「隙間女劇場版」のネタバレあらすじと結末の感想

隙間女 劇場版の紹介:2014年公開の日本映画。AKB48の菊地あやか(「忍道 SHINOBIDO」)主演で“隙間女”の都市伝説を映画化したホラー。呪いに憑りつかれた妹を助けるために、隙間女の謎に挑む女性が体験する恐怖を描く。共演はアイドルグループ“アイドリング!!”の橘ゆりか(「カスタードプリン」)。監督は「たいむすりっぷメガネ」の永江二朗。

予告動画

隙間女劇場版の主な出演者

田茂小春(菊地あやか)、市井沙織(橘ゆりか)、田茂今日子(芦原優愛)、岩田志摩子(田中瞳佳)、三瀬克也(森山栄治)、管理人(永江二朗)

隙間女劇場版のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①小春の妹・今日子が家で衰弱しているのを発見。今日子は2週間前に友人らと空き家に行き、以後隙間を見るのが怖くなったと言う。隙間女について調査した小春は、都市伝説に行きつく。 ②小春は妹・今日子が行った空き家に行き、亡くなった志摩子の霊を弔った。ところが隙間女の呪いは健在で、小春も今日子も連れ去られて隙間女になった。

【起】- 隙間女劇場版のあらすじ1

田茂小春は東京のマルヤス建設工業所で事務仕事をする若い女性です。ある日、小春宛に大川マンション管理人の上本という人から電話がかかってきました。
上本は、小春の妹・今日子の住むマンションの家賃が1か月遅れていることを告げます。連絡しても、家を訪ねてもいないと言いました。
小春はこの何年も妹・今日子と疎遠になっていました。そのことを告げ、オオカワ不動産の住所を聞きます。
その日の仕事終わりに、小春は東京都練馬区にある、オオカワ不動産を訪ねました。上本が応対します。
上本は「家賃の滞納は今までに一度もなかったことなので、妙に気になった」と言いました。上本の案内で、小春は今日子の住む部屋に行きます。
部屋に入ると、不穏な気配が漂っていました。
見ると、部屋中の隙間にすべて赤いガムテープが目張りされています。同行した上本も「なんですか、これ」と驚いています。
小春は、浴槽に横たわっている着衣のままの今日子を見つけました。今日子は衰弱しており、病院に運ばれます。
医者は「衰弱しているが命に別条はない」と告げた上で、昏睡状態が続く今日子のことを「意識が戻ってもおかしくないのに、意識が戻ることを拒絶しているようだ」と言いました。
両親に連絡を取ってくれと言われますが、小春は電話しようとしてやめます。
小春と今日子の両親は、娘たちに暴力を振るっていました。小春は学校を卒業後、ひとりで先に家を出て上京します。
今日子は「中学を卒業したら引き取ってほしい」と小春に言っていたのですが、小春は経済的ゆとりがなく、妹・今日子を見捨てる形になってしまっていました。今更ながら、申し訳なく思います。
今日子の着替えを取りに部屋に戻った小春は、飾られた写真を見ていて、部屋にビデオカメラが置かれているのに気づきました。再生すると、自室の壁を撮影している映像が流れます。
部屋の白い壁と扉の僅かな隙間に、一瞬ですが、白い顔のようなものが映っていました。小春は、その場所の目張りを外して確認しますが、何も見えませんでした。
病室に戻ると、しばらくして今日子が目覚めました。小春は今日子の意識が戻ったのを喜びますが、今日子は反射的に病衣のまま病室から逃げ出します。
今日子は控室に逃げ込みますが、ロッカーの隙間が怖くてそこも抜け出しました。

【承】- 隙間女劇場版のあらすじ2

部屋を飛び出した今日子は、見晴らしのよいテラスの中央のソファに腰かけていました。小春が見つけます。
小春は震える今日子を抱きしめました。
退院後、小春は妹・今日子を心配して今日子の部屋に泊まります。
今日子は姉・小春が家を出て行った後、ひとりで姉の分まで暴力を受けていました。
やがて虐待がばれて妹・今日子は施設に引き取られて、両親のその後は知らないそうです。
今日子は楽しい学校生活を取り戻したくて、現在は専門学校生になっていました。
小春は今日子に目張りの事情を聞きますが「言っても信じない」と、今日子は話そうとしませんでした。
その夜、今日子は怖い夢を見てうなされます。自分を抱きしめて「ずっとそばにいてあげられなくてごめん」と謝る姉・小春に、やっと事情を説明し始めました。
2週間前の深夜、今日子は同じ専門学校の友人たち3人と、「昔、人が殺されたという空き家」に肝試しに行きました。男友達2人が先に入り、今日子と女性の友人が玄関に残ります。
奥から祐介の悲鳴が聞こえたので、今日子たちも家に入りましたが、それは祐介のいたずらでした。そのうちもう1人の男性・松尾光明が押し入れに引きずり込まれます。
急いでその空き家から残りの3人は出て、光明が行方不明になったことを警察に届けます。ところがこの日からメンバー全員が「女性が隙間にいる」のが見えるようになり、1人ずつ行方不明になっていったそうです。
最後に残った今日子は、自分が次いつ引きずり込まれるのか不安で、それで隙間を塞いでいたのでした…。
…同じ頃。
ある古い一戸建ての日本家屋を、市井沙織の父が購入しました。父はたまたまその物件を見つけて、思いのほか安く売られていたので買ったそうです。
元の持ち主は失踪しており、現在は市の管理となっていました。解体費用がない代わりに、市はただ同然で父に譲ってくれました。
家の中には前の住人の持ちものがまだ乱雑に置かれたままでした。沙織は父と昼間に整理しに家に入り、気味の悪い思いをします。
沙織は写真が挟まれたスケジュール帳を見つけました。そこには、志摩子の写真と、簡単な日記が書き込まれていました。
最初の頃は日記の持ち主は「今日、志摩子は何した」というふうに観察日記を書いていたのですが、途中から字が乱雑になります。

【転】- 隙間女劇場版のあらすじ3

やがて日記のページは「裏切り者」「ゆるさない」の文字でいっぱいになり、その次のページには「殺す」一色でした。
その次のページは…「僕を裏切るとこうなるんだよ。でも心配しないで。僕もすぐに志摩子のところへ行くから」と書かれています。沙織は恐れました。
家の整理がすぐには片付かないので、沙織と父はビジネスホテルに泊まります。ホテルの部屋の隅に、沙織は盛り塩をしました。
夜、目覚めた沙織は、部屋に父の姿がなく、盛り塩が崩れているので、古い家に行きます。
2階に物音が聞こえた沙織は階上に行き、奥の扉に父がひきずりこまれるのを見ました。
気配に振り返った沙織は、天井から女がぶらさがったのを見ます…。
…今日子の話を聞いた小春は、インターネットで「隙間 幽霊」で検索してみます。すると「隙間女」という情報掲示板がありました。小春は管理人に会いたいと送信します。
掲示板の管理人は、隙間女にまつわる都市伝説を小春に話しました。
「視線を感じて隙間を見ると、そこに自分をじっと見ている目がある。隙間から覗かれた相手は、隙間に引きずられてしまう。その後どうなるかは不明だが、二度と会えないことは確かだ」と管理人は言います。
小春は対処法を聞きますが、管理人は「霊媒師に聞いたが、お祓いはできないと言われた。古い霊を除霊するには、その年月分の除霊が必要だと言われた」と告げました。
小春はそんなには待てないと思います。管理人は「では、彼女の遺体を発見して供養してやれ」と言いました。
都市伝説のルーツは、管理人の恋人・岩田志摩子のようでした。20年前に管理人は志摩子と結婚を約束していましたが、ある日突然志摩子は失踪したのです。その後ずっと行方不明でした。
管理人は警察に届けて捜索してもらいましたが、見つからないままでした。
管理人はその後、偶然ですが隙間女の都市伝説を知り、16年前に隙間女の写真を見て驚いたそうです。その隙間女の顔は、自分の婚約者・岩田志摩子だと思ったからです。
以降、手がかりを得たい管理人は掲示板を開いて、隙間女の情報を収集していました。今日子が入ったという空き家には、志摩子の遺体があるかもしれないと言います。
小春は今日子に聞いて空き家の住所を管理人に教えました。小春は同行すると言いますが、管理人は「供養が終わったら連絡する」と言い、小春には妹のそばにいてやれと言います。

【結】- 隙間女劇場版のあらすじ4

管理人は昼間に車で空き家に行きますが、隙間女に引きずり込まれました。
翌日、管理人と連絡が取れないので、小春は気になります。夜になり、空き家に行ってみました。
管理人の携帯に電話をかけると、家の中で聞こえます。家に入った小春は、管理人の携帯が奥の押し入れ手前にあるのを発見しました。
背後に気配を感じた小春が振り返ると、沙織がいました。沙織は無事でした。ちょうど同じ時に管理人が来たため、管理人が代わりに引きずり込まれたと言います。
小春は志摩子の死体を探していると言い、スケジュール帳で志摩子の名を知る沙織は、ここに本当に遺体があるのか半信半疑ながら、小春に協力しました。2人で探そうとします。
家を見て回った2人は、1階の奥の間取りがおかしいと気づきました。2階の方が敷地面積が大きくなるところがあるのです。
奥の壁がでっぱったところを見に行った沙織は、引きずりこまれました。小春も、隙間から出て来た女に襲われそうになりますが、首を絞められながら、女の意識が流れ込みます。
その女・志摩子はストーカー男に拉致されて、この家に監禁されていました。ストーカー男は志摩子の愛情を欲しがりましたが、いつまでも自分のものにならない志摩子に殺意を覚え、首を絞めて殺しました。
奥に女性のミイラ化した死体を見つけた小春は、その手を握ります。ミイラ化した手は青い炎に包まれました。志摩子は無事に成仏したようで、小春は助かります。
小春はその空き家を焼き、二度と隙間女が出ないようにしました。
…後日。今日子はすっかり元気になりました。姉・小春と2人で一緒に暮らす家を探します。次は豊島区あたりに住むのはどうだろう…そう打ち合わせしていました。
残業した姉・小春はオフィスの机の隙間に書類を落とし、それを拾いながらふと「隙間に引きずり込まれた人がどこへ行くのか。地獄より、もっと悪いところかも」と思いを馳せます。
次の瞬間、隙間の奥に目を見て、小春は引きずり込まれました。
妹・今日子は家で荷造りをしている時に、同じく隙間に引きずりこまれます。
隙間に引きずり込まれた小春や今日子、沙織らも隙間女となりました。都市伝説がどんどん広まります…。
(隙間女を見た者は全滅。さらに隙間女になるというオプションつきで、どんどん数が増えるらしい)

みんなの感想

ライターの感想

ホラーの感じはよくできていた。が、全体的に底が浅い感じ。ムードはグッド。
隙間とはいっても、かなり広いです。だからあまり怖くない。なにせ顔が識別できるくらいの広さがありますから「隙間女」というほどじゃないんだよね。
確かに「隙間から目が判別できる」程度の幅がないと成立しないわけだから、これは仕方がない。
空き家を小春は燃やしたのですが…これって犯罪にならないのかな。あと、手伝ってくれた沙織がひきずられていなくなったのに、ショックを受けるわけでもなく、後日妹と引っ越しの打ち合わせ…なんか薄情だぞ、小春。

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