「ダウト～嘘つきオトコは誰？～」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想（1件）

画像引用元：YouTube / ダウト～嘘つきオトコは誰？～トレーラー映像

間宮は極道の間宮組の御曹司でした。いずれ組を継ぐ予定で、香菜の度胸の良さを評価していっしょに組を支えてほしいと言いますが、香菜は断りました。間宮は、片桐の借金の連帯保証人から名前を消しておくと言って去ります。

片桐が連絡先を聞いた際に、香菜にフルネームで書くよう指示した理由が判りました。香菜は片桐も嘘つきだとして除外します。

警察署に加賀美が迎えに来てくれました。香菜は加賀美と飲みに行くと、運命の人を探すために婚活パーティーに参加したのだと打ち明けます。「取材のために参加したのではないか」と聞こうとすると、加賀美は仕事があると言って去ろうとします。香菜は加賀美に、嘘をついていると指摘します。

加賀美の腕には注射針の痕が複数ついていました。病気か麻薬と睨んだ香菜が指摘すると、加賀美は白状します。

加賀美は心臓病を患っており、一生病と付き合っていかねばならないので結婚は考えていませんでした。香菜の予想どおり本のネタ探しで婚活パーティーに参加していましたが、香菜に惹かれたのは事実だと話します。「本当は支えてくれる人を探しているんじゃないですか」と香菜が言うと、加賀美は香菜をハグしてお礼を言うと、嘘をついたことを詫びました。

残りは唯川か玄野の2人になりました。本当に運命の人がいるのか疑問に思った香菜が尾崎に電話して聞いてみると、「答えは自分で探しなさい」と言われます。尾崎が掛け直してきて、「待ってるだけじゃだめよ」とハッパをかけます。

玄野に誘われた香菜が出かけようとすると、マンションの前に唯川がいました。なぜ住む場所が判ったのか香菜が驚くと、唯川はSNSの写真に住所が映り込んでいたからと言いました。昔、クラスでシロブタと呼ばれていたと話す唯川のことを、香菜もようやく思い出します。

…（過去の回想）唯川は小学時代、色白で太っていました。そのために同級生にいじめられていましたが、あるとき香菜が唯川に「口惜しかったら強くなって見返してやれ」と励ましたのです。香菜のことばがきっかけで変われた唯川は、依頼ずっと香菜のことが好きだったのでした…。

しかしそれを聞いた香菜は、唯川がストーカーじみていると思って「気持ち悪い」と言います。「偶然」を装っていましたが、それらがすべて嘘だったのだと気づいて、「嘘つく人は絶対に嫌なの」と拒否しました。

残った玄野が運命の人だと香菜は思います。

玄野との待ち合わせ場所に行った香菜は、仲良くデートしました。玄野も「結婚を前提に付き合ってくれ」と言い、香菜は玄野とホテルへ行きます。先にシャワーを浴びて出ると、玄野は消えていました。しかも香菜のクレジットカード決済ができなくなっていました。

横浜警察署に駆け込んだ香菜は、玄野がいろんな女性をだました結婚詐欺師で指名手配されていると知ります。落胆していると、その玄野が確保された一報が入りました。別の男性と口論になっているところを捕まったと聞いて、香菜は唯川が玄野を詰問したのではないかと思います。

警察署にいる香菜を迎えに、尾崎がやってきました。香菜が「全員嘘つき男だった」というと、尾崎は好きな人の前ではかっこつけたりよく見せたりするだろうと話します。女性の化粧や着飾る行為を嘘とは言えないだろうと言い、「相手を想うあまりについてしまう嘘もあるのでは」と言いました。香菜は帰宅しながら考えます。

唯川が水族館でたこねこマンを見ていたのも、香菜が好きなキャラだと知っていたのだと判った香菜は、もう遅いと思いつつ街で唯川を探します。見つからずに足をすりむいて帰宅すると、母から電話がありました。香菜は「結婚の予定がない。嘘をついた」と泣いて謝ります。

電話を切って傷口にバンソウコウを貼った香菜は、ベッドの下にお見合いの釣書があるのを見つけました。開封するとそこには、唯川の写真がありました。香菜はそれを見て思わず笑います。

後日。

香菜はお見合いの席へ行き、唯川と会いました。意外な顛末に戸惑う唯川に、香菜は「嘘つき男」と言いながら笑顔を向けました。

（エンドロール）結婚式の様子。

（エンド後）「その表情、俺の前だけにして」と唯川に言われて、香菜は頷くとキスします。