「CAGEケージ」のネタバレあらすじと結末の感想

CAGE ケージの紹介:2014年製作のカナダ映画。世界中のホラー映画祭で数々の賞を受賞したスラッシャーホラー。ハロウィンの夜、人里離れた郊外の屋敷にベビーシッターとしてやって来た女子高生・カイリー。子どもを寝かし付けたところへ、不気味な豚のマスクを被った少年が訪ねて来て…。

予告動画

CAGEケージの主な出演者

カイリー・ウィンターズ(アリーサ・キング)、フィービー(マディソン・ファーガソン)、サム(クリストフ・ガランダー)、ロバータ(サモラ・スモールウッド)、マーカス(アーロン・チャートランド)、グレン・ハリソン(ロバート・ノーラン)、子ブタ(レオ・パディ)、ブタ(バート・ロコン)

CAGEケージのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①同級生のハロウィンパーティーでエロ動画を撮られたカイリーは学校でいじめに遭う。その日の夜、ベビーシッターのバイトに行ったカイリーは、ブタマスクをつけた集団に襲われる。 ②カイリーは3人のブタマスクを撃退した。ところがブタマスク集団はほかにもおり、後日復讐に現れた。

【起】- CAGEケージのあらすじ1

アメリカ・マサチューセッツ州。
女子高校生のカイリー・ウィンターズは母・エイミーとの母子家庭です。平凡な生徒で、どちらかというと目立たないカイリーは、お人よしでした。
同じ学校の生徒たちが集うハロウィン・パーティーに誘われたカイリーは、赤ずきんちゃんの扮装をして参加します。
パーティーで、同じ高校に通うモテモテの男子生徒・マーカスに誘われたカイリーは、マーカスが彼女と別れたというので、求められるまま台所でこっそりマーカスにフェラチオします。
ところがそれを隠しカメラで撮影されていました。カイリーは後ろ姿が撮影されているだけなのですが、知る人が見れば誰か一目瞭然です。
翌日、登校したカイリーは、高校中にその動画が出回っているのを知りました。マーカスは校長先生に注意されたと言い、カイリーになんとかフォローしてくれと訴えます。
しかもマーカスは彼女と別れておらず、マーカスの彼女とその女友達2人に呼び出され、いじめられました。牛乳をかけられて「告げ口したらただじゃおかないぞ、アバズレ」と言われます。
カイリーの赤い車のフロントガラスには、口紅で「1.ズボンを下ろす 2.口に含む 3.ご奉仕」といういたずら書きがされていました。カイリーは半泣きで家に帰ります。
帰宅してシャワーを浴びている間に、母・エイミーが帰宅しました。エイミーは校長から電話があったと言って、カイリーに「自分の身は自分で守れ」と言います。
その日の夜、カイリーは遠方のハリソン家のベビーシッターのバイトが入っていました。
悲しい気分のまま、カイリーは出かけます。
バイトに出かける途中にも、カイリーの携帯にマーカスから電話が入りました。校長先生にかなり糾弾されているようで、このままだと何かの処分を受けそうなマーカスは、カイリーになんとかしてくれと言います。
「これから自宅へ行くから」と告げるマーカスに、「シッターのバイトがあるから家にはいない」と言って、カイリーは電話を切ります。
携帯を置いたカイリーは、道の脇に怪しいトラックが停車しているのを見て、なんとなく違和感を覚えます。トラックは「eat Pork(豚肉を食べよう)」という文字が横に書かれた、一見何の変哲もない商業用トラックです。
カイリーはアクセルを踏んで車を加速させると、バークシャー郡にあるハリソン家に行きました。
ハリソン夫婦は教育委員会のハロウィンパーティーに呼ばれており、留守にするためにカイリーを呼んでいました。奥さんが教育委員会の委員をしているのです。
ハリソン家は引っ越しを控えていて、家のあちこちに梱包した段ボールが置かれていました。夫・グレンの勤務する会社の本社が移転して通勤が大変になるため、引っ越すそうです。
奥さんは既にカイリーの噂を知っているようで「できれば他の人にしたかった。男は連れ込まないで。子どもを最優先にすること」とカイリーに耳打ちしました。
家には双子の姉弟・フィービーとサムがいます。就寝は9時だそうです。
ハリソン夫妻は午前1時ごろに帰宅すると言うと、白い車で出かけていきました。
ところでハリソン邸はすごく豪華な屋敷です。一家4人で住むには広すぎる敷地面積で、家の玄関にはロータリーがありますし、屋敷も三棟がくっついている形をしています。

【承】- CAGEケージのあらすじ2

少女・フィービーと少年・サムたちも聞きわけがよく、カイリーは彼らのかくれんぼの遊び相手をしました。屋敷は広いしサムは隠れるのが上手で、カイリーは見つけられません。
遊び相手をしていると、ハリソン家に電話が鳴りました。出るといたずら電話なので、すぐにカイリーは切ります。
就寝の9時近くになったので2人を寝かしつけました。フィービーは「モンスターがクローゼットにいるから怖い」と言うので、カイリーはクローゼットを開いていないことを証明すると、「フィービーは女王様になって、いつまでもモンスターを見ませんでした」という短い物語を聞かせて寝かせました。
パソコンを借りて自分のメールボックスを確認すると、「新しいスクールマスコット フェラ好き女カイリー」という不愉快な動画が送信されていて、カイリーは怒ってパソコンを閉じます。
ハリソン家にまたいたずら電話がかかってきて、カイリーはすぐ切りました。
その後トイレに行って用を足しながら、ハリソンの奥さんの腕輪を眺めていたカイリーは、トイレの窓に子ブタのマスクをかぶった少年が見ていたのに気づきませんでした。
ハリソン家の玄関ドアがノックされます。夜に訪問客、なんだろう…と思いながらカイリーが覗き穴から外を見ると、ブタのマスクをはめた子どもが「トリック・オア・トリート」と言いました。
遅い時間をとがめながらも、カイリーは玄関脇に置かれたお菓子を渡そうとします。
ここで先にブタの紹介を。
・黒ブタマスク…見るからに大人。後に判明、中年男性。
・肌色ブタマスク…これも大人。後に判明、実は女性。
・子ブタマスク…子ども。少年。
ドアを開けると、玄関すぐ前には子ブタマスクがおり、離れた後方に肌色ブタマスクがいました。子ブタマスクの持つ袋にカイリーがお菓子を入れようとすると、ドア横に隠れていた黒ブタマスクの男が襲ってきます。
カイリーは慌ててドアを閉めたので無事でした。急いで施錠して、家の電話で911(警察)に通報しようとしましたが、通じません(回線を切られたものと思われる、また2度あったいたずら電話も、家の中に他に大人がいないか確認するための、ブタマスク連中の仕業だと思われる)。
自分のバッグから携帯を出して警察に通報し、相手の男性に「覆面の男が襲ってきたの」と話したところで通話が切れました(これは警察への通報、これを受けてパトカーと警官がやってくる)。
一旦繋がらなくなったのを不思議に思ったカイリーですが(本当は妨害電波を出されたので繋がらなくなった、以後の電話は先にネタバレになるが、犯人が電話を受けている)、今度は女性に繋がったので、詳しい住所や、襲ってきた人たちの人数を知らせます。
さらに家の中には子どもが2人いると知らせながら、カイリーは1階の窓ガラスのカーテンを閉めていきました。
フィービーが起きて来たので、鍵をかけて隠れておけと指示し、カイリーは武器になるものを探しますが、あいにくと台所の引き出しの中のものはすべて梱包済みで、ナイフがありません。
フィービーの悲鳴がしたのでかけつけると、お気に入りのクマのぬいぐるみ・レイノルズが落ちていて、フィービーの姿はありませんでした。カイリーは警察の女性に「家の中に侵入者が入って来た」と告げます。
木製バットを見つけたカイリーは、バットを持ちます。

【転】- CAGEケージのあらすじ3

黒ブタマスクはナイフを手に、カイリーを探していました。カイリーはタンスの上に隠れてやりすごします。
散らばった自分のバッグの中身を見たカイリーは、車のキーを取りました。外に出ようとすると、肌色ブタマスクがいるので引き返します。
2階に行ってサムも探しますが、部屋にいませんでした。2階の窓から外を見ると、1階に黒ブタマスクがいて、肌色ブタマスクが交代で家の中に入ってきます。
肌色ブタマスクをかわして逃げたカイリーは、黒ブタマスクがサムを拉致したことに気づき、電話の女性にサムも捕まったと報告して、「ドアを開けた私が悪かった。私は役立たずよ」と自分を責めました。
電話の女性は、通話を切らずに外へ移動しろと指示します。カイリーはその通りにしました。
子ブタマスクはトラックの運転助手席に座って、警察無線を聞いています。この無線で、警察の到着の目安が分かりました。
カイリーは自分の車に行くとキーを差して、電話の女性に「ここを出たい」と言いますが、女性は「そこで警察の到着を待った方がいい」と答えます。
女性はロバータと名乗りました。ロバータの励ましを聞いて、カイリーは頑張ることにします。カイリーはそこで一旦通話を切りました。
ハリソン家に停まった車が、途中で見かけた豚のトラックと知ったカイリーは、自分の車から出てトラックへ近寄ります。
助手席にいた子ブタマスクが車外に出たので、カイリーは運転席を物色し、懐中電灯を手に入れました。荷台に移動すると、そこにはフィービーのほかにも、手首を吊られてさるぐつわをされた若い女性が気絶して拘束されています。
トラックの助手席に子ブタマスクが帰って来て無線の音量を上げ、黒ブタマスクが荷台のドアを開けてサムを連れてきました。カイリーは物影に隠れます。
子ブタマスクが再び車から出て行ったので、カイリーはフィービー、サム、女性の拘束を解いた後、トラックを発進させようとしますが、エンジンがかかりませんでした。
肌色ブタマスクが気づいたので、カイリーはフィービーとサムを連れて逃げます。拘束されていた女性は、子ブタマスクに捕まりました。
カイリーは自分の車で逃げようとしますが、ボンネットが開けられていました。細工をされたのは一目瞭然なので、2人を連れてカイリーは家の中に入ります。
かくれんぼの得意なサムに、家の中で最高の隠れ場所はどこかと尋ねました。台所の食料庫の下の方に隠れ、手前に段ボールを置いて3人は隠れます。
パトカーに乗った制服警官2人が到着しました。金髪の男性・ストックトンがドアチャイムを鳴らし、黒髪の男性・ライリーはその間に家の周囲を軽く見ます。
ライリーはトラックの荷台のふちの踏み台部分に腰かけますが、そこに血痕を発見してパトカーに戻り、無線で応援を要請しました。無線を切った途端に背後から肌色ブタマスクに首を切られて絶命します。
ドアチャイムを鳴らしたストックトンは、応答がないので裏庭を見回り、窓ガラスが割れているのを見て中へ入ります。カイリーは出たくとも出られず、隠れたままです。
ストックトンは肌色ブタマスクを見つけて、声をかけながら近寄りますが、刺されて倒れました。ストックトンの遺体は連れ去られます。
フィービーとサムを励まして、カイリーは一番近くの家まで助けを呼びに行くと言い、それまでここで待っておくよう言いました。必ず戻ってくると約束し、フィービーの母の腕輪をフィービーの腕につけます。

【結】- CAGEケージのあらすじ4

窓から脱出したカイリーは、途中に通りがかった車に助けを呼びました。それはマーカスの車で、マーカスはカイリーを説得しようと思ってハリソン邸に来ようとしているところでした。
フィービーとサムを回収してマーカスの車で逃げようと思ったカイリーは、ライトを消してハリソン邸まで行ってくれと頼みます。事態の深刻さを訴えますが、マーカスはそれよりも校長を説得してくれとまだ言っていました。
マーカスは自分がスマホで撮影した動画を見せると「もし校長を取りなしてくれないなら、これをネットに公開する」と脅します。マーカスの動画は上から撮影したものなので、カイリーの顔が分かります(今まで出ているのは後ろ姿のみ)。
マーカスの車の前に、子ブタマスクが立ちはだかりました。子ブタマスクが血まみれなのを見て初めて、マーカスはびびります。
その隙にマーカスのスマホを奪ったカイリーは、今にも逃げそうなマーカスに「待っていないとこの携帯を校長に見せて、マーカスが仕組んでいたことをバラす」と脅しました。
「そうなったら、今度はあんたが刑務所で男のをしゃぶる番だ」と駄目押しされて、カイリーはびびって半泣きになり、ライトを消して待ちます。
カイリーは家に戻ってフィービーとサムを連れだしました。マーカスの車の後部座席に2人を乗せると、マーカスはストレスで車の外で吐き始めます。
早く乗れとカイリーが言っていると、黒ブタマスクがやってきて大きな熊手でマーカスの頭部を刺しました。マーカスが死んだのでカイリーが運転して車を出します。
応援のパトカーが来ましたが、それより先にカイリーの車は横から豚トラックに追突され、カイリーは意識を失います。
気づくとカイリーもフィービーもサムもトラックの中で拘束されていました。子ブタマスクが監視しています。
カイリーは手首の拘束を解いてくれと子ブタマスクに懇願しますが、子ブタマスクは小さなナイフでカイリーの腹部を刺し「うるさい」と言います。
「本当は君だって怖いんだよね」とカイリーはわざと声をかけ、うるさいと思って再び近寄った子ブタマスクを捕まえ、手首の縄でその首を絞めました。子ブタマスクは気絶します。マスクを外すと、子どもは平凡な少年でした。
少年が羽織っていた上着はカイリーのジャケットで、ポケットには携帯が入っていました。ジャケットを腹に巻いて止血すると、カイリーは携帯で女性・ロバータに電話します。
ロバータはカイリーを励ましますが、トラックの助手席に乗っていた肌色ブタマスクがロバータの正体でした。運転席側から間仕切りを開けて明かします。
カイリーはロバータに首を絞められますが、荷台の奥の方に逃げました。車が停車した瞬間、カイリーは子ブタマスクの持っていたナイフで運転席の男の首を切ります。男は出血多量で助かりそうにありません。
ロバータは荷台を開けて入ってきて、こんもりとした牧草部分にナイフを突き刺しますが、それは気絶した少年でした。カイリーは少年のマスクをかぶって逃げると通報します。
ロバータは車を発進させようとしますが、ロバータのポケットからナイフを抜き取ると、カイリーは首を刺し、顎にも刺しました。ロバータも死にます。
…カイリーは病室で目覚めました。フィービーとサムは助かり、犯人はまだ分からずだそうです。唯一の生存者の少年は意識があるものの、喋らずに警察は困っているらしいです。
精神科医に少年を連行する制服警官の手に、少年と同じ○に△印のマークがついていました。
カイリーの病室が停電になります。おかしいと思って病室を出たカイリーは、フロアの人が全滅しているのを見ました。
白いブタマスクをつけた人物が、廊下の奥に現れました(カイリーも駄目っぽい)。
(エンド後)山の中を走る豚トラック。
(ブタマスク集団はこの夫婦と少年だけでなく、どうやら大きな組織ぐるみらしい。ラストで制服警官の格好で迎えに来たのはその仲間。但し拉致の目的などは明かされない)

みんなの感想

ライターの感想

冒頭の、エロ動画(フェラチオ動画撮影のくだり)うんぬんは必要あったのだろうか…。そこがちょっと長かった。
てっきりこの動画に関係する事件なのかと思っていたら、全く関係なかったし。
冒頭のくだりが生きたのって「校長へ交渉してくれと、マーカスが頼みに車で現れた」くらい。じゃ、必要なかったんじゃないかな。
ブタマスクが襲ってくるのも、よくありがちな展開。
ラストは少しだけ意味深。ブタマスクと向かい合って終わり…だから、たぶんカイリーも殺されたんだろうと思う。
思う…けど、もし「カイリーが活躍を買われてスカウトされ、謎の集団に入った」なら面白そうなんだけどもなあ。
パーティーに行く前にあんだけ奥さんが「子どもが最優先」と念押ししときながら、お礼にも現れないってどうよ!?
描きたかったのは「いじめに遭っても反抗できなかったくらいの女性が、危機に遭遇して徐々に強くなっていく」その過程なのだろうが、いかんせん、演出がありがち~なものばかり、ありがちな展開だったのが少し残念。

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