映画:シンプルな情熱

「シンプルな情熱」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ラブストーリー

シンプルな情熱の紹介:2021年7月2日公開のフランス&ベルギー合作映画。ノーベル文学賞の候補にも名を連ねるフランス現代作家、アニー・エルノーの原作で、年下男性との愛と性の実体験を綴った問題作を映画化。レバノン出身のダニエル・アービッド監督が、女性ならではの視点で原作を映像化した。主人公のエレーヌを『若い女』で第23回リュミエール賞最有望女優賞を受賞したレティシア・ドッシュが、その恋人を『ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣』のセルゲイ・ポルーニンが演じる。

シンプルな情熱の主な出演者

エレーヌ・オーギュスト(レティシア・ドッシュ)、アレクサンドル・スヴィツィン(セルゲイ・ポルーニン)、ポール(ルー=テモ・シオン)、アニタ(キャロリーヌ・デュセイ)、エレーヌの前夫(グレゴワール・コラン)、精神科医(スリマン・ダジ)

シンプルな情熱のネタバレあらすじ

【起】– シンプルな情熱のあらすじ1

シンプルな情熱のシーン1

画像引用元:YouTube / シンプルな情熱トレーラー映像

「去年の9月から何もせず、ある男性を待ち続けた。男性の電話と訪問を。仕事はしたし、友だちと映画館へも行った。だが、彼と抱き合う以外のことは現実感がなかった…」エレーヌがそう語ります…。(この発言の詳細は映画後半に出てきます)

フランス・パリ。

エレーヌはベッドの上で、アレクサンドルと身体を重ねていました。そこはエレーヌの家で、真っ昼間でした。抱き合ったあと、アレクサンドルは身支度を整えると「言いたくないけど、もう行く」と告げます。エレーヌはそれを裸のままベッドの上で見送りました。その後、普段通りに戻り、帰宅した息子のポールを迎えます。

エレーヌ・オーギュストはパリの大学で文学を教えていました。夫とは離婚しており、エレーヌは息子のポールを引き取って育てています。エレーヌが恋をしている相手は、ロシア大使館に勤めるアレクサンドル・スヴィツィンでした。エレーヌのかなり年下で、しかも既婚者です。エレーヌはアレクサンドルとの恋に夢中でした。アレクサンドルから連絡をもらうと、つい彼を優先してしまいます。

アレクサンドルと会っていない間も、エレーヌが考えるのは彼のことでした。電車に乗っている間も、目を閉じたエレーヌが思い起こすのは彼の体に刻まれたタトゥーです。アレクサンドルは体中にたくさんのタトゥーを彫っていました。

電車を降りたエレーヌは、女友だちのアニタと会って映画を見ます。エレーヌとアニタが見たのは『二十四時間の情事(ヒロシマ・モナムール)』という、日本の広島が舞台のフランス人女優と日本人男性とのドラマです。

映画の後、カフェで2人は話をしました。アニタはスマホで出会い系のアプリがあり、便利だといってエレーヌに紹介しました。自分の姉はそれを使って見知らぬ相手と情事を繰り返していると言い、エレーヌはなぜ自分に勧めるのかと聞き返します。アニタは、エレーヌがアレクサンドルにすっかり夢中になっているのを心配しているのです。アレクサンドルはいずれロシアに帰り、エレーヌが捨てられる日が来ることを話していさめますが、エレーヌは相手にしませんでした。

昼間に家で仕事をしていたエレーヌは、アレクサンドルから突然の電話をもらいます。「今から会えるか」と聞いたアレクサンドルは、15分後に会おうと言って電話を切りました。エレーヌは電話を切るとすぐ部屋着をおしゃれな服に着替え、髪型もセットして迎えます。やってきたアレクサンドルはエレーヌを見ると、すぐに台所で押し倒しました。2人はそのままその場で肌を合わせます。

逢瀬のあとアレクサンドルは去って行き、エレーヌは息子のポールを迎えます。

夜、自室でパソコンに向かっていたエレーヌは、ふとネットでアレクサンドルの名を検索しました。「アレクサンドル・スヴィツィン」と打ち込むと、アレクサンドルの顔写真が出てきます。その写真を拡大して嬉しそうな顔で見ていると、息子のポールが着替えのショートパンツについて聞きながらドアを開け、アレクサンドルの写真を見ます。「その男の人は?」と聞くポールに、エレーヌは「誰でもないわ」と答えました。エレーヌは隠していますが、息子のポールも母に恋人がいることは、察しているようです。

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