映画:ワーキングガール

「ワーキングガール」のネタバレあらすじと結末

ワーキング・ガールの紹介:「卒業」のマイク・ニコルズ監督によるロマンティックコメディ。証券会社で秘書として働く女性が上司を見返そうと奮闘し、年上の証券マンと恋に落ちていく姿を描いていく。第61回アカデミー賞では歌曲賞を、第46回ゴールデン・グローブ賞では作品賞(ミュージカル/コメディ部門)、主演女優賞(ミュージカル/コメディ部門)、助演女優賞を受賞した。1988年アメリカ製作。

あらすじ動画

ワーキングガールの主な出演者

テス(メラニー・グリフィス)、キャサリン(シガニー・ウィーヴァー)、ジャック(ハリソン・フォード)、シン(ジョーン・キューザック)、ミック(アレック・ボールドウィン)

ワーキングガールのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

【起】- ワーキングガールのあらすじ1

舞台はアメリカ、ニューヨークのウォール街。証券会社の若手女性社員テスは秘書として日々懸命に働いていました。テスはいつかキャリアウーマンになりたいと夢見ていましたが、現実は厳しいものでした。会社は男性社員の日常的なセクハラが横行しているうえ、高学歴の男性ばかりが優遇され、夜学卒業のテスにはまったくチャンスが回ってきませんでした。

そんなある日、テスは新たに就任する部長の秘書となることが決まります。その上司はキャサリンという年下の女性で、高学歴のキャリアウーマンでした。長い間男性社員の下についていたテスは若い女性の秘書になったことに戸惑いますが、キャサリンは公明正大な仕事をポリシーとしており、テスの意見もどんどん評価すると約束しました。

今までの上司とはまったく違うキャサリンの考え方は、テスに刺激を与えました。テスはキャサリンの就任パーティを成功させ、キャサリンの信頼を得ることに成功します。その後、テスはある買収計画をキャサリンに提案しました。それは、投資先の放送局を探しているトラスク産業にラジオの買収を持ちかける、というものでした。トラスク産業はテレビ業界への進出を目指していましたが、テスはまずラジオで地固めをすることが重要と考えました。さらに、ラジオ局を保有していれば、日本企業の買収リスクにも備えられる、とテスは付け加えました。キャサリンはテスの斬新なアイディアを評価し、詳細な資料を受け取るのでした。

テスは理想の上司と出会えたことを喜び、退屈だった毎日が一気に充実した日々に変化していきました。残念ながら、テスの提案した計画は上層部に却下されてしまいましたが、キャサリンはまた企画を出すようテスを励ましてくれました。

それから間もなく、キャサリンがバカンスでヨーロッパに向かうこととなりました。キャサリンはこのバカンスで恋人からプロポーズされることを確信し、テスにものろけるほど恋人との休暇を楽しみにしていました。ところが、キャサリンはバカンス先で足を骨折する大怪我を負い、長期休暇を取ることになってしまいます。

【承】- ワーキングガールのあらすじ2

キャサリンから家事雑務の処理を頼まれ、テスはキャサリンの自宅に向かいますが、そこで驚きの事実を目にしてしまいます。先日テスが提案した買収計画のアイディアをキャサリンが自分の手柄として横取りしようと動き出していたことがわかったのです。キャサリンはデューイ社重役のジャックという人物にこの計画の協力を求めているようでした。テスは「相互主義」、「行動すべし」というキャサリンの口癖を思い出し、キャサリンが建前と本音が異なる人物であったことにショックを受けました。さらに悲劇は続き、テスは恋人ミックの浮気現場を目撃してしまい、深く傷つくのでした。

上司、恋人への信頼を同時に失ったテスは、大胆な行動に出ることを決めます。テスは部長になりすまし、自らの手であの買収案件を進めようとしたのです。テスはそれまでの派手な格好をやめ、キャサリンのようなエレガントな外見の女性になろうと努めました。

ある夜、テスはキャサリンの協力者ジャックに接触を図ろうとあるパーティに赴きました。そこで、テスは上品で紳士的な中年男性と出会いました。テスは男性にジャックがいるか尋ねますが、すでにジャックは帰ってしまったといいます。テスは男性とのしばしの会話を楽しみますが、緊張を和らげるために事前に飲んだ安定剤が裏目に出て、眠り込んでしまいました。男性はやむなく自宅にテスを連れ帰るのでした。

朝目覚めると、テスは自分が下着姿で、そのうえ、昨夜出会った男性が隣で寝ていることに気づき、驚愕します。テスは男性が寝ているうちに早々と会社へと向かいますが、昨夜何が起こったのか思い出せずに困惑していました。しかし、いつまでも昨夜のことを引きずってもいられませんでした。今日はキャサリンの代理としてデューイ社のジャックと商談することになっていたのです。もちろん、秘書という立場は明かさず、あくまでもキャサリンと同等の立場にある社員としてテスは商談に臨みました。

デューイ社のオフィスに通されると、そこに昨夜の男性がおり、テスは予想外の再会に驚かされました。テスは驚きを抑えつつ、トラスク産業のラジオ局買収案を冷静に説明、テスの斬新な提案にジャックを始めデューイ社重役は驚かされるのでした。しかし、その場で色よい返事はもらえず、テスは自信を失ってしまいました。

それからすぐ、ジャックが突然テスのオフィスを訪ねてきました。テスはキャサリンの部屋にジャックを通し、昨夜起きたことをジャックに尋ねました。ジャックは服を脱がせて寝せただけでセックスはなかったと語り、ビジネスの話ばかりになるのが嫌だったから名前を名乗らなかったと明かしました。昨夜の話が済むと、ジャックはビジネスの話に話題を移しました。ジャックはテスの買収案を有望と考え、トラスク産業の投資先としてメトロ・ラジオという南部にあるラジオ局を紹介しました。そして、ジャックはパートナーを組むテスに上品なブリーフケースを贈り、テスを食事に誘いました。しかし、テスはあくまでも仕事上のパートナーと割り切り、ジャックの誘いを断るのでした。

【転】- ワーキングガールのあらすじ3

その夜、テスは同じ職場で働く親友のシンの結婚パーティに出席、そこにはミックの姿もありました。ミックは今もテスのことを愛しており、このパーティの場を借りてテスにプロポーズしますが、テスは曖昧な返事しかできませんでした。ミックは恥をかかされたことに怒り、テスはミックと喧嘩別れしてしまいます。

プライベートは散々なテスでしたが、ジャックの活躍もあり、買収計画はスムーズに進み始めていました。メトロ・ラジオは買収に乗り気で、あと必要なのはトラスク産業側の説得でした。トラスク産業社長に直談判するため、テスは社長トラスクの娘の披露宴に潜入することを決めます。そんなテスを見て、シンは危険な橋を渡っていることを心配し、バレたらどこにも雇われないと忠告しました。しかし、テスは「人生を変えたいの」と語り、親友の助言に耳を貸しませんでした。

そんな中、キャサリンから来週退院するという連絡が入りまし。残された時間があとわずかとなる中、テスはトラスク産業社長令嬢の披露宴に忍び込み、ジャックの援護のおかげでトラスクとダンスする機会を持ちました。テスは短いダンスの時間でトラスクに取り入り、ラジオ局買収に興味を抱かせ、面談のアポを取り付けることに成功しました。その後設けられた面談の場で、トラスクはメトロ・ラジオ社長との直接面談に応じることを決断。いよいよ買収計画は現実味を帯びてきました。

テスとジャックは喜びを爆発させて抱きしめ合い、一線を越えた関係となりました。テスはこれを機会にジャックに本当のことを打ち明けようとしますが、そのときちょうど電話が入りました。電話の主は、キャサリンでした。ジャックはキャサリンと恋人関係にあることを認めましたが、近々別れ話を切り出すつもりであることも明かしました。テスはこの真相に驚き、自分の正体がキャサリンの秘書だと言い出せなくなってしまいました。

それからしばらくして、キャサリンが帰国、テスは雑務に追われることとなりました。家に戻ったキャサリンはジャック宛に送ったメールをテスが読んだことを知り、その理由を説明しました。ジャックは他人のアイディアに神経質なため、発案者のテスの名前を伏せて買収計画の内容を伝えたというのです。それに対してテスはキャサリンに軽く頷く程度の返事しかしませんでした。

その後、ジャックがキャサリンの家を訪れましたが、トラスク産業との約束があったため、軽く挨拶して帰っていきました。その様子を陰から見届けると、テスもまたトラスク産業に向かいました。このとき、テスは致命的なミスをしてしまいます。スケジュールや仕事の内容が書き込まれた手帳をキャサリンの家に忘れて行ってしまったのです。

テスはトラスク産業でジャックと落ち合い、互いへの愛を確認し合ったうえで商談に臨みました。その後、トラスク産業とメトロ・ラジオとの商談が始まりましたが、事前のテスとジャックの根回しのおかげで両者はすんなりと買収計画に合意しました。

【結】- ワーキングガールのあらすじ4

その直後のことでした。キャサリンが突然商談の場に乱入し、テスは自分の秘書に過ぎないと暴露しました。キャサリンはテスの手帳を見て、テスが自分を出し抜こうとしたことを知り激怒していました。そのうえ、キャサリンは買収計画を発案したのは自分だと言い出し、ジャックは言葉を失ってしまいます。テスは必死にアイディアは自分のものと訴えますが、ジャックは呆然とするばかり。テスはジャックに信じてもらえないことを悲しみ、その場から去って行きました。ジャックはテスを追いかけず、仕切り直して買収計画を取りまとめるのでした。

その後、テスは最後の出社に臨み、荷物を引き取りました。その帰り道、会社の玄関でテスはキャサリン、ジャック、トラスクら一行と鉢合わせしてしまいます。ジャックはテスに自分との関係も仕組んだのかと尋ねてきました。テスはすぐに否定し、秘書という身分を隠さねばジャックと会うことはできなかったと事情を説明しました。ジャックはテスを今も買収計画のリーダーとみなし、テスを残したままエレベーターに乗ろうとしませんでした。すると、テスは今回の買収計画には落とし穴があると言い出し、トラスクにある新聞記事を渡しました。そこには、元ミス・アメリカが人気ラッパーの夫スリムとニューヨークに移る計画があると書かれていました。キャサリンはこのゴシップに何の意味も見出せませんでしたが、ジャックはすぐにその記事の意味を理解しました。スリムはメトロ・ラジオの看板であり、彼が南部からニューヨークに移ればメトロ・ラジオの評価が下がることは間違いありませんでした。

トラスクはテスの情報収集力と分析力に驚き、エレベーターを降りてテス、ジャックと三人で話をする機会を持ちました。すると、テスはこれまで集めた経済誌や大衆紙の切り抜きをトラスクに見せました。そこには、トラスクが長い間放送界進出を目指していたことや、トラスクの娘が事前活動に熱心なことなど多くの情報が載っていました。テスはそれらの情報を総合的に判断し、今回の買収計画を考えついたと説明すると、トラスクは買収のアイディアを考えたのはテスだと確信しました。

トラスクはテスとジャックを連れてエレベーターを昇り、キャサリンに買収のアイディアを思いついた経緯を尋ねました。キャサリンが答えに窮しているのを見て、トラスクはキャサリンに解雇を言い渡しました。怒って去って行くキャサリンを尻目に、トラスクは大胆な行動力を買い、テスをトラスク産業に採用することを決めました。

その後、テスはジャックと同棲を始め、トラスク産業の初出社日を迎えました。すると、部長が座るべき席に別の女性が座っているのを見て、テスはこの会社でも秘書として働くものと思い込んでしまいます。しかし、それは勘違いに過ぎませんでした。部長のデスクに座っていたのは実はテスの秘書で、テスはすぐに部長の部屋に通されました。秘書が部長の席に座ったことを謝罪すると、テスは柔和な態度で接し、テスと呼んで欲しいと伝えました。秘書が下がると、テスはすぐにシンに電話しました。シンはテスが部長になったことをすぐに職場の女性たちに教え、大はしゃぎしました。ニューヨークの一等地の高層ビルの一室で微笑みながら電話するテスの姿を映し、物語は幕を閉じます。

みんなの感想

ライターの感想

1つの作品の中でキュートな女性とクールな女性を演じ切ったメラニー・グリフィスの演技が素晴らしく、また、嫌味な上司になりきったシガニー・ウィーヴァーの演技もはまっていました。男性社会に生きる女性の苦労とたくましさがきちんと描かれており、それだけに主人公の栄転に終わるラストは爽快感がありました。

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