映画:THATザット

「THATザット」のネタバレあらすじと結末

THAT/ザットの紹介:2016年製作のアメリカ映画。謎のアプリが若者たちを恐怖に陥れるホラー。親友のニッキが原因不明の突然死を遂げ、悲しみに暮れるアリス。高校卒業を間近に控えたある日、死んだはずのニッキの携帯から、あるアプリへの招待状が届くが、アプリは徐々に暴走し始め…。

あらすじ動画

THATザットの主な出演者

アリス・ゴーマン(サクソン・シャービノ)、祖母(ボニー・モーガン)、ダン(ブランドン・ソー・ホー)、ニッキ・ウッズ(アレクシス・G・ゾール)、ヘイリー・デイヴィス(ヴィクトリー・ファン・トイル)、スーザン(ケイト・オルシーニ)、パトリシア・ゴーマン(ロビン・コーヘン)、サミュエル・プライス(マッティ・フィノーシオ)

THATザットのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①死んだ女子高生・ニッキからアプリの招待状が届く。アプリ「ビー・デビル」をインストールしたアリスたちは、それぞれの恐怖の対象の幻覚に悩まされるように。やがてゲビン、ダン、ヘイリーが死ぬ。 ②ニッキを招待した人物を辿ったコーディとアリスは、アプリがアップデートする瞬間を狙って撃退しようとする。コーディは死ぬがアリスは成功。しかしアリスの母がアプリを使っている。

【起】- THATザットのあらすじ1

THATザットのシーン1 2016年、アメリカ・カリフォルニア州。

若い女性ニッキ・ウッズが部屋にとじこもっていました。
母がニッキに「アリスに来てもらう?」と声をかけますが、ニッキは部屋から出てきません。
深夜、人の気配を感じたニッキが階段をおりて台所へ行くと、赤い蝶ネクタイの男を目撃し、悲鳴をあげたニッキは上階へ移動しました。
するとニッキは廊下の奥から来たものに襲われ、ニッキは死亡します…。

ニッキの葬儀が営まれました。
家族同然の付き合いをしていた女性アリス・ゴーマンは、大きなショックを受けています。

・アリス…若い金髪の女性。ニッキとは家族同然の付き合いをしていた。作家志望で、ゲビンと付き合っている。幼少の頃に亡くなった祖母が怖い。
・ゲビン…若い男性。アリスと付き合っている。ピエロ恐怖症。
・ヘイリー…若い黒髪の女性。女優志望。ニッキとアリスが無二の親友なのに対し、自分は距離が開いていると感じていた。ダンと付き合っている。テディベアが怖い。
・ダン…若いアジア系の男性。ヘイリーと付き合っている。家にあるモノクロの叔母の写真が怖い。
・コーディ…若い黒人男性。ニッキと付き合っていた。コンピューターに詳しい。白人が怖い。

みんな高校生で、あと半年で卒業でした。
死ぬ直前、ニッキはみんなと距離を取っており、恋人のコーディの電話もニッキに無視されていたそうです。
葬儀の後、アリスはニッキの母に「今までどおり遊びに来てちょうだいね」と言われ、ハグをして別れました。
アリスには母がいるのですが、母は事情があって(触れられないが仕事絡みではないか)現在は別の場所に住んでおり、アリスは現在一人暮らしです。

その夜の21時、アリスが家に帰宅すると、スマートフォンに亡きニッキからアプリの招待状が届きます。
不思議に思ったアリスがコーディに問い合わせると、コーディのところにも届いていました。コーディは「自動一斉送信なのではないか」と答えます。
アリスがそのアプリをインストールすると、「ビー・デビル」というシルエットのままの人物(未登録の時などに表示される、人をかたどったマーク)が話しかけてきます。
そのアプリは、ユーザーの好みに応じて寂しさを癒やしたり、退屈をまぎらせたりするものだそうです。
試しにアリスが「電気を消して」と言うと、家の中のライトが一斉に消えました。
これは便利だとアリスは感じましたが、「電気をつけて」と言ってもつきません。
直後にドアがノックされ、ドアノブががちゃがちゃ回されるのでアリスは警戒しますが、入ってきたのは母でした。
母は別のところに住んでおり、時々アリスの様子を見に来るのです。
アリスが住んでいるのは、元は祖母の家でした。後年に認知症になった祖母のことを、アリスは恐ろしく思っています。
アプリ「ビー・デビル」は以後、アリスが呼ばなくても勝手に起動し、アリスに話しかけるようになります。

翌朝起きたアリスは、歯磨き中に左胸に○にVのマークの痣がついていることに気付きました。
授業中に居眠りしたアリスは、自分が無心で○にVのマークの落書きを書いている夢を見て、思わず授業を抜け出しました。

アリスの恋人・ゲビンはダン、コーディの男同士で集まり、ある動画を見ていました。
動画は一見、何の変哲もないものに見えましたが、ある瞬間にピエロのアップが映るというドッキリ動画で、ピエロが怖いゲビンはダンとコーディに怒ります。

【承】- THATザットのあらすじ2

THATザットのシーン2 アリスはアプリ「ビー・デビル」とおしゃべりしていました。すると「ビー・デビル」が「幽霊を信じるか?」と質問します。
問いを投げかけられて薄気味悪く感じたアリスは、スマホのカメラ越しに、窓の外に赤い蝶ネクタイの人物を見ました。カメラを外すと、肉眼では見えません。

前の夜に起きたこの奇妙なできごとをアリスは仲間に話しますが、みんな「つらくて幻覚を見たのだ」と慰めます。
ヘイリーはダンと付き合っているのですが、それをまだアリスに言えていませんでした。心の距離があるのです。
ヘイリーとダンがデートで帰った後、ゲビンは自分の右腕に○にVの痣を見つけました。
更衣室にひとり残ったゲビンは、アプリ「ビー・デビル」に「昨日アリスと遊んだ。女の叫ぶ顔が好き」と言われ、気分を害します。
アプリは「君がタフな男かどうか試してやろう」と言い出しました。同時に、更衣室から男の声が聞こえます。
ミラーに人が映ったように思えて振り返ったゲビンは、そこにピエロのアップを見て驚きました。
しかし次の瞬間ピエロはおらず、清掃員のみでした。
不気味に思いながら、ゲビンは帰ります。

バスに乗ったコーディは、白人の初老女性が自分をちらちら見るのを知って、わざと口笛を吹きました。
白人が黒人を差別し、蔑視しているように感じるコーディは、白人が苦手でした。友人は怖くないのですが、見知らぬ白人だと怖いというか、苦手なのです。
口笛を吹くことで「黒人の自分は無防備で、恐ろしい存在ではない」とアピールしました。
(コーディは黙っていると屈強な男に見えるので、初老女性がちらちら見るのは、「こいつが悪事をするのではないか」と警戒しているように感じられる)
白人女性も「ショパンね」と声をかけます。
「ノクターン9番」と答えたコーディは、老女と話をしました。それでもアプリ「ビー・デビル」に、コーディが白人を苦手とすると露見します。

「君の女は死んで残念だね」と言われたコーディは、気味が悪くなってバスを降り、徒歩で移動します。
前を歩く人影が階段の途中で止まり、長い爪を持つことが、シルエットで分かります。
怯えたコーディは地下道に逃げて、駐車場に行きました。
見かけた人影に声をかけると、赤い蝶ネクタイをつけた警備員です。
その警備員はノクターンの口笛を吹きながら追ってきました。
地下道を出てすぐの場所にいる男性に、とっさに殴りかかったコーディは、ただの人物だと知って謝りつつ去ります。

ニッキのことを思い出しながらヨガをしていたアリスは、涙を流していました。
ふと部屋を見回すと机の脇に人がいて、アリスは驚きます。しかし人などいませんでした。
アプリがアリスを笑い、照明が消えます。
火かき棒を持って警戒しながら移動したアリスは、揺り椅子に自分が怖いと思う祖母を見て、恐怖を感じました。
襲ってくる蝶ネクタイの男を見たような気がしますが、いませんでした。

芝居の稽古をするヘイリーのところへ、ダンが迎えに来ます。
ダンにコーディから電話がかかり、コーディが混乱しながら話をするのを聞いたダンは「コーディが変だ」とヘイリーに言いました。

【転】- THATザットのあらすじ3

THATザットのシーン3 5人は集まって、話しあいます。
コーディは「真昼なのに何か(それ)異変が起きている」と言いました。
その席で、アリスは祖母、ゲビンはピエロが怖く、コーディは白人が苦手だと告白します。

健康だったニッキが突然死んだことに理由があると考えたアリスは、「アプリ『ビー・デビル』を入れるまで異変がなかった」と指摘し、アプリを調べればニッキの死因が分かるのではないかと告げました。
ところが、これがヘイリーの気に触ります。
ヘイリーは、アリスとニッキが幼馴染みの姉妹同然で育ったことで、自分だけ疎外感を覚えていました。
「ありもしない作り話までして、悲劇のヒロインぶらないで」と言ったヘイリーは、立ち去ります。

アリスはニッキの家を訪問し、部屋にあったニッキの携帯を見つけました。拾う瞬間、黒い手の幻影と人の気配を感じます。

ダンはヘイリーとのベッドインの様子を、動画でこっそり撮影していました。
ダンはアリスやゲビンが怖いものを言ったことを振り返りながら、ヘイリーに自分が苦手なものを話します。
ダンの叔母は独身のまま、父親が分からない子どもを妊娠しました。そのまま失踪し、後日井戸で遺体として発見されます。
その話を幼い頃に聞いてから、ダンは叔母が怖いと感じるようになりました。
家にある叔母の写真がモノクロだったので、よけいに幽霊みたいに感じるように思います。
ダンの告白を聞いたヘイリーは「私はテディベアが怖い。小さい頃に買ってもらったテディベアが、ちっとも可愛くなかったから」と言いました。
(離れた目がでっぱっていて、確かにちょっと怖い)

ダンがシャワーを浴びて中座した間、ヘイリーは、トイレのドアをノックする者がダンだと思ったのですが、誰もいません。
クローゼットから声を聞いたヘイリーは、蝶ネクタイをつけた男に頭を掴まれました。

アリスはニッキの携帯をコーディに渡します。コーディは調べてみると言いました。

ダンのアプリ「ビー・デビル」が、「動画をアップロードした」と報告します。
ヘイリーとの性行為を動画公開されたダンは、それを取り消そうとしますが、無理でした。
フォローのために舞台稽古をするヘイリーのところへ行きます。
ヘイリーは舞台の上にいますが、ダンにヘイリーから「助けて、本当だった」という電話がかかりました。
舞台の上にいたのは、叔母の姿をした人物で、ダンは驚きます。

コーディが調べた結果、アプリは削除もできず、インストールした瞬間に個人情報がすべて盗まれていることが判明しました。
アプリ自体にサーバーが組み込まれており、自分たちだけでなくさらに拡散されていることを知ったコーディは、ニッキをアプリに招待した者のIPアドレスから住所だけは判明したと言います。50kmほど先にいるそうです。
イライラしたゲビンがスマホを踏みますが、アプリは高笑いするだけでした。

アリスに電話で呼ばれたゲビンは、アリスの家に行きます。
ところがアリスはおらず、部屋の奥に赤い風船を見ました。風船が割れると、ピエロの顔があります。
台所にも入り口にもピエロがおり、3人のピエロに襲われたゲビンは殺されました。
家に帰ったアリスは、ゲビンの死体を見て驚きます。

【結】- THATザットのあらすじ4

THATザットのシーン2 警察の聴取に対し、アリスは適当にごまかしました。アプリのことを話しても、信じてもらえないと思ったからです。
アリスはコーディと共に、ニッキを招待した人のところへ行くことにしました。
その家に行くと、留守でした。通報されることを覚悟して侵入し、二手に分かれて部屋を探索します。
その家は、サミュエル・プライスという男性の家だと判明しました。ニッキの家庭教師です。
ガレージで血のついた布を見つけた2人は、そこにあったカセットテープを再生します。

そこにはサミュエルが言葉を残していました。
「ビー・デビル」という超常現象的な存在があり、それは幽霊や悪魔と同じようなものです。
「アプリが襲うのではなく、アプリを媒介にして邪悪なものが襲ってくる。アプリを入れると呪われ、死ぬまでつきまとわれる」
その言葉の後、布が動いたので、アリスもコーディも驚きました。

ダンは警察に相談します。
「すでに殺人が2件起きている。犯人はアプリだ」と言ったのですが、ドラッグをやっているだけだと思われました。
警官が○にVのマークを書いているのを見たダンは、警官が赤い蝶ネクタイをしているのを見て退散します。

グループ通話したアリスは、逃げたいと言いますが、コーディとヘイリーが励ましました。
電話のあと、ヘイリーはテディベアに襲われ、爪の長い人影に襲われます。
ダンは叔母に似た人物が追ってくるように感じ、腰を抜かしました。
直後、背後から腕に引き寄せられます。(ダンも死亡)

死んだ4人(ニッキ、ゲビン、ヘイリー、ダン)が赤い蝶ネクタイをして笑っている夢をアリスは見ます。
テレビがつき、男が「恐怖に人は動かされるのに、技術に依存してしまい、21世紀に恐怖は存在しなくなった。私が再び恐怖を与えよう」と言いました。男は笑い始めます。
テレビを切ったアリスは、コーディに電話をかけて、対処方法がないのかと聞きました。

家庭教師のサミュエルがアプリの更新を検知する技術を開発していたことから、「ビー・デビル」のアップデートの際にコンタクトする方法を、コーディは編み出します。
倉庫に移動した2人は、そこで対決の準備を始めました。
倉庫のあちこちにカメラを設置し、予備として2つの基地を作ります。
コーディがパソコンに向かい、アリスがおとり役になりました。2人は無線でやりとりします。
軽口を叩いていると、アリスの背後に人影が立ちました。コーディは「来た」とアリスに知らせます。

アリスの前に祖母の姿が現れました。アリスはコーディの指示通りに倉庫を走ります。
コーディが操作してアプリが消えました。
スマホを見たアリスは、アプリのアイコンが消えているのを確認し、喜びます。
ところがコーディのところへ、「それ」は移動していました。コーディのパソコンがバグ状態に陥り、アリスは予備の基地でチェックします。
アップロード完了の直前でファームウェアがかかり、ロックの解除ができませんでした。
コーディはショパンの口笛を吹く爪の長い男に襲われ、亡くなります。

コーディのスマホは解除できなかったのですが、アリスのアプリ「ビー・デビル」は退治できました。アリスは解放されます。
ところが…母からのテレビ通話で、母がアプリ「ビー・デビル」を使っているのを知ったアリスは「だめ!」と訴えましたが、すでに遅いようです…。

みんなの感想

ライターの感想

『IT/イット それがきたら、おわり。』の成功を狙って、寄せてきたなあ~。
原題は『BEDEVILED』というもので、『THAT』でもなんでもない。
さらに映画を見ると、「THAT」なんて呼ばれてない。「SOMETHING(何か)」程度。
アプリをインストールすると巻き込まれるわけだが、赤い蝶ネクタイの男性があまり怖くないのだな。
しかもたらたら話が続くし。終盤仲間たちが死んでいくわけだけど、うーん、ほんとに怖くないのよ。
怖くないのは「当人にとってのトラウマだから、怖いのは当人だけ」だからなんだろうなと思った。

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