「ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

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ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめの紹介:人気コメディアン、クメイル・ナンジアニ脚本・主演のロマンティックコメディ。ナンジアニ自身の体験に基づいた作品で、パキスタン系のコメディアンと白人女性との人種・文化の違いを超えた恋を描いていく。ロカルノ国際映画祭、ナンタケット映画祭での観客賞を始め、数多くの賞に輝いた。2017年アメリカ製作。

あらすじ動画

ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめの主な出演者

クメイル(クメイル・ナンジアニ)、エミリー(ゾーイ・カザン)、ベス(ホリー・ハンター)、テリー(レイ・ロマーノ)

ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめのネタバレあらすじ

【起】– ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめのあらすじ1

ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめのシーン1

画像引用元:YouTube / ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめトレーラー映像

物語の舞台はアメリカ、シカゴ。パキスタン系の青年クメイルはウーバーのドライバーをしながらスタンダップコメディアンとして成功することを夢見ていました。クメイルがネタにするのは、故郷パキスタンの文化の風刺でした。「1日に5回だけ祈りを捧げる」、「親が見つけた相手とお見合い結婚」など、アメリカとまったく異なる文化をクメイルは取り上げ、観客を笑わせていました。

そんなある日、クメイルが所属するコメディクラブに、ある大物人物が現れました。その人物とはボブ・ダラバン、モントリオール・コメディ・フェスの関係者でした。クメイルは緊張しながら舞台に立ちますが、ボブは別のコメディアンと話し込み、途中退席してしまいました。クメイルはそのことに気づきながらもトークを続け、客席に向けてパキスタン系の人はいるかと尋ねました。すると、若い白人女性が高い声を上げてクメイルに微笑みかけました。クメイルはこの女性の奇声に動揺しながらも、ユーモアのある返答をして観客を笑わせました。

舞台が終わった後、クメイルはさきほどの白人女性の姿を見つけ、「芸人を野次るのは失礼だ」と注意しました。真剣に話すクメイルに対して、この女性は「ベッドでのあなたって最高!も野次なの?」と笑いかけてきました。クメイルは次第にこの女性との会話が楽しくなり、その後二人で飲みに出掛けました。彼女の名前はエミリーといい、セラピスト志望の大学院生でした。酒を楽しんだ後、二人はクメイルの家に移動、一夜をともにしました。

楽しい夜を過ごした二人でしたが、その後は二度と会わないことを確認し合いました。二人とも恋愛に集中する余裕がない点で共通していたのです。特にクメイルは「女性と会うのは連続2日まで」という「2日ルール」を自らに課していたため、女性とまともにつき合うことは困難なことになっていました。エミリーはそんなクメイルを「時間オタク」と呼び、そんな人とはつき合えないと微笑みました。

コメディアンとして活動する傍ら、クメイルは定期的に実家に顔を出し、両親と兄ナヴィールとその妻ファティマと食卓を囲みました。この家族は普段クメイルがネタにしているような伝統的なパキスタン的な生活を送っており、クメイルに早くパキスタン人女性とお見合い結婚することを望んでいました。特に熱心だったのは母親で、クメイルが実家に戻るたびに自分が選んだ花嫁候補を家に呼び出していました。しかし、どんなに美人で性格の良い女性が来ても、クメイルは興味を示さず、恋愛関係に発展することはありませんでした。母はそんなクメイルに呆れつつも、くじけず花嫁候補を家に招待し続けました。

クメイルの家族がパキスタン人の女性を花嫁に迎えることにこだわっていたのには、別の理由もありました。クメイルたちの親戚で白人女性と結婚した男性がおり、その男性は伝統に反したという理由で家族親戚から勘当されていました。クメイルの家族は白人との結婚を選んだ親戚を憐み、クメイルにはそうなって欲しくないと考えていたのです。しかし、アメリカ文化に慣れ親しんだクメイルは家族の意見に同意できませんでした。

二度と会わないと確認し合っていたクメイルとエミリーでしたが、結局再び連絡をとり、やがて恋人関係になりました。しかし、クメイルは相変わらず母が選んだ女性とのお見合いを続け、特殊な家の事情をエミリーに打ち明けられずにいました。

そんなある日、クメイルは小規模ながら単独ライブを開催しました。エミリー、コメディアン仲間が見つめる中、クメイルが披露したのは、風刺を抑えてパキスタンの歴史や文化を紹介する芝居でした。笑いがなかなか起きなかったものの、クメイルは最後まで舞台をやり抜きました。エミリーはパキスタンのことを知れてよかったと感想を口にしつつ、「でも、もっとあなたのことを知りたかった」と素直な気持ちをクメイルにつたえました。

それから間もなく、クメイルは兄ナヴィールに白人女性とつき合っていることを打ち明けました。しかし、ナヴィールはクメイルの気持ちに共感することはなく、エミリーと別れることを勧めてきました。ナヴィールはお見合い結婚した妻ファティマと良好な関係を築いており、その実体験からパキスタン人同士で結婚することがよいと考えていたのです。ナヴィールを味方につけることに失敗したクメイルは、今後のエミリーとの将来に頭を悩ませるようになっていきました。

そんなある夜、ワインを飲んでほろ酔いになったエミリーは自分の過去についてクメイルに打ち明けてきました。エミリーは離婚を経験しているというのです。エミリーは学生結婚したものの、ある日、夫への愛情がなくなっていたことに気づいたといいます。エミリーは離婚歴があること、クメイルと出会ってまだ間もないことを踏まえた上で、「あなたに夢中みたいなの」と言ってクメイルを見つめました。そんなエミリーに、クメイルは自分も同じ気持ちだと微笑みました。

この告白をきっかけに、エミリーは二人が互いの両親と会う機会を作ろうとしますが、クメイルは2日ルールを持ち出したり、適当な嘘をついたりして、はぐらかしてばかりいました。そんな中、エミリーはスーパーでの買い物中、何もないところで足をひねりました。クメイルはそんなエミリーの姿に違和感を覚え、医者に行くよう勧めますが、エミリーはその助言を聞き流しました。

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