映画:HOSTILEホスティル

「HOSTILEホスティル」のネタバレあらすじと結末

HOSTILE ホスティルの紹介:2018年9月15日公開のフランス映画。タランティーノやイーストウッドの助監督を務めてきた新鋭マチュー・テュリの長編デビュー作。伝染病で人類が絶滅寸前となった世界。そこには夜毎、狩りを行なう未知の生物が存在した。ある日、若い女性ジュリエットが車の事故で荒野に取り残されるが…。

あらすじ動画

HOSTILEホスティルの主な出演者

ジュリエット(ブリタニー・アッシュワース)、ジャック(グレゴリー・フィトゥーシ)、怪物(ハビエル・ボテット)、中年男性(ジェイ・ベネディクト)、ハリー(デイビッド・ガスマン)

HOSTILEホスティルのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①ニューヨークで化学兵器が使用され、そのテロがもとで人類は滅亡寸前、世界は崩壊の一途をたどる。ジュリエットは旅をしながら物資を集めていた。 ②化学兵器で怪物になった人間がジュリエットを襲うが、それはかつての夫・ジャックだった。ジュリエットはジャックを抱きしめつつ銃口をこめかみに押し当てた。

【起】- HOSTILEホスティルのあらすじ1

HOSTILEホスティルのシーン1 (原題『HOSTILE』=『敵意を持った、友好的でない』の意味)

(この映画は『終末の現在』『過去にあったできごと』を交互に描いています。
過去にあったできごとを小出しにすることで、少しずつ主人公・ジュリエットの置かれた環境を描いています。
しかし交互に繰り返すあまり、描いているそのままを文字に起こすと、現在と過去の往復で忙しく、混乱しそうになります。
よって、ここではおおざっぱに時系列で整理整頓して、あらすじをお届けいたします)


かつて、世界がまだ平和だったとき。
若い女性・ジュリエットは、たまたま雨宿りのために入った展覧会で、黒髪の男性に声をかけられました。
ジュリエットに声をかけたのは、展覧会の画家・ジャックでした。
ジャックはジュリエットにひとめぼれをし、家に呼ぼうと誘います。

ところがジュリエットは、初対面で口説くジャックの本気度を信用しませんでした。
展覧会の初日に、そんな調子でいいのかと戒めます。
ジャックは本気であることを示すため、展覧会に来ていた客に声をかけ、展覧会はもう終わりだと言って帰しました。

その後、ジャックはジュリエットを部屋に招き、日没まで話をします。
最後にジュリエットに名前を聞いたジャックですが、それでもジュリエットはジャックの気持ちを量りかねていました。


後日。
バーで別の男性と飲んでいるジュリエットを見つけたジャックは、ジュリエットを尾行します。
ジュリエットは薬物を店の客に売りつけた後、売人のところへ戻っていました。
ジャックはジュリエットが根城に帰る前に、声をかけます。

育ちのよいジャックが、場末で薬物を売るような自分に、好意を持つと思えないジュリエットは、ジャックの気持ちを試すため、目の前で薬物を自分に注射しました。
ジャックはジュリエットを痛々しそうに見守ります。

ジュリエットがジャックの部屋を訪問しました。
満身創痍のジュリエットを見たジャックは、そのままジュリエットを部屋に監禁します。
監禁の目的は、ジュリエットに薬物を断たせたいためでした。
そのうちにジュリエットも、ジャックが本気で自分を思ってくれていると気づきます。

【承】- HOSTILEホスティルのあらすじ2

HOSTILEホスティルのシーン2 やがてジャックの気持ちを受け入れたジュリエットは、ジャックと一緒に暮らすことにしました。
ジャックはジュリエットに「自分を笑わせたいときには、こうすればよい」と、手で顔をなでるしぐさを見せます。
(このしぐさが伏線)


ジャックとジュリエットは結婚しました。新居で一緒に暮らします。
やがてジュリエットは妊娠しましたが、赤ん坊は流産してしまいます。

流産がショックで、ジュリエットとジャックは口論をしました。
ジュリエットは「ジャックが妊娠するまで強要した」とジャックを責め、ジャックは「ジュリエットがクスリを摂取していたから(流産したのだ)」とジュリエットを責めます。

ジュリエットと口論したジャックですが、仲直りをしたくて電話をかけました。
電話をかけていたジャックは、ニューヨークで化学兵器テロに巻き込まれます。

ジャックは、数少ない生存者のひとりでした。
病院へ運ばれたジャックを、ジュリエットは見舞います。
酸素テントの中に収容されたジャックは、声が出なくなっていました。
それでもジャックはジュリエットに「あきらめるな。約束してくれ」とくちびるのうごきで知らせます…。



ニューヨークで化学兵器テロがありました。
生存者は2~3名で、テロに使われたガスは不明です。
使用されたガスが原因で、世界的に伝染病が蔓延しました。
病気はあっという間に全世界を覆います。

生き残った人類は、ほとんどいませんでした。
ジュリエットは、その数少ない生き残りのひとりです。


(ここがオープニング)
ジュリエットはジャックの写真を車内の上部に留め、地図を見ながら武装して車を走らせていました。
見渡すかぎりが荒野で、ジュリエットが乗る車だけが動いています。
ジュリエットは帽子をかぶり、顔をストールで隠していました。

砂漠に放置されたジープを見つけたジュリエットは、めぼしいものが残っていないか、車内をあさります。
海辺には船が打ち寄せられていますが、人はいませんでした。
やがてジュリエットは車に乗り込み、移動します。

【転】- HOSTILEホスティルのあらすじ3

HOSTILEホスティルのシーン3 ジュリエットたち生存者は、チームを組んで活動していました。
ジュリエットは第7輸送車に乗り込んでおり、みんなで協力して物資を集めて回っています。
無線の相手・ハリーと連絡を取り合い、ジュリエットは情報交換をしていました。ハリーは本部にいます。

ガソリンスタンドに移動したジュリエットは、雑貨店を見て回りました。
上の階で物音を聞いたジュリエットは、そこに謎の怪物がいることを知り、無線でハリーに報告します。

移動したジュリエットは、異常事態で停車したとおぼしきトレーラーを見つけました。
中年男性は腹部をケガしており、ジュリエットに「その中に閉じ込めてやった」と言います。
トレーラーの中にいる怪物を銃で退治したジュリエットは、中年男性のところへ戻りますが、もう男性は亡くなっていました。
ジュリエットは亡くなった男性の食料を取り、立ち去ります。


運転をしていたジュリエットは、ジャックとの2ショット写真が風に飛ばされそうになり、運転から注意がそれました。
ジュリエットは車の運転をミスし、車は横転して止まります。

車内で気絶から目覚めたジュリエットは、護身用の銃が遠くに飛んでしまったことに気づきました。
身動きができないことで、右足のヒザがハンドルに刺さるケガをしていると気づきます。
ハンドルから抜いてケガの手当てをし、無線で助けを呼ぼうとしますが、その時、物音が外でしました。
怪物が外にいると悟ったジュリエットは、銃をなんとか近づけて手に取ります。

外にいる怪物とは、やせこけた人間でした。
彼らは化学兵器によって理性を失った人間で、光を嫌います。
身体は真っ白で、人を襲っていました。
テロ以降、このような人類が増えてしまっています。

【結】- HOSTILEホスティルのあらすじ4

HOSTILEホスティルのシーン2 ジュリエットは怪物の意識をそらすため、無線を切りました。
怪物はやがて、そのまま去っていきます。
車内をあさったジュリエットは、ケミカルライト(折ると光る棒)を手に入れ、あちこちに投げてみました。

無線でハリーと連絡を取ったジュリエットは、救助を要請しますが、電波状況がよくないと言われます。
探索ビーコンを起動させてみますが、ハリーからは「夜が明けるまで助けにはいけない」と断られました。
怪物は明るい光を嫌うため、夜明けまでなんとか持ちこたえろとハリーは言いますが、ジュリエットはあせります。

車内でクラクションを鳴らしたジュリエットは、怪物に襲われるよりも自殺を考えました。
銃をあごの下に当て、拳銃自殺を図ります。
しかし、テロで生き残ったジャックが「あきらめるな。約束してくれ」と言っていたことを思い出し、自殺できませんでした。
代わりに灯油の容器を持ち、ジュリエットは車外へ出ます。


車の外で灯油の容器に油をかけたジュリエットは、発煙筒をたいて怪物をひきつけました。
怪物が灯油の容器に近づいたところで、銃を発砲することで引火させようと考えますが、作戦は失敗に終わります。
怪物に背後から襲われたジュリエットは、倒れかかりました。
ジュリエットは銃を発砲し、怪物に弾が当たります。

夜明けが近い時間帯です。
ジュリエットも倒れていますが、怪物も倒れていました。
ジュリエットは怪物に致命傷を与えようと考えますが、弾は残っていませんでした。
怪物がジュリエットに、馬乗りになります。

馬乗りになった怪物は、ジュリエットの顔を手で撫でました。
そのしぐさでジュリエットは、怪物の正体が愛する男・ジャックだと気づきます。
怪物になってしまったものの、まだ心が残っていることに気づいたジュリエットは、怪物を抱きしめました。
「ジャック、愛している」と言うと、ジュリエットは怪物のこめかみに当てて、銃の引き金を引きます…。

(こめかみに当てているので、ジャックが死ぬのは確実。
ジュリエットはジャックとこめかみを合わせていたので、「銃弾を貫通させて、心中をもくろんだ」可能性あり。
それが実現可能かどうかは分かりかねる)

みんなの感想

ライターの感想

…もう少し細部まで練ってほしかったなと思う作品。雰囲気は悪くないのだが、全体的な仕上がりが、いまひとつ。
「ニューヨークで化学兵器が使用された」これがもとでどうやら世界の終わり、なようなのだが、この点が非常におおざっぱすぎるのだ。
化学兵器で病気がはやったの? 全世界に蔓延するには規模が小さくないか? 病気ってなに?
怪物の見た感じも微妙。ゾンビなのか。感染するのか(感染するんだろうけど)。ウイルス? どういう仕組みになってるのか。
細かな設定が判らないまま、話だけ進んでいく。それも「過去」「現在」を交互に描くスタイルで。
怪物が愛する人を憶えていた…というところは感動的だが、〝シェイプ・オブ・ウォーター〟を思い出させる感じ。
  • ゆきらんさんの感想

    ?????ネタバレ読んでまだ本編は見てないけど、途中で弾がなくなったって書いてあるのに最後にこめかみに当てて銃を撃つってどういうこと?

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