぶクロメンガタスズメを森のなかで見ました。いぶかしげに見つめていると、自分の名を呼ぶ者がいたように感じます。

小用から戻ってくると、仲間の姿がありません。作業が嫌で逃げ出したのかと思ったミンハオが車に戻って乗り込むと、前方に金色の布が飛んでいるのを見ました。車中に何かが乗っており、ミンハオは次の瞬間突然に首を引っ張られました。引っ張られた拍子にアクセルを踏んでしまい、ギアをバックに入れたままだったので車は後ろに進んで木にぶつかって止まります。

子どもの笑う声が聞こえたので、怯えたミンハオは車の外へ転げ出ます。ミンハオを呼ぶ声が聞こえ、怯えるミンハオは背後から何かに襲われました…。

(映画タイトル)

〝【魔神仔(モーシンナア)】

その姿はサル、あるいは児童。

疚(やま)しい心の者に憑依する〟(映画『紅い服の少女 第一章:神隠し』より)

2014年の9月に違法伐採グループが山で遭難し、警察は犯行車両を発見したもののグループは行方不明のままだという新聞記事が映ります。

ほかにもたくさん行方不明者、遭難者が続出しており、大坑の山岳地帯は人喰い山かという噂が立てられています。

また紅い服の少女の目撃談もあり、「魔神仔が異空間に連れ去ったのではないか」という記事も掲載されています。

【2016年】

リー・シューフェンは社会局の家庭内暴力防止センターに勤める職員です。私生活では中学生の娘リー・ヤーティンをひとりで育てるシングルマザーでした。シューフェンはヤーティンに帰りが遅くなるから迎えに行けないと電話で話すと、通報のあったある家に職場の後輩の男と共に向かいます。

家主の男はシューフェンと後輩に「1年くらい娘の姿を見ていない」と教えます。児童虐待が疑われるので、シューフェンたちは訪問するのです。家主は部屋まで案内するとそそくさと去り、シューフェンは家の者に呼びかけました。

出てきたのはリン・メイホワという女性です。メイホワはやつれており、体中に呪文のような文字が書きつけられていました。怨霊から逃れるために経文を全身に書いた、耳なし芳一のような状態です。部屋には祭壇のようなものがあり、メイホワの身体の呪文と同じようなものが壁や地面にも書かれていました。

シューフェンはメイホワの娘ヨンチンに会わせてくれと言いますが、メイホワは「1週間前に親戚に預けた。山奥の村だから連絡が取りにくい」と言い訳します。

会話しながら部屋を観察したシューフェンは、隣の部屋の前に食器が置かれているのを見てヨンチンがそこにいると確信します。後輩がメイホワを制止してシューフェンが隙をついてその部屋に入ると、ロウソクがたくさん立てられた部屋にヨンチンがいました。ヨンチンは裸に近い状態で、全身に呪文が書かれていました。

中学生のシューフェンの娘・ヤーティンは、このところ反抗的です。ヤーティンがトイレで吐くような音が聞こえたのでシューフェンが心配して声をかけると、ヤーティンが手に陽性の妊娠検査薬を持っていました。シューフェンは欠席の連絡を学校に入れると、娘を連れて病院へ行きます。

お腹の子の父親について聞きますが、ヤーティンは沈黙を守っていました。妊娠7週が経過しており、医師から薬による中絶を勧められます。

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