映画:絶海9000m

「絶海9000m」のネタバレあらすじと結末

絶海9000mの紹介:2017年製作のポルトガル映画。些細なミスで絶海に取り残された7人が極限の心理状態に陥るサバイバル・パニックスリラー。豪華クルーザーで週末のクルーズを楽しんでいた7人の男女は、沖で泳ごうと海に飛び込む。だが、梯子を出しておらず、甲板に上がることができなくなり…。

あらすじ動画

絶海9000mの主な出演者

アナ(ダニア・ネト)、ダニエル(アフォンソ・ピメンテル)、ラウラ(ダリラ・カルモ)、ハイメ(ディオゴ・アマラル)、マルガリーダ(カタリナ・ゴーベア)、ヴァスコ(ロレンコ・オルティガーオ)

絶海9000mのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①昔からの友達アナ、ヴァスコ、ダニエルがそれぞれのパートナーのハイメ、ラウラ、マルガリーダを連れ、6人(+赤ん坊1人)でヨットに乗って海に繰り出す。沖で泳ぐがハシゴを降ろしていないことに気付き、船に戻れなくなる。 ②6人は船に戻ろうとあれこれ模索するが、方法がなく1人また1人と死んでいく。ダニエルが犠牲になってアナを船にのぼらせ、アナと赤ん坊・エンリケだけが助かった。

【起】- 絶海9000mのあらすじ1

絶海9000mのシーン1 ポルトガル、マデイラ諸島のポルトサント島。

飛行機でハイメとアナの夫婦は、赤ん坊のエンリケを連れて島へ降り立ちます。
夫婦が今回、島へやってきたのは、アナの学生時代の元カレ・ダニエルの呼びかけで、クルージングをするためでした。

夫・ハイメは正直なところ、乗り気ではありません。
招待したダニエルが昔とはいえ、妻・アナの元カレだということや、今までに2~3回会っているにも関わらず、ダニエルがハイメのことを覚えないことが理由です。
ハイメはアナだけ行けと言いますが、アナは「夫婦で行こう」と誘います。

車で向かっているところ、途中で追いぬいたバイクがありました。
そこに乗っているのは、ラウラという女性とヴァスキーノ、通称:ヴァスコです。
ヴァスコとラウラは長い付き合いで、アナもダニエルも知っています。
女性看護師・ラウラは自分が年上なのを気にしていますが、ヴァスコはラウラのことを本気で愛していました。


・アナ…本作の主人公。水恐怖症。エンリケという乳児を抱えている。結婚3年目。
・ハイメ…アナの夫。結婚式に招待したので、ヴァスコやラウラと面識あり。ダニエルとはプライベートで2~3回会ったことがあるが、いい印象を抱いていない。
・ヴァスコ…ヴァスコ30歳の誕生日を祝うため、今回のクルージングが組まれた。ラウラと付き合って長く、結婚したい。バイク乗り。
・ラウラ…ヴァスコよりも年上の女性看護師。ザックの交際は順調だが、自分が年上であることに引け目を感じている。
・ダニエル…10代の頃、アナと交際していた過去があり。父親が資産家で、船もダニエル所有のものとなっている。
・マルガリーダ…ダニエルと付き合い始めて3週間の女性。フェロモン系。


今日はヴァスコの誕生日でした。みんなで祝うために集まりました。
ダニエルは小さなクルーザーを所持しており、10代の頃に結成していたバンドの名を、船の名前につけています。そこへみんなを乗せました。

船にはダニエルの彼女になったばかりの、マルガリーダという女性が乗っています。
船の中に案内されたアナは、船室へ赤ん坊のエンリケを置きました。赤ん坊の泣き声が聞こえるよう、トランシーバーを持って移動します。


船上で集まった6人は、乾杯しました。
乾杯の後、みんなは好きな時間を過ごし始めました。
ヴァスコはラウラを口説きます。長い付き合いなのに、ラウラが年上であることを引け目に感じて、プロポーズに応じてくれないので、甘い言葉をかけて説得します。

その後、ラウラはアナに「水恐怖症は治っていないのか」と声をかけました。アナは昔から水が苦手で、こわいのです。
アナはまだ治っていないことを告げました。
マルガリーダは、ビキニ姿で日光浴をします。


ヴァスコが船の上でタバコを吸うのを見て、船長のダニエルが注意します。
「火はあぶないから」というのが言い分ですが、本当の理由は「船を汚したくないから」です。
注意されたヴァスコは、ダニエルの家が資産家であることなどを挙げて嫌味を言いますが、ダニエルは何も答えませんでした。

【承】- 絶海9000mのあらすじ2

絶海9000mのシーン2 …実はダニエルの一家は資産家であるのですが、不正がばれて、父親は捜査対象になっており、週明けの月曜には逮捕の見込みです。
ダニエルも借金を抱えており、この船も借金の抵当に入っていました。名義もすでに、別の人のものとなっています。
最後のクルージングのつもりで、ダニエルはみんなを誘ったのです。
タバコの注意は「船を傷めると、船を売った相手とトラブルになる」ことを恐れたためでした。


クルージングに参加したものの、相変わらずダニエルが自分のことを覚えていないことにむかっ腹を立てたハイメが、沖合で泳ぎ始めます。
マルガリーダも、ハイメを見てすぐに海へ飛び込みました。
ヴァスコはラウラ用にイルカの浮袋を用意し、ヴァスコとラウラもは喜んで海へ繰り出します。

ダニエルは船室にいる元カノのアナに、もし自分たちが別れずにいたら、今のように赤ん坊が生まれていたのだろうかと話します。
アナはそれに対し、交際していた時にもダニエルが何度も浮気したことを告げ、ありえないと拒絶しました。
赤ん坊のエンリケは、船室で眠っています。

ダニエルはアナの水恐怖症を、あまり深刻にとらえていませんでした。
ゴーグルと救命胴衣を見せて、救命胴衣をつけて入れば、海など怖くないとそそのかします。
アナは拒否しますが、水に入ってしまえば慣れるだろうと軽く見たダニエルは、アナをひっぱって海に連れ込みました。
この時、ダニエルは大変なことを失念していましたが、それに気付くのは、もっとあとのことでした…。


海に連れ込まれたアナは、放心状態に陥ります。
周囲の者が急いでアナに救命胴衣をつけますが、アナはしばらくパニック状態になりました。
看護師のラウラがアナをあおむけに浮かせ、適切に処置します。

「ハシゴは?」とラウラがダニエルに聞きました。
アナを水から引き揚げるのが最善だと判断したのですが、確認しに行ったラウラは、ハシゴがおろされていないことに気付きます。
船長であるダニエルは、海に入る前にハシゴをおろすのを忘れていました(これがダンの最大のミス)。そのまま飛びこんでしまったのです。

つまり海の中に大人6人が飛びこんだまま、船室には赤ん坊のエンリケが取り残され、誰も船に戻れない状況です。
船は高さがあり、海面から船の甲板まで2mくらいの距離がありました。ジャンプしても届きません。


アナにはハイメが付き添って、話しかけました。
ダニエル、ヴァスコ、ラウアは、のぼる方法を模索します。
イルカの浮袋を踏み台にして、ヨットにのぼれないかダニエルがチャレンジします。
ダメでした。イルカに穴が開き、使いものにならなくなります。

【転】- 絶海9000mのあらすじ3

絶海9000mのシーン3 続いてみんなが考えたのは、船首から下がる船の旗に手をかけて、引き寄せようとすることでした。
いいところまでいくのですが、最終的に旗が破れ、失敗に終わります。
ほかの船を探そうという案も出ますが、なかなか船が通りかかりません。
見渡すかぎり周囲には、陸地も何もありません。
陸地から離れた、絶海9000mのところで、アナたちは孤立してしまったのです。


船に戻れない一同は、次第にイライラし始めました。非難がダニエルに集中します。
ラウラが足に何かが触ったと言い、ヴァスコは鼻血が出たと言います。
マルガリーダは、ダニエルに怒り始めました。
交際してまだ3週間のマルガリーダは、「前の恋人のウーゴを忘れるためだった」と言い、なぜ他人に囲まれて死ななければならないのかと、嘆き始めます。
マルガリーダはアナの救命胴衣を奪おうとし、みんなに止められました。

引き離されたミッシェルは「仲間が大事か。私は仲間はずれか」と言います。
マルガリーダにラウラがつきそい、慰めました。
泣かずに体力を温存しよう、そのうちに船が通りかかると言って、励まします。


船の上にある、携帯が鳴る音がしました。
ハイメのシャツのポケットに入れたままの、携帯でした。
海からジャンプしてヴァスコが電話に出たのですが、ろくに会話にならないまま通話が終了します。
腹を立てたヴァスコが衝動的に海辺に放ったため、携帯は濡れて壊れました。

ハイメはずっとアナに付き添い、励ましていましたが、ハイメの足がこむらがえりを起こしました。すぐにおさまります。
ところで、次第にアナは落ち着きを取り戻していました。長い間、水につかっていたからです。
冷静になってきたアナは、船室に取り残された赤ん坊・エンリケの心配をし始めました。


時間が経過し、少し暗くなってきました。
ダニエルが、全員の水着を繋いでロープを作り、それを甲板のポールにひっかける作戦を言い出しました。
恥ずかしさよりも生死のほうが大事なので、みんなすぐ水着を脱ぎます。
ヴァスコがたまたま、ナイフを持って海に入っていました。そのナイフを借りて、ダニエルは水着を切り、長いロープを作ります。

落ち着いたアナが船にしがみつくのを見たハイメは、船底の様子を見に行く気になりました。
船長のダニエルに質問したのですが、ダニエルは船長にも関わらず、船の設備をろくに知っていないからです。
あてにならないダニエルに変わり、ハイメは船底を見るために潜りました。


その時に、遠くを船が通りかかります。
みんなは手を振って助けを求めますが、気付いてもらえず、船はそのまま去りました。

【結】- 絶海9000mのあらすじ4

絶海9000mのシーン2 ダニエル、ヴァスコ、ラウラはロープを完成させ、船のポールにひっかけようとします。
落ち着いたアナも協力し、ポールにひっかけられました。
精神的に参りかけていたマルガリーダから、ロープでのぼらせようと考えます。
ダニエルがマルガリーダを探しますが、マルガリーダはすでに力尽きて、海に沈んでいました。溺死です。

戻ったダニエルは、マルガリーダの死を告げずに、自分がのぼろうとしました。
言われなかったものの、他のメンバーもマルガリーダが死んだと気付きます。
ダニエルの重さを支え切れず、ロープは落ちました。


時間だけが経過し、みんなギスギスし始めます。
ハイメは船底を見た後に浮上しようとしますが、誤って頭を打ちました。
浮上したハイメは頭から血を流し、意識も朦朧としています。
ラウラがざっと診て、頭蓋骨折を疑いました。意識が混濁し、瞳孔も開いているからです。
アナがハイメに付き添い、話しかけます。


イライラしたヴァスコがナイフで船体を傷つけ始めます。
それを制止したダニエルと揉み合いになり、ヴァスコの腹にナイフが刺さりました。大量に出血します。
ヴァスコは衰弱しました。そのまま死にます。

喉が渇いたダニエルは、船のそばで海水を口にします。
ダニエルをラウラが責めました。
ダニエルは、船も既に人手に渡って自分のものではないことや、週明けに父が刑務所に入ることを告げます。
自分が悪いわけじゃないのだと、ダニエルは嘆きます。

船室で赤ん坊のエンリケが泣き始めました。
母親のアナはそわそわしますが、船室に入ることができません。


夜になりました。
アナはハイメを抱えて、2人の思い出のゴディーニョの曲の話をします。
アナはハイメに歌ってきかせます。

何もできないのはつらいので、助けを呼びに陸地を目指すとラウラが言いました。
体力があるうちに動くべきだと考え、ラウラは岸がどちらか分からないまま、泳ぎ始めました。そのまま消息を絶ちます。
(おそらく、力尽きて死亡したと思われる)


ハイメが息を引き取り、アナは嘆きます。
アナはダニエルを罵りますが、ダニエルも体力的に限界でした。
弱気になったダニエルは「俺が死ぬべきだった」と言います。

水中ゴーグルを船体に刺したダニエルは、そこに足がかりを作ります。
自分がゴーグルを持ち(そのままだと足を切るので、ダニエルは握って自分の手を犠牲にした)、そこを踏み台にしてアナを船にのぼらせました。


アナは船にのぼると、ハシゴをおろす装置のスイッチを押します。
ハシゴは降り始めました。
アナは船室にいる赤ん坊の娘・エンリケのところへ行き、抱きしめます。
いつまでもダンが戻ってこないので、戻ってみると、ダニエルの姿はありませんでした。
アナはダニエルを探しに、海へ飛び込みます。


…朝。
アナと赤ん坊のエンリケは、別の船に発見されました。
アナはその船に手を振ります…。

(助かったのは、アナと赤ん坊のエンリケ)

(原題『Perdidos』=『失われた』『負けた』)

みんなの感想

ライターの感想

邦題は『絶海9000m』だが、原題はまるきり違う。
そして内容は…『オープン・ウォーター2』のまんま!
え、これ、大丈夫なの? と思うほど、まんま。どうやら正式なリメイク作品のようだが…。
もともとドイツ映画の『オープン・ウォーター2』との違いは「主人公の女性が水恐怖症になった過去のトラウマ」がない。
人物のフェードアウトも、こちらの作品はあまり描かれない。
リメイクした結果、前よりもひどい出来になってしまっている。
これ見るくらいなら、『オープン・ウォーター2』を見てください!
  • 匿名さんの感想

    だったら見るなくそごみが

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