「ジェイン・オースティン 秘められた恋」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ラブストーリー

「ジェイ・オースティン 秘められた恋」は2007年に公開されたイギリス製作の映画です。「傲慢と偏見」の作者でもある作家のジェイ・オースティンの若き日を描いた伝記映画です。監督は「キンキブーツ」などのジュリアン・シャロルド、主役のジェイ・オースティンを「プラダを着た悪魔」のアン・ハサウェイが演じています。1795年、イギリスの田舎町ヨークシャーに両親と住み、小説家を目指しているジェイ・オースティン。20歳の彼女は両親から結婚を迫られ、地元の名士でお金持ちのグレシャム夫人の甥ウィスリーとの結婚話が持ち上がります。そんな中、ロンドンからやって来た知的でハンサムな青年トムと出会います。最初は憎まれ口を言い合っていた2人ですが、いつしかお互いに惹かれていき…。

ジェイン・オースティン 秘められた恋の主な出演者

ジェイ・オースティン(アン・ハサウェイ)、トム・ルフロイ(ジェームズ・マカヴォイ)、オースティン夫人(ジュリー・ウォルターズ)、オースティン牧師(ジェームズ・クロムウェル)、グレシャム夫人(マギー・スミス)、ウィスリー(ローレンス・フォックス)、ヘンリー(ジョー・アンダーソン)

ジェイン・オースティン 秘められた恋のネタバレあらすじ

【起】– ジェイン・オースティン 秘められた恋のあらすじ1

ジェイン・オースティン 秘められた恋のシーン1

画像引用元:YouTube / ジェイン・オースティン 秘められた恋トレーラー映像

イギリス・ハンプシャー地方の田舎で牧師をしている父とその母の元で暮らしているジェイン。ある日曜日の早朝、ジェインが鳴らす大音量のオルガンで家族は飛び起きます。家族はジェインの兄たちの稼ぎで何とか暮らしており、両親は20歳になるジェインを早く嫁がせようとしていました。この時代、女性は良き妻良き母になることを求められ、知性は必要ないとされていましたが、ジェインは密かに作家になる夢を持っていました。

そんなある日、ジェインは名士でお金持ちのグレシャム夫人の甥っ子ウイスリーに会わせられます。ウィスリーはボーっとしていて、冴えな男性でジェインは興味がありませんでしたが、家柄は申し分なく、ジェインとウィスリーのお見合い話が持ち上がります。

その頃、ロンドンではトム・ルフロイという青年が法律家になるため、判事である叔父の元で勉強をしていました。しかしトムは裁判に遅刻するわ、不良たちとつるんで遊び回る放蕩者で、叔父は困り果てていました。そこで叔父はトムに生活態度を改めさせるため、彼を一時的にド田舎のハンプシャーに住む親せきの所へ送り込むことにします。

ジェインの元では、家族や知人たちが、ジェインの姉カッサンドラと婚約者のロバートとの新しい門出祝うために集まっていました。そこで、ジェインが祝福の詩を朗読している所に、トム・ルフロイが遅れて現れます。しかも、トムはジェインの長い詩に退屈し、途中で居眠りをしてしまいます。

その後、ジェインに好意を寄せているジョンは詩を誉めますが、トムは「青臭い自己愛は都会者には退屈」と言い放ちます。それを聞いてしまったジェインは腹を立てます。ジェインとトムの出会いは最悪なものでした。

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