「SMILE/スマイル」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ホラー映画

SMILE/スマイルの紹介:2022年製作のアメリカ映画。パーカー・フィンが2020年に撮った短編映画Laura Hasn’t Sleptを長編映画化、フィン自身も長編映画監督デビューした。ソシー・ベーコン主演。日本では劇場未公開だったが、2023年4月7日よりItunesにて配信される。

あらすじ動画

SMILE/スマイルの主な出演者

ローズ・コッター:ソシー・ベーコン(渋谷はるか) ジョエル:カイル・ガルナー(河本邦弘) ローラ・ウィーバー:ケイトリン・ステイシー(高橋雛子) トレバー:ジェシー・T・アッシャー(田村真) ロバート・タリー:ロブ・モーガン モーガン・デサイ博士:カル・ペン(越後屋コースケ) マデリン・ノースコット博士:ロビン・ワイガート(幸田直子) ホリー:ジリアン・レイサー(木村涼香) ヴィクトリア・ムニョス:ジュディ・レイエス(田村聖子) カール・レンケン:ジャック・ソシェ グレッグ:ニック・アラポグルー バックリー刑事:ペリー・ストロング マム:ドラ・キッス ステファニー:サラ・カプナー ナイトメア・ママ:ケヴィン・ケッピー 怪物:マルティ・マトゥリス

SMILE/スマイルのネタバレあらすじ

【起】– SMILE/スマイルのあらすじ1

SMILE/スマイルのシーン1

画像引用元:YouTube / SMILE/スマイルトレーラー映像

ベッドで横になって死んでいる女性の顔が映されます。床にはものが散乱し、そのなかに薬が散らばっていました。ベッドで息絶えた母親の遺体を見つけたのは、幼い娘ローズ・コッターです。開いた目にもう光が宿ることがない母の顔を、部屋の入口に棒立ちになった少女のローズは絶句して見つめていました。

机でうたたねしたローズは、幼いころの夢を見て飛び起きました。自分を落ち着かせたあと、鳴っているオフィスの受話器を取り上げます。

ローズは成長して、セラピストになっていました。精神病院に勤務し、患者の心理カウンセリングを行なっています。

職員の男性・ダンと共に、ローズは患者のカール・レンケンのいる部屋へ行きます。カールはブツブツと「死にたくない。みんな死ぬ、僕も死ぬ」と何度も同じことばを繰り返しています。ローズはカールの横に座ると、「興奮しているだけ。死なない、害は及ばないわ」と言って落ち着かせます。

カールの対応をしたローズは、女性職員・ワンダに「デサイ先生が探していた」と聞いて上司の部屋に向かいます。

上司のモーガン・デサイ博士の部屋をノックして入ると、ローズはサラ・マルケという患者について質問を受けました。薬物乱用と躁病でサラを入院させたのは、過去に何度か来院したからでした。デサイ博士はサラが無保険者で病院代の回収の目途が立たないと、理事会が怒っていると教えます。次からは事前に相談してほしいと言われ、ローズは頷きました。夜勤のあと帰宅しているかと聞かれてローズは、沈黙します。ローズはこのところ、仕事三昧の生活を送っていました。

部屋に戻ってローズは帰宅しようとしますが、部屋を出たあとオフィスの電話が鳴り始めました。部屋に引き返すとローズは電話を取ります。

26歳の女性大学院生ローラ・ウィーバーが暴れているという通報で拘束され、ローズのもとへ送られました。ローラに精神科の病歴はありませんでした。通っていた大学の教授がハンマーで自殺を図り、ローラはその目撃者だと聞いたローズは部屋へ行きます。

ローラは部屋の隅で警戒していました。「安全じゃない」と呟くローラを椅子のところへ呼ぶと、ローズは話を聞きました。

ローラは「ほかの人に見えないものが見える。自分でもバカげてると思う」と告白します。ローズが水を向けると、ローラは詳しく説明を始めました。「人のように見えるけど、人間じゃない」「仮面のように人の顔をかぶっている」「微笑んでいるけれど、すごく不気味」と話します。その邪悪な存在に、今日こそ自分が死ぬ日だと教わっていて死にそうなのに誰も信じてくれない…そう話したローラは、ローズの背後を見てパニックに陥りました。

ローラが騒いで絶叫するので、ローズは内線でスタッフを呼びました。受話器を置いてローズが振り返ると、ローラが直立不動で不気味な笑みを浮かべており、右手に持った花瓶の破片を顔に当て、そのまま下、横に動かして首の皮膚を切りました。笑顔を浮かべたまま首を切って倒れて死んだローラを見て、ローズは涙を浮かべたままなにも発せずにいました。そこへスタッフがやってきます。

(映画タイトル)

ローズの瞳がアップで映り、タイトルの文字が点滅します。

半ば放心状態のローズは、警察の事情聴取を受けました。バックリー刑事とジョエルがローズに聞き取りします。刑事たちに問われるまま死んだローラに被害妄想の兆候が出ていたことや、ローラが邪悪なものに憑かれていると発言していたことを、ローズは語りました。亡くなる直前にローラが笑顔を浮かべていたことも話すと、刑事らは「やっぱり狂っていたんだ」と言って自殺について疑問を抱く様子もありませんでした。

警察病院の遺体安置室の検視台の上には、ローズの遺体が置かれていました。遺体には布が掛けられていますが、首からの血が布ににじんで口角の上がった口のように見えます。

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