「Studio 666/スタジオ666」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ホラー映画

Studio 666/スタジオ666の紹介:2022年製作のアメリカ映画。ロックの殿堂入りを果たしたフー・ファイターズが10作目のアルバムレコーディングのため、エンシノにある屋敷を訪れる。この屋敷はロック史に残る陰惨な事件が起きた場所だった。そこでデイヴ・グロールはアルバムの完成とバンドの生命を脅かす超自然的な力に取り憑かれてしまう…。

あらすじ動画

Studio 666/スタジオ666の主な出演者

デヴィッド・グロール(本人役) テイラー・ホーキンス(本人役) ラミ・ジャフィー(本人役) ネイト・メンデル(本人役) クリス・シフレット(本人役) パット・スメア(本人役) ジェナ・オルテガ(スカイ・ウィロウ) ウィル・フォーテ(ダレン・サンデルバウム) レスリー・グロスマン(バーブ・ウィームズ) ホイットニー・カミングス(サマンサ) ジェフ・ガーリン(ジェレミー・シル) ケリー・キング(クルーグ)

Studio 666/スタジオ666のネタバレあらすじ

【起】– Studio 666/スタジオ666のあらすじ1

Studio 666/スタジオ666のシーン1

画像引用元:YouTube / Studio 666/スタジオ666トレーラー映像

【1993年 エンシノ】

アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルスにあるエンシノ地区にある大邸宅で、ロックバンドの『ドリーム・ウィドウ』のメンバーたちがレコーディングを行なっていました。しかしその最中に突如として、メンバーのグレッグが暴走します。

メンバーのスカイ・ウィロウが左太ももをケガして、屋敷の奥から這ったまま移動してきます。スカイは奥にいるグレッグに「なぜ? 頑張ったのに」と訴えますが、グレッグはハンマーを持って追ってきました。部屋の隅に顎を潰されたメンバーの遺体を見て、スカイは悲鳴を上げます。追いついたグレッグはスカイをハンマーで撲殺しました。

屋敷にはレコーディングの機材がたくさん置かれていました…。

(映画タイトル。そこで当時の新聞記事の見出しという形で、事件のことが語られます。『ドリーム・ウィドウ』のメンバーは全滅し、グレッグは最後に自殺をしたそうです。自殺詳細はあとで出てきます)

【現在(2019年)】

コンシューマー・レコードの事務所では、『フー・ファイターズ』のメンバーのデヴィッド・グロール、テイラー・ホーキンス、ラミ・ジャフィー、ネイト・メンデル、クリス・シフレット、パット・スメアが一堂に会しています。彼らに話をしているのは、マネージャーのジェレミー・シルでした。

シルはバンドのみんなに、新しいアルバムを作るようにと急かします。するとデヴィッドは「10作目のアルバムは、いつもと違う斬新なものにしたい」と言って、いつもと違うスタジオを手配するよう要求しました。同じスタジオで作ると、同じ音になってしまうからだそうです。

それを聞いたシルはメンバーの前で受話器を取ると、チリー・シルズ社のバーブ・ウィームズに電話をかけました。レコーディング・スタジオを探していると話します。バーブは「完璧な場所がある」と答えたので、メンバーは喜んでハイタッチをしました。

後日。

メンバーは赤い大きなバンに乗って、用意されたレコーディング・スタジオへ行きます。

スタジオはエンシノにありました。古びてはいるものの、りっぱな大邸宅です。バーブの案内で屋敷に入る前に、デヴィッドは屋敷の2階のカーテンが動くのを見ました。人がいたような気がします。

ある音楽プロデューサーが所有していた邸宅なのだと、バーブは説明しながらみんなを部屋に案内しました。屋敷は長いあいだ使われていなかったようで、生活の気配がありません。

デヴィッドが「死の気配がする」と言うと、メンバーは苦笑しました。それを聞いたバーブは「真実を話しておく」と言うと、神妙な顔で「90年代にあるバンドがここで楽曲制作をしていたけれども、方向性の違いで曲は完成しなかった」と話します。

バーブの話を聞きながら、デヴィッドは屋敷に漂うまがまがしい空気を感じ取っていました。

バーブが話しているのは、映画冒頭の『ドリーム・ウィドウ』のメンバーのことでした。メンバーのひとり(グレッグ)が他のメンバーを殺害すると、自らの首に太い紐をひっかけて2階から窓の外へダイブします。男の身体はそのまま階下に落ち、窓を突き破りながら首つり自殺の様相を呈しました。ここでバンドメンバー全員が亡くなったのです。

デヴィッドは屋敷が気に入ったらしく、契約をしたいとバーブに言いました。ここで10作目のアルバムの音を得たと話します。

デヴィッドの鶴の一声で滞在が決まり、早速レコーディングの機材が運び込まれます。

スタッフたちが機材を運んで準備をするなか、バンドのメンバーはプールの横に集まって会話をします。他のメンバーは古くて娯楽がないこの屋敷に缶詰めになって、レコーディングするのは気が乗らないようです。レコーディング終了までとなると、2週間から1箇月はここにいなくてはなりません。

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