「おもいでの夏」のネタバレあらすじと結末の感想

ラブストーリー

おもいでの夏の紹介:1971年公開のアメリカ映画。思春期の少年が、年上の女性に憧れた一夏の経験を描いた作品。アカデミー賞では作曲賞を受賞した。監督は「アラバマ物語」のロバート・マリガン。音楽は「シェルブールの雨傘」のミシェル・ルグラン。撮影は「ベン・ハー」のロバート・サーティース。ドロシー役のジェニファー・オニールは今作で一躍スターになった。

予告動画

おもいでの夏の主な出演者

ドロシー(ジェニファー・オニール)、ハーミー(ゲイリー・グライムス)、オスキー(ジェリー・ハウザー)、ベンジー(オリヴァー・コナント )、アギー(キャサリン・アレンタック)、ミリアム(クリストファー・ノリス)、薬剤師(ルー・フリッゼル)

おもいでの夏のネタバレあらすじ

【起】- おもいでの夏のあらすじ1

15歳のハーミーは、ひと夏だけ島にやってきます。友人のオスキーとベンジーの悪ガキ3人組は一緒に遊びます。
3人は、とある家に夫と住んでいるドロシーの美しさに酔いしれます。ハーミーは彼女に一目惚れをしてしまいます。
ベンジーの家にある医学書を見て、3人は性に関して興味津々です。
ある日、船が出航するのを見ているとドロシーが戦地に向かう夫を見送ります。
砂浜で3人が遊んでいると、ドロシーが一人でやってきます。日向ぼっこをしている彼女に、声をかけるようにオスキーがハーミーに言ってきます。
オスキーがからかい始めて、ハーミーは逃げ出します。その後、ハーミーとオスキーは殴り合いの喧嘩をします。
翌朝出掛けたハーミーは、母から新聞を取りに行くように頼まれます。ご飯を食べながら歩いていると、大量の荷物を持ったドロシーを見かけます。
ドロシーの荷物を家まで運んであげるハーミーでした。ドロシーは大喜びで、声をかけれたハーミーはもっと大喜びです。

【承】- おもいでの夏のあらすじ2

到着するとドロシーが手間賃をくれようとします。ハーミーが断ると、代わりにコーヒーをくれます。
ハーミーはブラックでよいと頑なに答えます。新聞を父に渡さないといけないので、帰ることにします。
ドロシーからドーナツをもらって、いつでも来て良いと言われます。オスキーとベンジーが様子を見ていて、詳細を聞いてきます。
ある日、3人は映画を見に行くことにします。オスキーが女の子3人組を見つけて、一緒に見ようと誘います。
ベンジーが逃げ出してしまって、女の子も帰ろうとします。オスキーが粘って、二人の女の子を帰らせずに済みます。
オスキーはミリアムと、ハーミーはアギーと隣になって映画を鑑賞します。オスキーはミリアムの体に触れたくて仕方ありません。
ハーミーは胸を触ろうと手を差し伸べると、それは腕でした。映画が終わって、胸だと思っていたのに腕だったので落ち込みます。
映画館でハーミーは、ドロシーから手伝いに来て欲しいと呼ばれていました。木曜日に尋ねると、荷物を屋根裏に入れて欲しいと頼まれます。
ドロシーのセクシーさにハーミーは震えてしまいます。何とか手伝いを終わらすことができて、最後にオデコにキスをしてもらいます。自分が好きであることも思わず伝えてしまいます。

【転】- おもいでの夏のあらすじ3

ある日、医学書をベンジーから取ってきてもらいます。ハーミーの家で、オスキーと医学書の内容をコピーしようとします。
いざという時のためにメモを持っておこうと考えたのです。ばかばかしいと思うハーミーと、真剣なオスキーでした。
オスキーは浜辺にミリアムとアギーを呼ぶ予定を立てていました。そして童貞を卒業するために、コンドームも用意していました。
コンドームの無いハーミーに、薬局で買うようにと言います。ハーミーは緊張しながら薬局に入ります。
お婆ちゃんが出て行くのを確認してから、薬剤師にコンドームを何とかして頼みます。兄の頼みだからと嘘をついて、買う事ができます。
夜の浜辺で、オスキーはミリアムと男女の関係になります。ハーミーはアギーとマシュマロを焼いて食べます。
ミリアムのテクニックにオスキーはタジタジでした。コンドームも足りなくて、ハーミーに分けてもらいます。
アギーが二人の様子を見に行くと、驚いて帰ってしまいます。ハーミーも見てしまって、目が点になってしまいます。

【結】- おもいでの夏のあらすじ4

ある朝、ハーミーはドロシーに会いに行きます。彼女は夫への手紙を書いていました。夜に来ても良いか聞くと、ドロシーは了承してくれます。
おめかしをして気合をいれたハーミーがドロシーの家を訪れます。何度呼んでも彼女の反応はありませんでした。
机の上には彼女の夫が戦死した手紙が来ていました。悲しみに明け暮れるドロシーがやってきて、ハーミーと抱き合います。
そしてドロシーとハーミーは体を重ね合います。おやすみと言われて、ハーミーは去っていく彼女を見つめていました。
悩んでいるハーミーにオスキーが話しかけてきます。ミリアムが盲腸で本土に帰ってしまったのです。オスキーはひと夏の思い出は風のようだと言います。
ハーミーがドロシーの家を訪ねると手紙が挟んでありました。彼女は実家に帰ること、この間の思い出が重荷にならないことを祈ると手紙に書いていました。
ハーミー達3人は、沿岸警備隊に忍び込んでからかいます。映画館に行ったりなどして遊びます。
オスキーはハーモニカを吹かなくなり、ベンジーは腕時計を壊します。この夏で幼い自分を失ったと、ハーミーが語ってエンディングです。

みんなの感想

ライターの感想

この映画の見所は、ハーミーとドロシーが体を重ね合う場面です。ロマンチックで悲しみを帯びた雰囲気が、目と心に染み渡っていくようです。
この場面もそうですが、映画を盛り上げている要因にミシェル・ルグランの音楽があります。ピアノの音が永遠に頭に残ります。
彼は20世紀のフランスを代表する存在で、「シェルブールの雨傘」や「ロシュフォールの恋人たち」など様々な映画でも音楽を担当しました。
日本では「ベルサイユのばら」の実写映画で音楽を担当したり、森山良子とコラボしたこともあります。
また、ドロシー役のジェニファー・オニールの美しさには驚かされた映画です。化粧はほとんどしてないと思われる素顔の美しさは、何年経って見ても変わることはないと思います。
真面目なハーミーと違って、面白いオスキーが良い味を出しています。オスキーとハーミーの対照的な恋愛感が、この映画のラブストーリーを引き立てているように思います。
ノスタルジックに描かれていて、何年経っても見る人々の心を動かす作品だと思います。お勧めの映画です。

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