「ロリータ(1997年)」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ラブストーリー

ロリータ(1997年)の紹介:1999年公開のアメリカ映画。中年の仏文学者が12歳の娘を愛するあまり義理の父となり、ふたりで放浪する様を描いたインモラルな愛のドラマ。原作はロリータ・コンプレックスという言葉を生んだウラディーミル・ナボコフの同名小説。62年にスタンリー・キューブリック監督、ピーター・セラーズ、スー・リオン主演による映画化に続く、2度めの映画化。米国では1年半の間公開が見送られていたが、98年秋に小規模公開された。監督は「危険な情事」「幸福の条件」のエイドリアン・ライン。脚本は『ザ・ニューヨーカー』や『ヴァニティ・フェア』誌で活躍するジャーナリストで、これが初の映画脚本となるスティーヴン・シフ。製作は「スターゲイト」のマリオ・カサールとジョエル・B・マイケルズ。撮影はハワード・アサートン。音楽は「Uターン」のエンニオ・モリコーネ。美術はジョン・ハットマン。編集はジュリー・モンローとデイヴィッド・ブレナー。衣裳は「プラクティカル・マジック」のジュディアナ・マコフスキー。出演は「仮面の男」のジェレミー・アイアンズ、これが映画デビューとなり、本作のあと「フェイス/オフ」に出演したドミニク・スウェイン(撮影時は15歳)、「疑惑の幻影」のメラニー・グリフィス、「エディー 勝利の天使」のフランク・ランジェラほか。

あらすじ動画

ロリータ(1997年)の主な出演者

ハンバート・ハンバート – ジェレミー・アイアンズ(佐古正人) ドロレス・“ロリータ”・ヘイズ – ドミニク・スウェイン(小林さやか) シャルロット・ヘイズ – メラニー・グリフィス(鈴木弘子) クレア・キルティ – フランク・ランジェラ(壤晴彦) プラット校長 – スザンヌ・シェパード(英語版)(沢田敏子) リガー牧師 – キース・レディン(英語版)(喜多川拓郎) モナ – エリン・J・ディーン(英語版)(深水由美) ミス・ラボーン – ジョアン・グローヴァー(片岡富枝)

ロリータ(1997年)のネタバレあらすじ

【起】– ロリータ(1997年)のあらすじ1

ロリータ(1997年)のシーン1

画像引用元:YouTube / ロリータ(1997年)トレーラー映像

田舎道を走る車には、疲労困憊したハンバート・ハンバートが車を運転していました。助手席には拳銃が置かれており、血がついています。ハンドルを握るハンバートの両手にも血がついていました。ハンバートの車はよろよろと道を蛇行して進んでいます。

前からやってきた車は、ハンバートのおぼつかない運転を避けて通過しました。深手を負っているのか、焦点の定まらない目のハンバートは、ハンドルを握る手の指で小さなヘアピンをつまんでいました。それを見ながらハンバートは、ヘアピンの持ち主であるドロレス・ヘイズこと、通称:ロリータのことを思い出していました。ロリータは自分の少女だったと、ハンバートは思っています…。

〔1921年 フランス カンヌ〕

ハンバートの初恋は14歳のとき、フランスのカンヌで出会った少女が相手でした。相手はアナベルという同い年の金髪の子です。アナベルにひとめで恋に落ちたハンバートはその夏、激しい恋に燃えました。相手のアナベルもハンバートに好意を持っており、ハンバートの前でレースの下着を脱いで寄越します。ハンバートは下着を拾い、アナベルにゆっくり近寄りました。

そんなハンバートの初恋は、あっけなく終わります。出会って4か月の後、アナベルはチフスで亡くなったのです。大失恋したハンバートはこのときの傷をうまく癒せませんでした。アナベルの思い出としてほつれた下着の装飾リボンを持つハンバートは、成長して青年になり大人になってからも、10代前半のアナベルの面影を探し続けます。

〔1947年 ニューイングランド〕

40歳手前になったハンバートは、フランス文学の学者になっていました。アメリカのビアズリー大学の教職を得たハンバートは、秋からの新学期に向けてテキストを作ろうと決めました。夏休みを利用してテキスト執筆のために、ニューイングランドの田舎へ行って下宿をします。

亡き叔父の友人であるラムズデール家を借りる予定だったのですが、行ってみるとラムズデール家は火災で焼け落ちていました。滞在する場所がないか探すと、マクー夫人の友人のヘイズ夫人が貸してくれるとのことで、ハンバートは早速その家へ行きます。

ヘイズ家は2階建ての小さな屋敷でした。夫は既に亡くなっており、未亡人のシャルロット・ヘイズがハンバートに家のなかを見せて回ります。2階の1部屋をハンバートに貸す予定で月20ドルの部屋代だと言いますが、部屋は雑然としており、浴室には女性物の下着が無造作に干されていてハンバートは辟易しました。去ろうとするハンバートに「自慢の庭(ピアッツァ)」を見てくれとシャルロットは言います。

庭に行ったハンバートは、庭のスプリンクラーの水に濡れながら読書をしている12歳の少女・ドロレスをひとめ見て気に入りました。その瞬間、下宿環境はよくないながらも滞在を決意したハンバートは、荷物を床に置くとシャルロットに部屋代をもう一度問い合わせます。

次のページで起承転結の「承」を見る

次のページへ
1 2 3 4 5

「ロリータ(1997年)」と同じカテゴリの映画

関連記事はこちら

×