映画:黒人魚

「黒人魚」のネタバレあらすじと結末

黒人魚の紹介:2018年製作のロシア映画。ロシアで長年伝わるルサールカ<水の霊>伝説をモチーフにしたファンタジー・ホラー。湖畔にある別荘に友人たちと静養にやって来たローマ。深夜、一人で湖を泳いでいると謎の女に出会うが、それ以来、彼は恐ろしい幻想に襲われ、日ごとに体力が衰えていく…。

あらすじ動画

黒人魚の主な出演者

マリーナ(ヴィクトリア・アガラコヴァ)、ローマ・キタエフ(エフィム・ペトゥルニン)、リサ・グリゴリエヴァ〔人魚〕(ソフィア・シドロブスカーヤ)、イリヤ(ニキータ・エレネフ)、オルガ(セシル・プレッチェ)、父(イゴール・クリプノブ)、母(ナデツダ・イゴシナ)、花嫁(ダリア・ヤルトセヴァ)

黒人魚のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①結婚予定の若者・ローマは、婚約者・マリーナ、姉・オリガ、親友・イリヤと共に湖がある別荘へ行く。湖には人魚がおり、ローマは人魚に魅入られてしまった。 ②幻覚を見て体力を消耗するローマの呪いを解こうと、周囲の者は尽力。人魚の正体は失恋して自殺したリーザという女性の悪霊、ローマとマリーナのみ助かる。

【起】- 黒人魚のあらすじ1

黒人魚のシーン1 夜の湖には、人魚がいるから近づくなという言い伝えがあります。
人魚は人間を襲い、鋭い牙で噛みついて、湖の底へ引きずり込むと思われていました。
人魚に見つめられると、人間は魅入られてしまい、逃げられなくなります。
そんな人魚から助かる方法はただひとつ…、自分にとって最も大切な人を差し出すということだそうです。
人魚は「本物の愛」を知らないとされていました。
ですから、最愛の人を差し出すと、差し出したひとは助かるそうです…。


ロシア。
何十年も昔。

ミシャという男性は、人魚に魅入られて湖に引きずり込まれます。
それを助けたのは、ミシャの妻・アーニャでした。
アーニャはミシャを湖から引き上げ、ミシャは助かります。
ところが代わりに、アーニャが湖に引きずり込まれました。
あっという間のできごとで、ミシャは呆然とします…。
(ミシャとアーニャ夫婦のことは、あとで判明する)


現在。

ローマという青年は、若い女性・マリーナと婚約していました。
近々、ローマとマリーナは結婚する予定です。
ローマは泳ぎの達人でした。水泳選手で、マリーナにも泳ぎを教えます。
週末を使い、ローマは親しい仲間たちと、別荘へ行くつもりです。


・ローマ…若い男性。マリーナと結婚予定。オリガという姉がいる。
・マリーナ…金髪の若い女性。ローマの婚約者。泳ぐのは不得意。
・オリガ…焦げ茶の髪の女性。ローマの姉。
・イリヤ…若い男性。ローマの親友。


ローマ、マリーナ、オリガ、イリヤの4人は、週末を別荘で過ごすために、車で移動しました。
別荘は、ローマとオリガの姉弟の家のものです。
姉弟の母は、幼い頃に別荘の前にある湖で、溺死していました。
その場に居合わせた父は、母の死のショックで発狂しています。

【承】- 黒人魚のあらすじ2

黒人魚のシーン2 別荘でパーティーを開いている夜、ローマはパーティーを抜けて、こっそりと湖へ行ってみました。
湖でひそかに泳いでいたローマは、そこで髪をクシでとかす女性を見かけます。
警戒しつつ近寄ったローマは、女性に威嚇されました。
女性は人魚で、とがった歯をむき出して威嚇すると、ローマにキスをして誘惑します。
ローマは人魚に魅入られたようです。

気がつくと、ローマは湖のそばで寝ていました。
イリヤに明け方、見つけられます。
ローマのそばにはクシが落ちており、イリヤが示します。
クシがあることで、ローマは、昨夜起きたことは夢ではないと気づきます。


人魚に魅入られたローマは、その日から人魚の幻影に悩まされます。
よく眠れなくなり、起きているあいだも、人魚の幻を見るようになりました。
ローマが高熱を出し、寝込みます。
看病をしたマリーナは、オリガに相談しました。
しかしオリガはマリーナの話をろくに聞かず、ローマの部屋にあるクシに視線が釘づけでした。
姉のオリガは、そのクシが母の形見だと、両親の写真に写っていることで気づきます。

水泳の練習をしたローマは、プールで泳いでいる最中に、湖に移動したような感覚を受けました。
実際はプールで溺れ、脱水症状で助けられます。
助けられたローマは、湖である女性(人魚)を見て以来、10代後半の女性の気配がするようになったと、友人のイリヤに相談しました。
その女性とキスをしたという話を聞いたマリーナは、ショックを受けてその場を去ろうとします。

【転】- 黒人魚のあらすじ3

黒人魚のシーン3 ローマの様子がおかしいと気づいた姉・オリガは、発狂した父・ミシャのところへ行き、話を聞きました。
父・ミシャは多くを語ろうとしませんが、ただ「彼女には話しかけるな」と助言します。
母・アーニャがミシャを人魚から引き離そうとして、帰らぬ人になったのだと、オリガとローマは教わりました。
(映画の冒頭にある、ミシャとアーニャの話は、ローマやオリガの両親の話だった)


オリガやローマ、イリヤ、マリーナは再び湖に行き、人魚の呪いを解く方法がないか探ります。
ローマとマリーナは、別荘の部屋で話し合います。
オリガは、イリヤに湖へ潜ってもらい、手がかりがないか探してもらいました。
イリヤは湖の底に、「リーザ・グリゴリエヴァ」という少女の墓を見つけました。1853年に、18歳で亡くなっています。

同じ頃。
別荘に残ったローマとマリーナは、人魚とローマの母・アーニャの幻影を見ました。
そこへオリガとイリヤが戻ってきます。
湖の底にあった墓を報告したオリガは、クシに原因があるのではないかとみんなに考えをのべます。
髪の毛は女性にとって大事で、それを梳かすクシも重要だと言ったマリーナは、ダムの建設で湖に水が大量に流れ込み、墓におさめられていたクシが出てしまったことで、今回の騒動が起きていると言いました。
クシさえ墓に戻せば、問題が解決すると言います。


恋人のマリーナは、地下室で儀式をおこないます。
ローマを自分のもとへ返して欲しいマリーナは、宝物と引き替えにすると言います。
クシを水につけ、あわせ鏡で人魚を呼び出したマリーナは、人魚・リーザの過去を知りました。

【結】- 黒人魚のあらすじ4

黒人魚のシーン2 …リーザは昔、愛する男性がいました。
ところがその男性は心変わりをし、リーザを捨てたのです。
リーザは割れた鏡のカケラを武器にして男性を殺し、そのあと、自らは湖に飛び込んで自殺しました…。

幻影を見たローマは、恋人のマリーナがたくさんいるように感じますが、正解のマリーナを当てます。
本物のマリーナを当てたことで、ローマは、呪いが解けたと思いました。
しかし、話はそう簡単なことではありませんでした。


地下室に浸水が起こり、親友のイリヤが溺死します。
人魚が現れると、「あなたの愛する人みんなを連れていく」と言います。
オリガとマリーナがローマを助け、車に乗って去ろうとしました。

雨が降り始め、車の調子が悪くなったので、ローマは車を降りてボンネットを開き、様子をみます。
そのあいだに車の中に水がたまり、オリガとマリーナが溺死しそうになりました。
気づいたローマが石で車の窓を割り、2人を助けます。


クシを返したのに、なぜいつまでも人魚が追うのか、分かりません。
ローマが「狙いは僕だ」といい、自分を犠牲にしようと湖へ走ります。
弟・ローマが大切な姉・オリガは、マリーナを椅子に縛り、代わりに差し出そうとしました。
そこへ父親・ミシャがやってくると、「彼女が欲しいのは、我々の愛だ」といい、自分が犠牲になろうとします。
父・ミシャは人魚・リーザに連れていかれました。
姉のオリガも、連れていかれます。

マリーナは、人魚・リーザの執念はクシではなく、髪の毛に宿っているのではないかと考えました。
リーザの髪の毛を切れば襲われなくなるのかと考えたマリーナは、リーザに向かいます。
リーザはマリーナに乗り移りますが、ローマが髪の毛を切りました。
マリーナは湖に落ちて溺れますが、助けたローマが蘇生措置を行ないました。
マリーナは息を吹き返します。
助かったローマとマリーナは、2人で湖のそばにある別荘を立ち去りました。

みんなの感想

ライターの感想

人魚伝説をベースにしたダークホラー。…え、人魚の要素、どこにある!?
えと、人魚のかけらもありませんでした。女性も歯がぎざぎざしているくらい。まあそこそこ怖くはあるけれど。
この手の映画にありがち。主人公たちカップルは助かるんよね。ひどっ!
ムードはそれっぽかった。でも、内容的には浅い~。
いえ、ほんとに人魚じゃなくて、よかったのではありませんか? そう、製作者に訊きたい…。

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