「モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ラブストーリー

フランス・パリで、再会を果たした男女の恋、愛、そして結婚、妊娠、そして次第にすれ違っていく気持ちを描く。主演のエマニュエル・ベルコは第68回カンヌ国際映画祭で女優賞に輝いた、共演は「ブラック・スワン」のヴァンサン・カッセル。マイウェン監督。126分。

あらすじ動画

モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由の主な出演者

エマニュエル・ベルコ – トニー ヴァンサン・カッセル – ジョルジオ ルイ・ガレル – ソラル

モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由のネタバレあらすじ

【起】– モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由のあらすじ1

モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由のシーン1

画像引用元:YouTube / モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由トレーラー映像

スキーを楽しんでいたトニー、しかし転んだ拍子に足を負傷してしまう。そこで足のリハビリのために訪れた施設は海の近くだった。彼女はリハビリをしつつ、昔、共に生きたパートナーのジョルジオについて思い出す。それは十年という長い思い出であった。

トニーはゆっくり彼との人生を思い出すことにした。

十年前、弁護士だったトニーは、弟のソラルと彼女のバベスと三人で訪れた町のクラブで、前々から顔見知りだったレストラン経営者のジョルジオに再会した。密かに彼に思いを寄せていたトニーは「私のこと、覚えてる?」とジョルジオに話しかける。

トニーはジョルジオと連絡先を交換しようとするが、彼はまるで慣れたように自分の携帯をトニーに手渡し、そこに乗ってるよとまるで心を許しているかのような態度を示した。

それに心浮たったトニー。

それがきっかけで、トニーとジョルジオとの交際がはじまった。ジョルジオは色男で彼の周りには女性の影が絶えなかったが、そんなことは邪魔にならないように二人はみるみるうちに惹かれ

「ねえ、僕の子供が欲しいよ」

急にジョルジオはベッドでトニーを抱きしめながら、そう呟いた。

トニーは仕事への意欲は強かったが、ジョルジオへの愛も深く彼の子供を妊娠した。

そして二人は皆に祝福されながら、結婚式を挙げた。そのまま幸せに暮らす、と思われたが、順調にはいかなかった。

ジョルジオの元カノ、アニエスはまだジョルジオへの思いを断ち切れず、トニーが妊娠していることを知ると、絶望のあまり、自殺しようとする。

そこでアニエスに罪悪感を関したジョルジオは、彼女の元で面倒を見ることにした。残されたトニーは絶望する。共に暮らし、互いに愛しあい、彼の望んだ子供を共に育てる。そんな約束をジョルジオはあっさり破って家を出ていってしまった。

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