「マレーナ」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ラブストーリー

「マレーナ」は2000年のイタリア映画で、「ニュー・シネマ・パラダイス」のジュゼッペ・トルナトーレ監督の作品です。主演のモニカ・ベルッチの体当たりの演技が絶賛され、今作をきっかけに彼女は世界的な有名女優の仲間入りを果たします。1940年代の戦時下のイタリアのシチリア島に住む少年レナートの強烈で切ない初恋を描く、青春映画です。

あらすじ動画

マレーナの主な出演者

マレーナ・スコルディーア(モニカ・ベルッチ)、レナート・アモローソ(ジュゼッペ・スルファー)、レナードの父(ルチアーノ・フェデリコ)、レナートの母(マティルデ・ピアナ)、マレーナの父(ピエトロ・ノタリアーニ)、ニノ(ガエタノ・アロニカ)

マレーナのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

1940年、第二次世界大戦中のイタリアのシチリア島、そこに住む12歳のレナートは、町一番美女のマレーナに出会い一目で恋に落ちてしまう。マレーナはその美貌から町の男たちの視線を集め、女性たちからは嫉妬を買い、心ない噂や嫌がらせに苦しめられていました。そんなマレーナをただ見守ることしかできないレナート。そんな中、出征中のマレーナの夫ニノが戦死したと知らせが入ってくる・・・。

【起】– マレーナのあらすじ1

マレーナのシーン1

画像引用元:YouTube / マレーナトレーラー映像

1940年、ムッソリーニが英仏に宣戦布告しイタリアは第二次世界大戦に参加することが決まり、国民は盛り上がっていました。シチリア島に住む12歳のレナートは、その日父親に初めての自転車を買ってもらいます。

自転車に乗り、喜んで友達の元へ走り出し、やっと仲間に入れて貰えるようになったレナート。友達たちは一斉に立ち止り何かを見つめ出します。それは、町一番の美女マレーナが通るのを待っていたのです。レナートは美しいマレーナに一目で心を奪われます。それから、毎日レナートは仲間たちと一緒に自転車に乗りマレーナを追いかけます。

マレーナは、この島で暮らすニノと結婚し、ラテン語の教師をやっている難聴の父親と島にやって来たばかりでした。しかし、結婚後ニノはすぐに出兵し戦争へと行ってしまい、今は一人で暮らしていました。

レナートはマレーナを見てからは、彼女のことで頭が一杯になり妄想を巡らせます。ある日、レナートは友達に半ズボンは子供っぽいとバカにされ、父親のズボンを勝手に自分様に仕立て直してしまいます。それを知った父親は激怒します。

町では美しいマレーナに男たちを釘づけにし注目を一身に浴びており、女性は嫉妬し町の人々はマレーナが夜な夜な男を連れ込んでいると噂する者もいます。

ある日、レナートは夜な夜なマレーナの家を覗きに行くと、スリップ一枚で肌も露わなマレーナに興奮します。するとマレーナは夫の写真を抱き、音楽に合わせてダンスをしはじめます。マレーナーは一途に夫だけを愛し続けていたのでした。

レナートは次の日早速、レコード屋に行き、マレーナが流していた音楽のレコードを手に入れ、音楽を聞きながらマレーナを妄想します。レナートは毎日、マレーナにラブレターを書いては破いて捨てていました。

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