「ピアニスト(2001年)」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

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ピアニスト(2001年)の紹介:2001年製作のフランス映画。2001年のフランスのドラマ映画。監督はミヒャエル・ハネケ、出演はイザベル・ユペールとブノワ・マジメルなど。性的に抑圧されて育ったために屈折した性の欲望を肥大化させてしまったピアノ教師の中年女性と年下の美青年の間で繰り広げられるすれ違いの恋をめぐるドラマを生々しく赤裸々なタッチで描いている。原作はエルフリーデ・イェリネクの小説『Die Klavierspielerin(ピアニスト)』。2001年5月に開催された2001年のカンヌ国際映画祭にて審査委員グランプリ、男優賞、女優賞の3つを受賞した。

あらすじ動画

ピアニスト(2001年)の主な出演者

エリカ・コユット: イザベル・ユペール(范文雀) ワルター・クレメール: ブノワ・マジメル(坂詰貴之) エリカの母親: アニー・ジラルド(藤夏子)

ピアニスト(2001年)のネタバレあらすじ

【起】– ピアニスト(2001年)のあらすじ1

ピアニスト(2001年)のシーン1

画像引用元:YouTube / ピアニスト(2001年)トレーラー映像

オーストリアの首都・ウィーン。

帰宅してきた娘のエリカ・コユットに、母親が矢継ぎ早に話しかけます。仕事の後どこにいたのかと聞かれたエリカは「散歩よ」と答えますが、母は「3時間も散歩していたのか」とわめきます。エリカが「8時間も働いて、散歩くらいいいじゃない」と言い返すと、母はエリカのバッグを取り上げて、その中身をチェックし始めました。1万シリングのレシートを見て、「何にこんなに金を使うのか」と嘆きます。

エリカと母は口論を開始しました。母と娘なので、お互い遠慮のない表現で相手を罵倒します。しかししばらくして落ち着くと、エリカは「ごめんなさい」と謝りました。母も反省し、先ほどのつかみ合いの際にエリカに引っ張られた頭をみてもらいます。「うちは短気な家系だね」と言って、母は笑いました。

母はその後も口やかましく、あれこれエリカに介入してきます。エリカは小言をききながら歯磨きをして、母の隣のベッドに横たわりました。ふたりは就寝します。

エリカは39歳の独身女性です。ウィーンの名門の音楽校であるウィーン市立音楽学院の講師をしていました。母親はエリカをピアニストにするために、すべてをつぎ込んでいました。それがあるために、エリカがとうに大人になってから現在に至るまで、ずっと過干渉を貫いているのです。

母親と2人暮らしのエリカは、プライべートなどありません。少し帰宅が遅れただけでも、映画冒頭のように母からうるさく詮索されます。また職場である大学にも、よく母親から電話がかかってきました。

エリカも母親との関係が異常だという自覚はありながらも突き放せず、母とエリカは共依存の関係に陥っていました。

翌日、出勤していくエリカに「今日はショベールの娘のレッスン?」と母が質問します。母親はそんな細かなことまで、エリカのことを把握していました。(映画タイトル)

出勤したエリカは、いろんな相手にピアノのレッスンを行ないます。髪をまとめたエリカは知的な美人ですが、笑顔を見せることなく淡々とレッスンを行なっていました。生徒に厳しく指導し、妥協を許しません。

まだ若い青年の演奏には「ベートーベンでは技巧よりも解釈が必要」と言い、演奏方法について指導しました。

その日は仕事が終わると身支度を整えて、さっさと帰ります。

ある日、ブロンスキという男性の演奏会に招かれたエリカは、母といっしょにエレベーターに乗りこみました。いっしょに乗り込もうとやってきた若者を待たずに、エレベーターを閉じます。

エレベーターに乗り込もうとしていた若者は、ワルター・クレメールと言いました。ブロンスキの甥で、美しい顔立ちの青年です。ワルターは大学生で、電気関係の勉強を学んでいました。

ワルターは年上のエリカにひとめぼれをしていました。パーティーの席上でしきりと声をかけてきます。エリカの母は気が気でないのですが、演奏会のホストであるブロンスキに話しかけられて振りほどけません。

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