映画:ラブ×ドック

「ラブ×ドック」のネタバレあらすじと結末

ラブ×ドックの紹介:2018年5月11日公開の日本映画。恋愛下手な女性パティシエが、遺伝子レベルで恋愛を操作するクリニック、ラブドックによって、本当の幸せをつかもうとする姿を描く、吉田羊主演のラブ・コメディ。広末涼子が年齢不詳のクリニックの美人院長を演じるほか、野村周平、吉田鋼太郎ら人気俳優が共演。

あらすじ動画

ラブ×ドックの主な出演者

剛田飛鳥(吉田羊)、花田星矢(野村周平)、細谷千種(大久保佳代子)、桜木美木(成田凌)、冬木玲子(広末涼子)、野村俊介(玉木宏)、権田健一(篠原篤)、上田美咲(唐田えりか)、卓球バーの店長(川畑要)、飛鳥の元同僚(音尾琢真)、飛鳥の元カレ・山根龍一(山田純大)、熱帯魚屋店長(大鶴義丹)、淡井淳治(吉田鋼太郎)

ラブ×ドックのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①36歳で失恋したパティシエの剛田飛鳥は、妻子持ちの淡井と不倫して破局し、仕事を失う。さらに親友・千種の好きな男性・野村と恋に落ち、友情まで失った。もう失敗したくないと思った飛鳥は、『ラブ・ドック』という恋愛クリニックで「危険な恋は遺伝子が判断し、ブレーキをかける注射」を打ってもらう。 ②15歳年下の部下・花田に言い寄られた飛鳥は付き合い始めるが、傷つくのが怖くて早期に別れを告げる。花田はその後、千種に求婚、飛鳥は千種の恋の応援をした。

【起】- ラブ×ドックのあらすじ1

ラブ×ドックのシーン1 剛田飛鳥は、36歳の女性です。
飛鳥は36歳から41歳までの5年間で、大きく3つの恋愛経験をしました。
飛鳥はその過程で、小さな成長を果たします…。


〔飛鳥、36歳〕

そもそも発端は、山根龍一という40歳の彼氏との別れでした。
飛鳥は山根に昨年、プロポーズされていました。
その当時の飛鳥はまだパティシエの仕事が楽しく、なんとなくうやむやにしました。

36歳になって結婚したいと考えた飛鳥は、山根に「結婚してもいいわ」と答えます。
ところが山根は「今結婚している場合じゃない」と、飛鳥を振りました。
飛鳥は失恋をします。


飛鳥の長年の女友だち・細谷千種は、シングルマザーで出産予定でした。
飛鳥は千種に、恋愛のことは大抵、相談しています。
千種は現在、通っているスポーツジムのトレーナー、野村俊介35歳に恋をしていました。
千種は恋を否定しますが、飛鳥は千種が野村に気があると踏んでいます。

ネットで『ラブ・ドック』というバナー広告を見た飛鳥は、「うさんくさい」と思いました。
『ラブ・ドック』というのは恋愛クリニックの名前で、飛鳥は半信半疑ながら、病院を訪れます。

そこにいたのは、見た目は30代半ばにしか見えませんが、自称65歳の院長:冬木玲子でした。
玲子は飛鳥の遺伝子を調べたと言い、「今まで飛鳥は本能を抑制して生きてきた。しかし30代後半になり、抑制が効かなくなっている」と聞かされます。
それでもなお、飛鳥は「うさんくさい」と考えていました。


〔LOVE CASE 1〕

そんな折に、飛鳥に恋愛のチャンスが到来します。
最初に訪れたのは、年上の上司・淡井淳治でした。
淡井は飛鳥が勤務する洋菓子店の、オーナーです。

既婚者でありながら恋に落ちた飛鳥は、淡井と交際を始めます。
幸福な時は、飛鳥も楽しく過ごせました。
不倫だと千種に言われても、「不倫ではなく本気」と言えます。
淡井のずるい面が見えても、見ない振りができました。

しかし…。
ある日、仕事帰りの飛鳥に、淡井の妻が駆け寄ってきて「夫を取らないでください」と訴えます。
淡井からも、「店を辞めてほしい」と言われた飛鳥は、失恋をしました。

ここへきてにわかに、飛鳥は『ラブ・ドック』が言っていた「遺伝子が訴えて、脳が本能を抑制する注射」というものに興味を示します。
院長の玲子は「あなたのことを気に入ったから、特別に無料で注射してあげる」と言いますが、しかしまだ飛鳥は、断りました。

【承】- ラブ×ドックのあらすじ2

ラブ×ドックのシーン2 〔LOVE CASE 2〕

2年後、飛鳥は38歳になっています。

千種は未婚のシングルマザーのまま、子育てをしていました。
人気のグルメブロガーになっているので、千種は生活に困ることはありません。

千種は変わらずスポーツジムに通っており、野村俊介というトレーナーと、「たまにご飯行く程度」の付き合いをしていました。
「好きなんじゃないの」と飛鳥が聞いても、千種は否定します。

ある時、飛鳥はぎっくり腰になりました。
千種に電話をかけ、野村を紹介してもらいます。
自宅へ駆け付けた野村は、飛鳥にマッサージを施しました。
飛鳥はお礼に、野村を食事に誘います。もちろん、千種も誘いました。

当日。
子どもが熱を出したので千種は来られなくなり、野村と飛鳥は2人で食事をします。
飛鳥は野村に、千種のことをどう思っているか質問しました。
すると、野村はまるでその気がないことが分かります。

飲み屋で若いカップルと卓球勝負をした飛鳥と野村は、そのまま酔いの勢いも手伝い、肉体関係になりました。
翌日、野村に「俺、本気っすから」と言われ、飛鳥は交際を決意します。

女友だちの千種に報告した飛鳥は、思わぬ反応を受けました。
千種は今まで野村への思いを否定していましたが、本当のところは野村が好きでした。
「飛鳥にとって私って、なんなのかな」
千種は飛鳥のもとを離れていきます。

男を取った結果、飛鳥は友情を失いました。
ところが「男」も、真実ではありませんでした。
千種と喧嘩別れしたことを告げると、野村は戸惑いの反応を見せます。

「困るなあ、なんでそんなことしたの? 千種さんと連絡取れなくなる」
千種は野村にとって得意客なので、野村はいい顔をしておきたいのです。
飛鳥はこの発言を聞いて、野村に幻滅しました。


不倫で仕事を失い、次の恋で友情まで失った飛鳥は、ぼろぼろになります。
このままだと駄目だと考えた飛鳥は、『ラブ・ドック』の注射を受ける気になりました。
その注射さえ受ければ、「この恋は危険だと遺伝子が判断した時に、ブレーキが利く」そうです。

玲子から注射を施された飛鳥は、小さな箱も一緒に渡されました。
玲子は「元の身体に戻したくなった時には、この箱の中の薬を飲め。それまでは、絶対に箱を開けてはならない」と言います。

注射を受けた飛鳥は、もう恋愛で失敗することはないと、自信がつきました。

【転】- ラブ×ドックのあらすじ3

ラブ×ドックのシーン3 〔LOVE CASE 3〕

飛鳥は40歳になりました。
飛鳥は豊島区・巣鴨に小さな洋菓子店「trad」を出します。

飛鳥の店は小さいながら、客がつきました。スタッフも雇えるようになります。
従業員スタッフも少しばかり増えました。

3度目に訪れた飛鳥の恋の相手は、15歳も年下の若者・花田星矢です。
花田が飛鳥に積極的にアプローチしますが、飛鳥は15歳も若い花田のことを、異性として意識できませんでした。

飛鳥の店で作る、ジンジャー黒糖のケーキの売れ行きが好評です。
不思議がる飛鳥は、かつての店のオーナー、淡井が宣伝してくれたからだと知り、お礼に伺いました。

淡井と再会した飛鳥は、帰り際、淡井から離婚したことを聞かされます。
「今度は俺と堂々と付き合ってくれ」と言われ、飛鳥は動揺しました。
そこへ花田が現れると、飛鳥の手を引いて連れ帰ります。


遺伝子が判断してくれる注射を受けた飛鳥は、不思議と花田を嫌いにはなれませんでした。
「今までと違う感じがする」と思った飛鳥は、花田とデートをします。
告白された飛鳥は、花田と交際を始めました。
しかしそれも、長くは続きません。

ある日、花田が「友人と呑みに行く」と言って出かけました。
飛鳥は疑いもしなかったのですが、花田が会っていた相手は、元カノの桜木美木でした。
路上で美木が花田に泣きついているのを見た飛鳥は、2人の関係性を確かめるため、敢えて物陰から電話をかけてみます。
すると花田は着信があるのを知りながら、出ませんでした。
飛鳥はスマホで写真を撮影し、後日、花田に突きつけます。

花田は元カノであることを認めました。飛鳥は別れを告げます。
15歳も年下の男性・花田の行動が気にかかり、いつか別れが来ることを憂えるくらいならば、今別れた方が傷が浅いと考えたからでした。


〔LOVE CASE 3.5〕

…3か月後。
店も辞めた花田は、偶然、千種と4歳の娘・能子と出会います。
花田は母子家庭で育ったこともあり、シングルマザーの千種を気にかけました。
やがて花田は千種に、プロポーズします。

花田が去った店では、飛鳥はジンジャー黒糖を作らなくなりました。花田がアドバイスをくれて、作ったものだったからです。

【結】- ラブ×ドックのあらすじ4

ラブ×ドックのシーン2 千種の家で過ごした花田は、能子の持つカメラの中に、飛鳥の姿を見つけました。
飛鳥と千種が友人同士なのだと、花田は知ります。


1年後。
花田が飛鳥のところへやってくると、千種と結婚したいと報告しました。
飛鳥は複雑な心境になります。
一瞬とはいえ、「千種の仕返しなのではないか」と思った飛鳥は、猛烈な自己嫌悪に陥りました。

そんな折に、スポーツジム勤務の野村が飛鳥の店を訪問します。
野村には新たに彼女ができており、その女性がウェディングプランナーでした。
野村の彼女が担当する結婚式は、花田と千種のものだったのですが、結婚式がキャンセルになったというのです。

花田と千種がうまくいっていないのは、千種が自分に気兼ねをしているのではないかと考えた飛鳥は、千種のためにケーキを焼こうと思います。
千種が前にアドバイスしてくれた、レモンとジンジャーのケーキを作りながら、飛鳥はこれまでのことを振り返りました。

野村が千種の破談を知らせに来たのは、自分がきっかけで千種と飛鳥の仲を引き裂いたと感じたからです。
飛鳥は千種の幸せを祈っていますが、千種も飛鳥の幸せを祈ってくれているのだろうと思っている矢先に、飛鳥は店内のテレビでとんでもないニュースを見ます。


恋愛クリニック『ラブ・ドック』の院長・玲子が、詐欺容疑で逮捕されていました。
玲子の年齢は35歳で、妥当なものでした。
遺伝子が危険を知らせてくれるという注射は、真っ赤な偽物だと知った飛鳥は、注射のあとでもらった箱を開けてみます。
そこに入っていたのは、ただの栄養ドリンクでした。
添付した紙には「誰だって老いる。誰だって死ぬ。だったら少しでも多く、沢山の恋したもん勝ちじゃない?」と書かれていました。


過去の恋を振り返った飛鳥は、「それでも人生に無駄な恋などない」と思います。
焼き上げたケーキを持って、新たにできた名所・幸せになりたい鐘に向かった飛鳥は、待ち合わせていた花田に会いました。
千種も来ていますが、橋の下にいます。

飛鳥は千種と花田の前で、正直な本音を口にします。
まだ花田に未練があることや、千種が仕返しをしたのではないかと疑ったことを告げると、「でも、その気持ちよりも、千種に笑ってもらいたい気持ちが勝っている」と告げました。
花田に、千種を幸福にしてくれと頭を下げた飛鳥は、ケーキを手渡します。

花田はそれを受け取ると、千種のところへジャンプして降り、改めてプロポーズしました。
千種も今度は受けます。
それを見た飛鳥は、「くやしいよー」と言いつつ、満面の笑みを浮かべました。

みんなの感想

ライターの感想

大人の恋を扱った内容なんだけれども、不器用な女性の恋の話でもある。
最大のネタバレをすると、飛鳥自身には運命の相手が現れていない。
飛鳥の恋、というよりは、飛鳥の人間としての成長が描かれたもの。
次々に現れる恋のお相手、飛鳥の感情の変化も自然で、判りやすい。
ありがちな着地点だったのが、惜しいかな。もっと意外性を持たせてほしかった。
キャストが豪華なだけに、期待してた分、無難な出来に少し落胆。

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