映画:マクリントック

「マクリントック」のネタバレあらすじと結末

ラブストーリー

マクリントックの紹介:ジョン・ウェイン、モーリーン・オハラ主演の西部劇。ウィリアム・シェイクスピアの戯曲「じゃじゃ馬ならし」を原案にしており、田舎の大地主と都会志向の妻との大喧嘩をコメディタッチで描く。監督は「大いなる男たち」、「チザム」でもジョン・ウェインとタッグを組んだアンドリュー・V・マクラグレン。1963年アメリカ製作。

あらすじ動画

マクリントックの主な出演者

マクリントック(ジョン・ウェイン)、キャサリン(モーリーン・オハラ)、デブリン(パトリック・ウェイン)、ベッキー(ステファニー・パワーズ)

マクリントックのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

【起】- マクリントックのあらすじ1

舞台は西部開拓時代のとある町。この町の大地主マクリントックは面倒見が良く、貧しい友人がいれば酒をおごり、困った開拓者がいれば手を差し伸べ、町の人々から信頼を集めていました。そんなある日、マクリントックの元にある知らせが届きます。数年前に出て行った妻キャサリンが急に町に戻ってきたというのです。

帰郷したキャサリンは美しく着飾り、この田舎町ではとても浮いていました。キャサリンがマクリントックの前に現れたのは、正式に離婚を成立させるためでした。二人の一人娘のベッキーが東部の大学から戻って来ることとなっており、その前にキャサリンは離婚したいと望んでいました。娘の今後のためには、こんな田舎町と縁を切り、自分と同じように華やかな貴婦人になって欲しいキャサリンは望みますが、マクリントックは首を縦に振りません。それどころか、無理やりキャサリンにキスをし、まともに議論しようとしませんでした。キャサリンはこれにめげず、なんとしてでも離婚するために久しぶりにマクリントックの家に滞在することを決めました。

キャサリンの帰還と時を同じくして、マクリントックは開拓者の親子を使用人として雇いました。威勢のいい若者のデブリンは御者として、母親のミセス・ウォレンは料理人として働くこととなりましたが、二人は働き始めたその日からマクリントックとキャサリンの派手な夫婦喧嘩に驚かされてしまいました。

マクリントックがキャサリンを放っておいて町に遊びに出かけると、キャサリンはすぐにデブリンに馬車を出させ後を追いかけました。キャサリンはマクリントックが友人とチェスを楽しんでいるところに乱入しますが、いつまでたってもチェスは終わらず、キャサリンはいつしか眠り込んでしまいました。

キャサリンが起きたときには、すでに陽が昇っていました。キャサリンは今度こそマクリントックと話し合おうとしますが、今度は町でひと騒動が起き、マクリントックが呼び出されてしまいました。すると、キャサリンもそこについていきました。話を聞くと、町の娘が行方をくらまし、娘の父親が先住民の仕業と決めつけ激怒しているといいます。

マクリントックが現地に着くと、娘の父親はまさに先住民の男を処刑しようとしていました。先住民と親交のあるマクリントックは父親をなだめようとしますが、父親の興奮はなかなか収まりません。すると、そこに町の不良青年ヤング・ベンが娘を連れて現れました。娘の誘拐話は父親の勘違いに過ぎなかったのです。

【承】- マクリントックのあらすじ2

父親がヤング・ベンに怒りの矛先を向けようとすると、そこにマクリントックが立ちふさがりました。マクリントックは父親とヤング・ベンの仲裁をしようと見せかけて、父親を殴りつけました。すると、たちまちその場は大乱闘となり、男たちは泥まみれになりながら殴り合いました。キャサリンもその乱闘に巻き込まれてしまい、キャサリンの美しいドレスは見る影もなく汚れてしまうことに。キャサリンはますますマクリントックに怒りを覚えるのでした。

その翌朝、キャサリンがふてくされていると、突然ミセス・ウォレンが叱ってきました。ミセス・ウォレンは素直になれないキャサリンに説教し、「怒ったふりをしてるだけ」と図星をついてきました。キャサリンはそんなミセス・ウォレンにうまく反論することができませんでした。

その後、マクリントックとキャサリンは東部から戻って来るベッキーを迎えるため、駅に向かいました。地元の名士の娘ということもあり、町の人々は総出でベッキーの帰還を祝いました。マクリントックがベッキーとの再会に喜んでいると、同じ列車から先住民の長プーマが降りてきました。プーマはつい最近刑務所から釈放されたといい、プーマら先住民の今後の処遇については公聴会が開かれることとなっていました。マクリントックとプーマはかつて戦った仲ではありましたが、今では互いに尊敬し合う関係となっていました。マクリントックはプーマとの久々の再会を果たすと、公聴会でプーマの通訳を務めることを約束するのでした。

その後、マクリントックの家ではベッキーの帰郷を祝うパーティが開かれ、大勢の人々が招かれました。人々がパーティを楽しむ中、デブリンはヤング・ベンが先住民の男に乱暴するのを目撃します。デブリンはヤング・ベンの差別的なふるまいに怒りを覚え、喧嘩を申し込みました。デブリンはこの喧嘩に見事勝利しますが、すぐにヤング・ベンの叔父が甥の不名誉を聞きつけてその場に駆けつけました。この男は屈強な男で、デブリンを殴り倒してしまいました。デブリンは傷の手当てのために運び出されましたが、一部始終を見ていたマクリントックはデブリンの正々堂々とした態度に好感を抱きました。陰ながらその様子を見ていたベッキーも、デブリンの勇敢さに気づき、笑顔を見せるのでした。

その後、マクリントックが一人で猟をしていると、そこにベッキーが現れました。ベッキーは両親の仲を心配し、キャサリンに忍耐力がないのが不仲の原因ではないかと考えていました。しかし、マクリントックはベッキーの考えを否定し、キャサリンを擁護しました。ベッキーが幼い頃、マクリントックの留守中にキャサリンは家を500人の先住民に囲まれ、そのつらい状況に9日間耐え抜いたことがありました。そんな過去があるキャサリンを忍耐力がないと批判するのは、マクリントックにとって許せないことでした。マクリントックは夫婦の仲を詮索しないよう求め、不器用ながらも父親として娘を愛していることをベッキーに伝えました。ベッキーはその言葉を受け止めつつも、両親を心配する気持ちをマクリントックに訴えるのでした。

【転】- マクリントックのあらすじ3

ある夜、ベッキーが幼馴染で同じ大学に進んだボーイフレンドのジュニアを家に連れてきました。ベッキーのことが気になり始めていたデブリンは二人の様子が気になり、マクリントックとのチェスに集中できなくなっていました。その後、デブリンにとってさらに不快な出来事が起こりました。ジュニアが乗ってきた馬が逃げてしまい、デブリンが馬車でジュニアを家まで送ることとなったのです。馬車を走らせている間、ベッキーとジュニアが親しげにしているのが気に入らず、デブリンはつい乱暴な走りをしてしまうのでした。

その後、ベッキーは家に戻るとすぐにマクリントックにデブリンを拳銃で撃つよう騒ぎ出しました。ベッキーはデブリンに「婚約前にキスさせる女はふしだらだ」と侮辱され、ひどく怒っていました。マクリントックは事情を理解すると、娘が望むままにデブリンを撃ちました。ベッキーは本当にマクリントックが銃を撃ったことに驚きますが、銃弾はこめられておらず、爆発音が響いただけでした。すると、今度はデブリンが反撃に出て、ベッキーを捕まえて尻叩きを始めました。マクリントックはその様子を愉快そうに眺めていました。すると、キャサリンが銃声を聞きつけその場に駆けつけてきました。キャサリンは娘が尻叩きされるのを傍観したマクリントックを批判、夫婦の間の溝はますます深まっていくのでした。

翌日、町の中心でプーマたちの公聴会が行われ、マクリントックは通訳として出席しました。マクリントックはプーマの言葉を訳し、政府の移住命令に従わず、戦士として最後まで勇敢に政府と戦うつもりであることを市長に伝えました。しかし、市長はプーマの意思を無視し、移住先への出発まで先住民を監禁することを決めました。プーマはその決定に反発し、戦う意思を見せますが、マクリントックはその場では何も行動を起こさず去って行きました。

しかし、マクリントックにはこの状況を打開するための考えがありました。そこで、マクリントックは友人の酔っ払いバニーにある計画を打ち明けました。ひそかにプーマたちの脱出を助け、武器を与えようというのです。そんな事態がもし起きれば、大統領の耳にも入る大事となり、プーマたちに公正な裁判が行われることとなる…マクリントックの狙いはそこにありました。バニーは大胆なマクリントックのアイディアに驚きながらも、手を貸すことを決めるのでした。

その後、マクリントックは大酒を飲み、酔っ払って家に帰ってきました。そんなとき、必ずマクリントックがやることがありました。それは、帽子を勢いよく投げて家の屋根の風向計に引っ掛けることでした。この日もマクリントックは見事帽子を引っ掛けることを成功させ、キャサリンの名を呼びながら「309回連続だ」と帽子投げの記録更新を喜びました。キャサリンは懐かしい光景に思わず嬉しくなり、マクリントックを出迎えようとしますが、マクリントックはミセス・ウォレンと親しげに話をし始めてしまいました。ミセス・ウォレンは保安官と再婚し、仕事を辞めることを伝えようとしますが、マクリントックは酔っ払って絡んでくるばかり。キャサリンはそんなマクリントックの姿に呆れ果て、ミセス・ウォレンを連れて寝室に戻ってしまうのでした。

【結】- マクリントックのあらすじ4

次の日、町では独立記念日の祭りが開催され、人々は荒馬やポニーのレースの観戦を楽しみました。そんな中、プーマ率いるコマンチ族の一団が祭りに乱入してきました。マクリントックの指示通り、バニーがコマンチ族脱出を支援し、武器を援助したのです。プーマたちはひと騒動起こすとすぐに町を脱出、マクリントックはその後ろ姿を見送りました。

このときの混乱で、キャサリンのドレスはひどく汚れてしまい、マクリントックはそんな妻の姿を笑いました。キャサリンは怒ってその場を離れてしまいますが、マクリントックは今こそキャサリンと対話すべきと考えていました。

その後、マクリントックは顔にキスマークをつけたデブリンがベッキーと親しげにしているのを見かけました。「婚約前のキスはふしだらじゃないのか?」とマクリントックが尋ねると、デブリンとベッキーは婚約を済ませたことを報告しました。マクリントックは「尻たたきから始まった婚約というわけだ」と語り、デブリンとベッキーの婚約を祝いました。

その後、マクリントックはキャサリンの着替えているところに乱入、肌着姿のキャサリンに迫って来ました。キャサリンはマクリントックを恐れて必死に逃げますが、マクリントックはどこまでも追いかけてきました。すると、マクリントックとキャサリンの夫婦喧嘩を見物しようと、町の人々もマクリントックの後を追いました。

キャサリンは逃げながら、家出した理由をマクリントックに明かしました。それは、2年前にマクリントックが口紅をつけて帰ってきたからだといいます。しかし、キャサリンの必死の主張もかまわず、マクリントックはその後も追いかけ回し、ついにキャサリンを捕まえました。マクリントックは数発キャサリンの尻を叩いてやると、「離婚してやる」と言って馬車に乗って家に帰って行きました。キャサリンは怒りが収まらず、マクリントックを追いかけ、馬車に飛び乗りました。

その夜、大きな喧嘩を乗り越えたマクリントックとキャサリンは穏やかな夜を過ごしました。マクリントックが都会暮らしや他の男とダンスをしたいかどうか尋ねると、キャサリンはすべての問いにノーと答えました。マクリントックはキャサリンの言葉に喜び、二人は抱きしめ合いました。このとき、マクリントックの家の屋根の風向計には帽子が引っかかっていました。キャサリンは「これで連続310回、新記録ね」と語り、夫と過ごす夜を楽しむのでした。

みんなの感想

ライターの感想

ジョン・ウェインとモーリーン・オハラの演技合戦は見応えがありました。両者とも感情表現が豊かで、ときおり見せるかわいらしい姿も魅力的です。離婚騒動がメインの物語ですが、終盤には先住民の脱出劇があり、アクション要素も楽しました。

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