「一週間フレンズ」のネタバレあらすじと結末の感想

一週間フレンズ。の紹介:2017年2月18日公開の日本映画。高校生のせつない愛を描き、テレビアニメや舞台にもなった葉月抹茶の人気コミックを、川口春奈&山崎賢人主演で映画化したラブストーリー。一週間で相手の事を忘れてしまう記憶障害をもつヒロインと、彼女を必死に守ろうとする青年の純粋な思いがつづられる。

予告動画

一週間フレンズの主な出演者

藤宮香織(川口春奈)、長谷祐樹(山﨑賢人)、桐生将吾(松尾太陽)、九条一(上杉柊平)、山岸沙希(高橋春織)、近藤まゆ(古畑星夏)、フミ(伊藤沙莉)、藤宮隆之(甲本雅裕)、藤宮志穂(国生さゆり)、古文教師(岡田圭右)、医師・神崎(岩瀬亮)、担任の先生・井上(戸次重幸)

一週間フレンズのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①高校2年の春、香織にひとめぼれした祐樹は友人になろうとアタックするが断られる。香織は高校の人間関係に記憶障害を抱えており、1週間で記憶を失ってしまう解離性健忘だった。祐樹は交換日記を提案し、香織と友情をはぐくむ。 ②2学期に転校してきたはじめが健忘のきっかけと知った祐樹は、座をはじめに譲る。香織は祐樹のことを忘れたが、卒業式の日にぱらぱらまんがで祐樹のことを思い出し、祐樹のもとへ。

【起】- 一週間フレンズのあらすじ1

東京都立緑川高等学校。

〔高2の春〕

長谷祐樹(はせ ゆうき)は男子高校生です。
春休み、祐樹は図書館で分厚い本ばかりを手当たり次第にめくっていました。
親友・桐生将吾(きりゅう しょうご)が声をかけても、必死で何かを探しています。
図書室の床に図書貸し出しカードが落ちているのに気付いた祐樹は、「藤宮香織」という名前の美しさに惹かれ、思わずカードの匂いを嗅ぎました。
その現場を、当の藤宮香織(ふじみや かおり)に見られました。香織は嫌な顔をして、奪って去ります。
将吾と別れて電車に乗った祐樹は、借りた本を持ったまま居眠りしました。西府中駅で折り損ねそうになり急いでドアに向かいましたが、本を座席に忘れます。
それを取って放ってくれたのは、香織でした。
走り出した電車を追いかけて、祐樹は香織に礼を言います。

いい出会い方をしたな…そう思いながら新学期を迎えた祐樹は、同じクラスに香織の名を見つけました。
幼馴染みの山岸沙希(やまぎし さき)とも、親友の将吾とも同じです。
2年3組の担任は、数学の井上先生でした。
「この前はありがとう」、クラスで香織に声をかけた祐樹でしたが、香織は不思議そうな顔をすると、無視します。
祐樹が追いかけて「俺と友だちになってください」と言うと、「無理」と即答されました。

香織は同じクラスの女子生徒からも孤立していました。孤立というよりも、香織が他者とかかわろうとしない感じです。
クラス全員のノートを回収して職員室に持ってきてくれ、と頼まれた香織に、「ノートを忘れたと先生に伝えてくれ」と誰かが頼んでも「自分で先生に言いに行って」と香織は答えます。それが「冷たい。そのくらいやってくれてもいいのに」と思われます。
昼食時、香織が屋上へ行くのを見た祐樹は、ついていきました。しかし香織は「もう構わないで」と言います。
祐樹を拒否した香織の手がぶつかり、祐樹の弁当が落ちてしまいました。さすがに悪いと思ったのか、香織は自分の弁当を分けてくれます。
祐樹は卵焼きを食べながら「藤宮さんちは、しょっぱい卵焼きなんだね。ご飯が進むわ。俺んちは甘い卵焼き」と話します。
「やっぱり。藤宮さんは優しいんだろうと思ってた」と祐樹が言うと、香織は照れたのか逃げるように立ち去りました。

放課後。
祐樹は所属する漫画研究部に行きました。図書館で借りた本を取り出すと、余白部分にイラストを描きます。
祐樹が手当たり次第に難しくて分厚い本を探していたのは、イラストを描くためでした。
難しい本なら読まない人が少ないだろう、そうすれば後世まで自分の漫画が伝わる、そう考えて本選びをしていたのです。

翌日。
弁当箱を返した祐樹が話しかけ、また友人になってくれと言いますが、香織は断ります。
「私は友だちを作っちゃいけないの」香織はそう言って立ち去り、しつこくつきまとっていた祐樹を、担任の井上先生が放課後の職員室に呼び出しました。
井上先生は、香織の事情を話します。
香織は高校1年の終わり、約3か月前に転校してきたのですが、記憶を1週間で忘れてしまうのです。
日曜の夜に寝て月曜の朝に起きると、ある特定の記憶…高校の人間関係の記憶…だけをなくしてしまうのでした。
祐樹は「あきらめない、やらないと絶対に実現しないから」と言いますが、井上先生は「遠くから見守ってやるのも友情だ」と答えます。

金曜の放課後、香織は母・志穂に迎えられて帰宅の途中に栄林医科大学附属病院へ足を運び、検査を受けていました。
井上先生の言う通りです。
香織は『解離性の健忘』と言って、特定の記憶だけを忘れてしまうのです。
家族のこと、学校の授業で習ったことなどは忘れないのですが、学校の生徒にまつわる記憶はきれいに忘れてしまいます。
恐らく人との関わりの中で、何かきっかけとなる出来事があったのは明白ですが、現状ではいかんともしがたいと医者は言いました。
また香織の父・隆之と母・志穂も、積極的に香織の病を治そうと思っていません。
治るものなのかが分からないので、下手に手出しして香織の傷を深めるよりも、悪化させないようにと細心の注意を払っています。家族にとっては、一生の問題だからです。

香織と友だちになりたい気持ちが変わらない祐樹は、週明けに香織に声をかけました。
すると、月曜の香織は井上先生の言うとおり、本当に祐樹の存在を忘れていました。
井上先生から聞かされていたものの、実際に目の当たりにした祐樹はショックを受けます。
そして「遠くから見守ってやるのも友情」という井上先生の言葉どおり、しばらく距離を置いて見守ることにしました。

〔高2の夏〕
遠くから見守りつつ、何かいい方法がないかと祐樹は悩みます。
悩み続ければきっといい案が思いつく、思いつかなければそれまでの感情だったのだと、祐樹は思うのです。
親友・将吾と幼馴染みの沙希は、祐樹の努力を見守ります。

【承】- 一週間フレンズのあらすじ2

古文の授業の時、『土佐日記』について学びます。『土佐日記』の内容が、亡くなった愛娘をしのぶために書かれたものだと説明する先生の話を聞いて、祐樹は思わず「それだ!」と、授業中にも関わらず大声で反応しました。
祐樹にノートを貸すとぼろぼろになる、と苦情を言う沙希を連れ、祐樹は放課後にノートと筆記具を買いに行きます。
沙希は自分へノートを買ってくれるのかと期待しますが、そうではありませんでした。水色の水玉模様のノートと、お揃いのペンを購入すると、沙希に礼を言って祐樹は帰ります。
祐樹はノートに日記を書くと、翌週の金曜日、香織がいる屋上へ行って「友だちになってください」と言うとノートを渡しました。1週間交代で交換日記、考えておいてと言って押しつけます。

金曜に交換日記を渡された香織は、帰り道、母・千穂に交換日記のことを質問しました。
母も昔友だちとやったことがあると言い、「学校じゃできない秘密の話を友だちとしているみたいで、楽しかった」と答えます。
その道すがら、香織は前の学校の友人・近藤まゆと再会しました。まゆは話しかけますが香織は覚えておらず、母がさりげなくフォローを淹れます。
父の帰宅後、母は香織に交換日記のことを聞かれたと話しました。父は「あまり他人と関わらせたくない」と反対します。

夜、気になった香織は、祐樹から渡されたノートをめくってみます。
祐樹が書いているのは、他愛のない内容でした。月曜にジャンプを買い、火曜日に同じ漫画研究部の後輩に渡して回し読みするとか、数学が3コマある水曜は漫画を「創作」する日だとか…。
「藤宮さんは前の学校で何か部活に入っていましたか」と書かれた一文を見て、香織は封印していた前の学校のアルバムを見ます。
母がその姿を目撃しました。

週明け、香織は祐樹の部室の前で待って、丁寧に断りの理由を述べます。理由は祐樹が井上先生に聞かされた、「1週間で友だちの記憶が消えてしまう」というものでした。
香織は「忘れることで友だちに迷惑をかける。リセットされたものをいちから説明することで、相手に負担をかけた」と言いますが、祐樹はそれでも食い下がります。
その週は、香織がこっそりと祐樹にノートを返し、それをまた祐樹が必死で渡すという繰り返しでした。
井上先生が見かねて声をかけますが、祐樹は「空気は読むものじゃなく、作るものだ」と断言すると香織を追いかけまわします。

帰りが雨になった日。
傘を忘れて困惑する香織を見つけた祐樹は、「俺、部室に置き傘があるから」と言って、香織に折りたたみ傘をさしかけます。ついでにどさくさでノートを押しつけます。
傘と一緒にノートを持ち帰った香織は、そこに「祐樹が香織と初めて出会った日」のことについて書かれているのを読みました。
それでも翌日、香織は祐樹の机にノートを返却します。
登校した祐樹は、ノートが返って来ていることに落胆しました。
後輩の山田がクラスまでジャンプを借りに来た時、ノートが落ちます。開いたノートに香織の書き込みがあるのに気づいた祐樹は、目を見張りました。急いで目を通します。
関わった人に迷惑をかけることを気にしている香織は、交換日記をすることに不安を覚えているということを書いており、ひとつの提案をしていました。
提案とは「金曜日は香織が持ち帰りたい」ということです。そうすれば、月曜の朝にそれを読み、祐樹のことを認識することができるからです。
交換日記が受け入れられたことを、祐樹は大喜びしました。

祐樹と香織の交換日記が始まります。交換するのもクラスメイトには内緒で、内容はおのおのが、その週にしたことでした。
香織も過去の日記を読みなおすことで、祐樹のことは思い出せます。
相変わらず他者には心を開かない香織ですが、交換日記は嬉しいことでした。
ノートを教室に忘れた香織が放課後に取りに戻ると、クラスメイトの彩と美咲が香織の噂をしています。
2人の女生徒は、このところ香織がノートを見てニヤニヤしていると言い、香織のノートを見てやろうと言いました。香織の席に移動をして、机の中のものを見ようとします。
香織は教室の外にいながら、入れずにいました。そこへ、祐樹の親友・将吾と沙希が現れ、2人の女生徒の会話を聞きます。

【転】- 一週間フレンズのあらすじ3

将吾が教室に入ると、ノートを手にした彩に渡せと要求しました。
盗み聞きはよくないと、返しながら彩は言いますが「ノート見てにやついてる奴より、影で悪口言ってる奴の方が、よっぽど気持ち悪いけど」と将吾が答え、ノートを香織に渡します。
ノートを見た沙希は、祐樹が買っていたものと気付きました。
将吾は授業中寝てばかりいますが、女子の間では人気の高い男子生徒でした。その将吾にかばってもらったことで、香織は将吾との仲を誤解されます。
「抜けがけしないで」と言われた香織を、頭痛が襲いました。沙希が追いかけてきて、一緒に帰ろうと声をかけます。
沙希も将吾も、祐樹から聞かされたわけではないのですが、香織をかまっている祐樹の姿から、何か事情があるのだろうとは察していました。
沙希も将吾も、香織の味方になろうとします。

1学期終了直前のこの日、来学期から転校してくる男子生徒・九条一(くじょう はじめ、以後「はじめ」表記)が挨拶に来ていました。
はじめは顔見知りの香織が祐樹と親しそうにしているのを、遠目に見つけます。

8月9日、四ツ谷橋で天燈(てんとう ランタンのこと)祭りがあります。
沙希や将吾と一緒に行かないかと言われた香織は、行くと答えました。
信号を渡り損ねた香織を祐樹が待ったために、祐樹と香織は将吾、沙希とはぐれます。
祭りでまゆとはじめに会った香織ですが、覚えていないので知らない人と接するような対応をしました。
事情を知らないはじめは「裏切り者」と言い、それを聞いた香織が気絶しました。病院に担ぎ込まれ、将吾と沙希も駆け付けます。
知らせを受けた両親がやってきました。将吾と沙希は帰りますが、父に呼びとめられた祐樹は残ります。
中学3年生の時に交通事故に遭ったことがきっかけで、香織が記憶障害を抱えたと話した父は、「もう香織に近づかないでくれ」と言いました。
祐樹は香織の意志を尊重すると言い、香織の友人宣言をします。
祭りの8月9日が日曜だったので、意識を取り戻した香織は祐樹の記憶がありませんでした。
いっぽう、病院にふらりと顔を出したはじめの顔を見て「はじめくん」と香織が口に出したのを聞いた祐樹は、ショックを受けます。一番親しいと感じていた自分を忘れているのに、何者か知らない同世代の男のことを覚えていることが、祐樹には衝撃だったのです。

退院後の香織の家を訪れると、祐樹はノートを読んでくれと渡しました。
帰る祐樹と並んで歩いた母は、祐樹に感謝の念を告げます。
記憶障害になってから、香織は昔のアルバムをしまいこんでいましたが、祐樹と接するようになってアルバムを見るようになって、嬉しいと言いました。
「記憶はないかもしれないけれど、思い出は残っているはず」と母は改めて、祐樹に礼を言いました。

〔高2の秋〕
2学期が始まりました。交換日記は続いています。
はじめが転校してきました。札幌から転校してきたと言いますが、中学時代は東京にいたと言います。
香織ははじめを見て、ぎこちない対応をしました。それを横で見た祐樹は、何か事情があると感じます。
分厚い本をえんえん借り続けている祐樹が、延長申し込みの時にカードを忘れました。香織が自分の名前で借りると言います。

学園祭では、イケメンパティシエが作るパンケーキが売りの、ハワイアンカフェをすることになります。
準備のあいだ、沙希ははじめに祭りの日に会ったかと質問しました。はじめは肯定した後、香織を嫌っていると答えます。
沙希は香織にもはじめのことを質問しました。答えないので祐樹のことを聞くと「大事な友だち」と答えます。
それを聞いた祐樹は感激し、後夜祭で使うドミノを倒してしまいました。祐樹は慌てて香織と図書室に逃げ、笑います。
祐樹は将吾に見つかって、ドミノ再建に駆り出されました。
残った香織にはじめが「あの日、最後に会おうと言ったのに来なかった」と責めます。
頭痛をこらえながら、香織は「私、行ったんだよ」と答えました。そのまま倒れそうになったのを沙希が見つけ、はじめから引き離します。

学園祭当日。
まゆが香織に会いに来て、はじめが転校してきていることを知ります。
香織の様子を見たまゆは「やっぱり、まだ治ってない」と言い、事情を全く知らないはじめは、聞き咎めました。
祐樹はまゆ、はじめを屋上に連れ、香織に「中学の時の友人が来ているけど、会うか」と聞いて連れていきます。
まゆは、香織が記憶障害を抱えるきっかけを知っていました。まゆがその一翼を担っていたのです。

【結】- 一週間フレンズのあらすじ4

…中学時代、同じバスケ部に所属する香織とまゆは親友でした。まゆははじめが好きで、香織にそのことを告げていました。
はじめが北海道・札幌に転校することになり、転校前にと香織に告白します。
その現場をクラスの女子に見られていました。香織が裏切ったと思ったまゆとクラスメイトは、それ以来つめたく接します。
香織ははじめに、告白の返事をしていませんでした。
クリスマスの頃、転校直前なので返事を聞くはじめに、香織は会いに行くと答えます。
街角にいるはじめを見たまゆは、直後に香織がその現場に向かおうとするのを見ました。
香織の前に立ちはだかり、「親友だと思っていたのに。裏切り者。抜けがけしないで」と責めます。
ショックを受けた香織はその場を逃げ出し、トラックと接触しました…。
(はじめに会いに行ったのだが、事故に遭遇したので会っていない)

はじめの告白以来、香織はつらい思いを抱えており「月曜が来なければいいのに」と願っていました。それが記憶障害に繋がっていたのです。
事情を知った香織は、「はじめくんに会いたい」と言いました。祐樹は、はじめの存在が香織の中で大きいと思い知らされます。
屋上に一緒にいた、はじめ、将吾、沙希は、香織が抱える事情を初めて知りました。
将吾も沙希も祐樹に改めて聞いたことがなく、祐樹も説明することはありませんでした。
はじめは祐樹に、今までどうやって接していたのかと聞きます。
交換日記を使っていたことを言うと「それって友だちと言えるのか」とはじめは指摘しました。そうだねと祐樹も言います。
香織がはじめのことは覚えていることを告げ、祐樹は立ち去りました。
将吾の前で、祐樹は交換日記を、後夜祭のキャンプファイヤーの火にくべ、焼いてしまいます。
日記を放棄したので、香織の祐樹にまつわる記憶は、次の月曜に消えました…。

〔高2の冬〕
はじめと香織が付き合い始めました。
絵を描き終わった祐樹は、後輩の山田に図書を返すよう頼みました。
香織ははじめといる雨の日、傘を差し出した手を見て、一瞬何かを思い出します。
沙希が祐樹に告白しますが、祐樹は断りました。沙希は将吾に「撃沈しちゃった」と言います。

〔高3〕
新年度の祐樹は、香織とクラスが別れました。そうなると接点はありません。
…月日は流れ、あっという間に卒業式。

井上先生は祐樹が言った「空気は読むより作る方が大事」という言葉を肯定しました。
香織は祐樹のことを覚えていませんが、祐樹が積極的に接することで、クラスになじめるようになっていました。
卒業式の後、祐樹は香織のところへ行き、2年の時に同じクラスだったと告げて、寄せ書きを書いてほしいと頼みます。
香織が出したのは、祐樹がプレゼントしたペンでした。
祐樹は思い出してもらいたくて、香織のアルバムに自分も書くと言ってお揃いのペンを出してみますが、香織は祐樹のペンを見ません。

別れた後、香織は祐樹の文字を見ました。そこに「藤宮さんの笑顔がもう一度見られてよかったです」と書いてあるのを読み、「もう一度?」とひっかかります。
香織に図書室から呼び出しがかかりました。行くと、図書委員のフミがまだ返却されていない本があると言います。
たまたま横にいた後輩の山田が、祐樹から託されていた本のことを思い出し、『アンリ・ミショー全集1』を出しました。香織が借りた覚えのない本です。
本の後ろを見ると、確かに自分の名前が、自分の筆跡でありました。その直前には、先ほど話をした祐樹の名がずらっと連なっています。
返却図書を受け取ったフミが、落書きを指摘しました。それを見た香織は息を呑みます。

そこには、香織と祐樹の出会いの日の様子が、ぱらぱらまんがで描かれていました。
香織の図書カードを拾った祐樹が匂いを嗅いだこと、その後の電車で一緒だったこと、友だちになってくれという祐樹に「無理」と香織が即答したこと、お弁当、交換日記、傘をさしかけた祐樹…。
それを見た香織は、こんな大切なことをなぜ忘れていたのだろうと思います。
横で香織の様子を見たはじめが、行けと言いました。香織は校内を必死で探します。
祐樹は屋上にいました。
祐樹のところへ駆け寄った香織は、「私、何度も忘れるかもしれない。でも何度でも思い出すから。だから、私と友だちになってください」と言い、手を差し出します。
祐樹は感激し、その手を握り返しました…。
(映画版では、香織の記憶障害がよくなったかどうかまでは触れられていない)

みんなの感想

ライターの感想

ベタな展開なのかもしれないけども、すごく面白いし感動したし泣けた。
祐樹を筆頭に、将吾、沙希のなんと性格のいいこと!
特に沙希。祐樹のことが好きなのに、祐樹が香織を好きなのだと知ると応援するなど、いじらしい…。
私は原作を知らないのだが、沙希よ、できれば将吾と倖せに…と思ってしまった。
前半ですっかり祐樹に肩入れしてしまうので、ついつい途中から出場の九条はじめを悪く見てしまうのだが、はじめも悪者じゃないんだよね。
それがラストシーンでよく判る。
ほんとに楽しい2時間だった。おすすめ。

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