「ある天文学者の恋文」のネタバレあらすじと結末の感想

ある天文学者の恋文の紹介:2016年公開のイタリア映画。天文学者だった恋人を亡くし、悲しみにくれるヒロインが、彼が遺した謎を解き明かそうとスコットランドのエディンバラやイタリアを巡る姿が映し出される。監督はイタリアの巨匠、ジュゼッペ・トルナトーレ。天文学者をジェレミー・アイアンズ、その恋人をオルガ・キュリレンコが演じる。

予告動画

ある天文学者の恋文の主な出演者

エイミー・ライアン〔カミカゼ〕(オルガ・キュリレンコ)、エドワード・フィーラム教授〔エド〕(ジェレミー・アイアンズ)、ヴィクトリア(ショーナ・マクドナルド)、オッタヴィオ(パオロ・カラブレッシ)、アンジェラ(アンナ・サヴァ)、エイミーの母(イリーナ・カラ)

ある天文学者の恋文のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①天文学者のエド教授が亡くなった。しかし若い恋人・エイミーのところへはメールや動画が届く。腫瘍で死が間近いエドがエイミーのために用意していたものだった。つらくなったエイミーは一旦荷物の受け取りを止めるが、再開したいと思う。 ②再開の謎を解いたエイミーのところへ再び荷物が届き始める。博士論文を完成させ卒業したエイミーの元へ、本当のお別れのエドのDVDが届く。

【起】- ある天文学者の恋文のあらすじ1

2015年、イギリス・ロンドン。
あるホテルの一室で、天文学の権威である初老男性エドワード・フィーラム教授と、その恋人の若い女性エイミー・ライアンが別れを惜しみます。
エドワード教授は、皆からエドと呼ばれて親しまれていました。妻子がおり、娘はエイミーと同い年ですが、年を取ってからエイミーと恋に落ちたのです。
エイミーはエドから「カミカゼ」と呼ばれていました。危険なスタントマンの仕事をしているからです。
エイミーはエドの教え子でした。エイミーはスタントの仕事をしながら、今は博士課程の論文を書こうとしています。
エドとエイミーは現状に満足していました。時折こうして会って一緒に過ごせればよいのです。
別れ際、エドはエイミーに「ぼくたち2人、何か知らないことは?」と質問しましたが、エイミーは流して、答えませんでした。

スタントの仕事をするエイミーのところに、エドからテレビ電話がかかってきます。
エイミーは休憩を取って、エドと通話しました。エドは次はカリフォルニアで講義があるそうです。
通話中のエイミーへ宅配便が届きました。エドからのお届けもので、中にはエイミーが紛失したといっていた鍵です。
仕事仲間の男性・リックとジェイソンと映画を見に行っても、エイミーが気にしているのはエドからのメールです。
そのくせ、母から着信があっても取らず、折り返しの電話もしませんでした。母とは、ちょっとした確執があるのです(後述)。
公園でベンチに座っていたエイミーは、飼い主に連れられて散歩するブッチという犬が、自分をじっと見つめることに気付きました。頭を撫でながら、不思議な気持ちになります。
また部屋に戻ると、エイミーの部屋の窓の外を、ゆっくりと鳥が飛翔します。

部屋に配達がありました。差し出し人はエドです。
その日はエイミーとエドの、交際6周年の記念日でした。
「2009年1月18日を覚えている?」というメッセージと、DVDが入っています。
エイミーはそれを自分のノートパソコンで再生しますが、エイミーの使うパソコンはガタがきていて、しょっちゅうフリーズしそうになります。そのたびにエイミーはパソコンを叩いていました。
「ぼくの人生で最も美しい6年間だった」と告げるエドの言葉に感激し、エイミーはエドへ電話をして留守電にメッセージを残します。
エイミーの窓に枯れ葉がくっつきますが、エイミーは気付きませんでした…。

エイミーは講義が楽しみでした。今日の講義はエドのもので、久しぶりに再会できるのです。
ところが講義の冒頭である教授が、数日前に考古学の権威のエド教授が亡くなったということを報告し、代理の教授になったと告げました。
寝耳に水のエイミーは、慌てて自分のスマホをチェックします。
ある教授は、先週スコットランドのエディンバラから電話を受けて、講義欠席の知らせを受けたと報告していました。
エイミーが見るとスマホには1月19日、つまり今日、先ほどから何度もエドからメールを受け取っているのです。
そういえば、数日前から電話をかけてもいつも留守番電話でした。スマホにかけてみますが、留守電のメッセージが流れます。
思い余ったエイミーはエドの自宅に電話しますが、出たのは女性(たぶん娘)でした。
突然の訃報に対処しきれないエイミーは、ショックでフォーラム会場の外で倒れます。

ネットニュースでも、1月15日にエドが死んでいたと書かれていました。新聞、テレビなどでも告げられています。
ということは、記念日だった昨日、1月18日の時点ではすでにエドはもう死んでいたのです。
それでもエドからメールが届いていました。不思議に思ったエイミーは、スコットランドのエディンバラにある、エドの自宅(本妻が住んでいるところ)へ行ってみます。
そこには妻と、エイミーと同じくらいの娘と、まだ幼い息子がいるだけでした。
大々的にエドの死を報じられているものの、エイミーは受け入れられません。
墓地に行ってみました。火葬記録はあるものの、墓は存在せず、やはりぴんときません。
ぼうっとエドの家族を見ていたエイミーは、1月24日、エドからのメールを受け取りました。
「君はぼくの自宅のあたりにいるのだろう。もし困っているのなら、グレン・ダレルの事務所へ行け」
そう指示されたエイミーは、弁護士グレン・ダレルの元を訪問します。

グレンはエドの弁護士で、いろいろと任されていました。グレンは亡くなる少し前に、エドがエイミーに残したものがあると告げ、エイミーに分厚い封筒を渡します。
開けてみると、DVDとごつい指輪と手紙がありました。

【承】- ある天文学者の恋文のあらすじ2

手紙に、指輪はエドの父のもので、父も自分もこの指輪をつけて試験に合格したと書かれています。ゲン担ぎにプレゼントするということでした。
エイミーはその指輪を親指に嵌めます。
自宅へ戻ってDVDを見ると、エドがカメラの前で説明しました。
「あの世に行った時、最初に失うのは発信源だ」と言ったエドは、エイミーがまるで想像していたタイミングで、エイミーからの質問に答えます。
なぜ病気のことを話してくれなかったのかとエイミーがぼやくと「意味がないから。苦しめたくなかったし。ぼくはずるいんだ」とエドは答えます。
「10人のエドが何か思いつくかも」と言ったエドは、これからもたびたび自分からメッセージが届くことを告げ「覚えておいて。しつこいと思うようならば、メールで君の名を11回繰り返して。それで、もう邪魔しない」と言いました。

(お気づきかと思うが、念のため。
エドは天文学者なので「遠くの星がもう死んでいても、そこに届く光はまだ何年も届く」「今見ている光は何光年も前のもの」というあの事象をエイミーにプレゼントしたい。そのためにエドは先読みして、自分が死んでからもエイミーのところへプレゼントが届くよう、手配している)

石膏像で型を取る仕事をしたエイミーは、動かないでと言われたのに泣いてしまい、型取りの仕事に失敗します。
夜、最後に密会したホテルに行ったエイミーは、メイドの女性に「数日前にこれがホテルに届いた」と渡されました。
開けてみると、それはエドのTシャツでした。密会の時に「離れているとあなたのにおいを忘れそう」と言ったことを思い出したエイミーは、泣きながらそのシャツを抱いて寝ます。

エイミーの博士課程の口頭試験の日、メールが届きました。「トンリー=シュナイダーの方式なんかどうかな」というアドバイスのとおり、エイミーは自分の得意な分野とエドのアドバイスを組み合わせて、試験官の前で話します。
試験が終わった頃、動画が届きました。ニコラスへ宛ててのエドからの「18歳おめでとう」という動画です(たぶんこれは配信ミスだと思われる)。
会場の外にいるエイミーに、荷物が届きました。封筒には「試験がうまくいったプレゼントだ。イタリアのボルゴヴェントーソで4月9日に受け取れる」という内容と、エドとエイミーの2ショット写真、そして別荘の鍵が入っていました。

イタリアのボルゴヴェントーソには、よくエドとエイミーの2人で出かけていました。イタリアにある小島の1つで、その地にいる人たちは、エイミーのことも知っています。
舟を漕ぐオッタヴィオは知的障害者で、エドの死を理解していませんでした。知らないので、「何人も家に出入りしていた。男1人と女1人、若い男もいろんな機材を持ち込んでいた。あなた(エイミー)が来ないので、不機嫌だったかも」と話します。
(死ぬ間際に用意するためのDVD撮影のため、雇った人材を招き入れていたらしい。しかしオッタヴィオは知的障害で、それが理解できていない)
鍵を開けて別荘に入ると、暖炉に火がともっていました。まるで人がいるかのようです。
机の上に大きな包みがありました。開けると赤いバッグがあり、ノートパソコンが入っています。
その日はエドの誕生日でした。「ぼくの誕生日おめでとう」と言ったエドは、もうノートパソコンと格闘しないですむよう、新たなものをプレゼントしたそうです。
エドと一緒に通ったレストランへ行くと、店主はエイミー用に席を用意してくれていました。
店主はエドの死を知っています。それでも明るく「また長期間お見えにならないだけですよ」とエイミーに声をかけました。

エイミーはその店主から、エドの病気について知らされます。
エドの最後の別荘訪問は最も長く、2週間の滞在でした。目の調子も悪くなっていたそうです。
エドの頭の中には、星状細胞腫ができていたそうです。
それを聞いたエイミーは、夜、望遠鏡を出して星を見てみました。

昼間、道で会った中年女性・アンジェラに「最後の日のエドは、黒い岩のところへ行き、ぼんやりしていた」と聞いたエイミーは、岩のところへ行きます。
景色を眺めてみますが、エドがどんな思いでそこに佇んでいたのかは分かりません。

【転】- ある天文学者の恋文のあらすじ3

人の気配を感じたエイミーが階下に降りると、アンジェラがいました。
アンジェラは、姿を見られないようにしてくれと、エドから頼まれていたそうです。暖炉に火がついていたのも、アンジェラのはからいでした。
2日以上滞在するようなら渡してくれと言われていたらしいものは、エドからの手紙とDVDでした。
DVDには「そろそろ話題にしないと。君のご両親のことだ」とエドがエイミーの両親のことを話題にします。
エドはエイミーと最後に会った後、エイミーの母に会いに行っていたと告げました。関係は話していないけれども、母は理解したのではないかと言います。
実はエイミーは自分が運転する車に父親を乗せて事故に遭い、父親を亡くしていました。運転しなれた道で車の制御がきかなくなり、車ごと急こう配の土手から転げ落ちたのです。
エイミーは無事でしたが、それ以来、罪の意識に苛まされるようになりました。
父親の代わりに自分が死ねばよかったのではないかと考えたエイミーは、母親からの電話にも出ず、スタントという危険な仕事をしているのです。
エドは、エイミーの母親から事故の話を聞いたと言ったうえで「君の母親は、夫ではなく君の死を望んでいると思うか? スタントしているのは自らを死に追いやるためか」とお説教を始めました。
いちばんつらいところを指摘され、お説教されたエイミーは、つらくてDVDを停止し、衝動的に暖炉の火に投げ込みます。
思い直してすぐ取り出しましたが、DVDは変形してしまいました。修理に出しても一部しか修復できませんでした。

舟に乗って帰国したエイミーは、首吊りのスタントの仕事をしますが、荒れていました。
触れられたくない部分をエドに指摘されたエイミーは、怒りに任せて「エイミー」という名を11回続けて打ち込み、送信します。
でもすぐ悔いたエイミーは、先ほどのメールを撤回したいと思います。そこで「エド」という名を11回続けて打ち込んで送信しますが、音沙汰がなくなってしまいました。
その頃からエイミーは、自分からも発信してみようと思い、ビデオカメラで自分を撮影します。たとえエドに届かないと分かっていても、それでもエドへメッセージを録画します。
並行して、自分に届く予定だったエドの荷物を得ようと、エイミーは奔走します。
配送センターに行くと、やはり届く予定だった荷物はあったのですが、すべて返送処理されていました。グレン弁護士のところへ、です。

公園で落ち込むエイミーに、先日じっと見つめていた飼い犬が優しく近づいてきました。エイミーは犬の頭を撫で、母からの電話を初めて受けます。
エディンバラのグレン弁護士のところへ行き、エイミーは荷物を渡してくれるよう頼みますが、「遺志を活かすシステムなので」と断られました。
届く荷物を復活させたいエイミーは、エドと11回連続で打ち込んでメール送信し、ほかにも手がかりがないかとエドの自宅をうろうろします。

そうしていると、エドからの電話がかかりました。エイミーが取ると無言です。
ふと気付いたエイミーがかけ直してみると、やはり相手はエドの娘でした。
(エドの遺品の携帯を使って娘がかけてきた。それに気づいてエイミーがかけ直した)
娘・ヴィクトリアと会ったエイミーは、1月にも自宅の近くにいたことを指摘されます。
ヴィクトリアは、自分の父親のエドが自分と同い年の若い愛人を持っていることを、こころよく思ってはいませんでした。
バカなメッセージを送ってこないでと、エイミーは言われます。

その後、天文ドームでかに星雲を見たエイミーは、エドがかに星雲をことさらよく見ていたことを告げられました。エドの脳にできた腫瘍が、ちょうどその星雲と似ているそうです。
ドームを出たエイミーに連絡があり、エイミーは再び娘のヴィクトリアに会いに行きました。
ヴィクトリアはひどい言葉をかけたことを詫びます。羨望が憎しみに替わってしまっていたとヴィクトリアは言い、「これほど愛してくれる男は、ほかにはいないだろう」と言います。
そのうえでヴィクトリアは、エイミーに協力を申し出ました。
病気のことは、エドは最初、家族にも内緒にしようとしたそうです。しかしすぐ家族には知れてしまいました。
エイミーに病気のことを知らせなかったのは、エイミーを守り、できるかぎり永遠にそばにいようと思っていたからだと、ヴィクトリアは告げました。
しかしそんなヴィクトリアでも、通信手段を復活させる方法を知りませんでした。

【結】- ある天文学者の恋文のあらすじ4

もう1度グレン弁護士に頼みに行きますが、エイミーはやはり断られます。「エドから指示があれば返ってくるはずだ」と言うグレン弁護士の言葉に、エイミーは考えました。
止めるシステムがあるのならば、エドは絶対に「復活させるための方法」も考えていたはずだと、必死で考えます。

イタリアのボルゴヴェントーソの島へ行ったエイミーは、そこでも手紙が返送処理されたと知りました。
黒い岩のところにいると、オッタヴィオが「教授が落とした」と言って、バッグを渡します。その中にはSDメモリーカードがありました。
そのSDメモリーカードには、いわばNGシーンが入っていました。エドがどう表現すべきか迷っているところや、痛みに苦しむ様子などがあります。
スタント仲間のジェイソンに手伝ってもらって見たエイミーは、やっぱりもう1度エドからのプレゼントを復活させたいと、決意をより固めます。

エイミーは事故以来会わずにいた母のところへ行き、和解しました。そのまま3日間母と共に過ごします。
そして父親を亡くしたことを思い出してしまう、急こう配の坂を車で転げ落ちるスタントの仕事を受けました。リックと共に成功させます。

久しぶりに自分のアパートに帰ると、アパートは騒然となっていました。なんでも7~8人の強盗が入り込み、アパート中のめぼしいものを盗んで行ったそうです。
エイミーの部屋も荒らされており、エドからプレゼントされた、新しいノートパソコンが盗まれていました。
荒れた部屋を見ていたエイミーは、最後の逢瀬のホテルの部屋に残されたメモ用紙に目が留まります。
白紙をえんぴつでなぞると、最後に書かれたメッセージが浮かび上がりました。
書かれていたのは「エド11人、エイミー11人」です。
その時の会話でエドが「10人のエドが何か思いつくかも」と言っていたことを思い出したエイミーは、エドと10回打ち込んで送信します。

エド10回が正解でした。こうしてまたエドから荷物が届くようになります。
「仲直りできてうれしいよ」というメールから始まるエドのメールは、どうやらエイミーが一度中断することまで計算に入れていたようです。
エイミーは坂道スタントを機に、スタントの仕事を辞めました。そして平穏な生活に戻ります。
かつてのスタント仲間・ジェイソンが声をかけてきますが、もうスタントは辞めたと言います。
母の家を訪問すると、母から「3回目のランチの時に渡してくれと言われた」とエイミーはエドからの手紙を渡されました。
そこには「聖ジャスト図書館へ5月最終週に予約を取っている」と書かれていました。エイミーは行ってみます。
図書館では客星と超新星の動画を見せ、その講演をしていました。
(注:客星とは、常に見えるわけではなく、一時的に現れる彗星や新星などのこと。超新星とは星の最後の瞬間のことで、星としての一生を終える時に爆発する現象を表す)
スタント仲間のリックとジェイソンの3人で食事したエイミーは、論文に向かいました。
客星と超新星を扱った論文は認められ、エイミーは博士課程の学位を取得し、卒業します。

卒業したエイミーにメールが届きました。
それを元にグレン弁護士のところへ行ったエイミーは、エドがボルゴヴェントーソの別荘を自分宛に遺産相続していたと知らされます。遺族も了承しています。
別荘に行ったエイミーは、そこにDVDを見つけました。再生します。
最後のDVDは、エドが後ろを向いて座っているというものでした。
(病状が悪化していて顔を見せられないという意味もあり、またカメラの方を向いてエドが冷静に話せないという意味もあるのかも)
DVDでエドは、「卒業した後の君と一緒にいるための方法を思いつかない」と言います。そこまでエドは想像できないそうです。
「ぼくの過ちは、もっと早く君に出会わなかったこと。もっと長く君といられなかったこと。最後の3か月、幸せだった。ありがとう」
そういった内容のものでした。
エイミーはそれを見て、エドとの本当のお別れを感じます…。

…展示会で、エイミーが失敗した石膏像の型取りのものが展示されていました。
それは失敗作としたうえで、作者は「それでもこちらの方がすばらしい」と言います。
会場の前でジェイソンに会ったエイミーは、電話番号を変えたことを指摘されました。
(エドと完全に訣別するために、スマホを解約したのだと思われる)
スマホを変えたときに、電話番号も変えたと告げたエイミーは、ジェイソンに食事に誘われますが、断りました。
「また今度食事しよう。こっちから電話する。その時に電話番号が分かるでしょ」と告げて、エイミーは去っていきました。
(いつか恋をするかもしれないが、それは今日ではないという意味)

みんなの感想

ライターの感想

なんともロマンティックなラブストーリー。
冒頭でお別れしたのち、もういきなりエドは死んでしまう。けれども届きつづける荷物。
時代が進んだなあと実感させてもらった。手紙だけの時代と異なり、いまだったらビデオメッセージ残せるもんね。
そういうわけで、死んだはずなのにエドの姿が見られるものだから、ついつい死の実感がわかない。
衝動的に一度配信停止を押した後、復活させるまでのエイミーの行動で、エイミーの過去や生き様などを見せるスタイル。
もどかしいところはあるものの、素直に「美しいラブストーリーだった」と言える。
ラストも綺麗。今はまだ新たな恋は無理なんだけども、いずれまた踏み出すというヒロインの気持ちをていねいに描写している。

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