映画:今夜、世界からこの恋が消えても

「今夜、世界からこの恋が消えても」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ラブストーリー

【結】– 今夜、世界からこの恋が消えてものあらすじ4

今夜、世界からこの恋が消えてものシーン4

画像引用元:YouTube / 今夜、世界からこの恋が消えてもトレーラー映像

【2022年】

泉は2019年、高校3年生のときの真織の日記を読んでいます。読みながら泉は、卒業式の日のことを思い返します。

【2020年3月】

透とおそろいのはずのペンギンのキーホルダーは、泉がカバンにつけています。真織は泉といっしょにいます。

卒業式のあと、かつて透がかばっていた同級生の下川が真織に話しかけようと近づいてきましたが、泉は真織を引き立ててその場から去りました。

真織は泉に、泉のおかげで挫折せずに高校を卒業できたとお礼を言います。真織の記憶のなかでは、真織と放課後を過ごしていたのは透ではなく泉になっていました。あるときを境に透がいなくなったのですが、それを真織は知りません。真織の話を聞きながら、泉は少し前の過去のことを思い出していました…。

真織と透はその後も、体育祭、文化祭などを共に過ごし、思い出を重ねていきます。

いつものように休日を過ごして別れる真織と透を見た泉は、透に礼を言いました。すぐに真織と別れると思っていたと話すと、透は泉に頼みがあると話します。

透は自分の心臓があまりよくないこと、昨夜倒れたことを打ち明けました。自分の母が心臓病で突然死したことも告げると、自分にもしなにかあれば真織の日記から自分の存在を消してくれと頼みます。

透はそのあと、病院へ検査に行きました。泉が連絡を待っていると、翌日ようやく電話がきました。しかし電話の主は透ではなく、透の姉・早苗でした。前日に不整脈で倒れて意識が戻らないまま、亡くなってしまったというのです。

高校3年生の当時の泉は死に対して無防備で、透の死を受け止め切れませんでした。真織にも透の死を伝えて、2人で透の葬儀に出かけます。真織はお通夜の会場へ行き透の写真を見ると、膝から崩れ落ちて号泣しました。記憶になく日記で知るしかないはずなのに…と言いながら、真織は泣き崩れました。通夜には参加できませんでした。

その後も真織はノートで透を振り返り、死を知って悲しみます。真織の精神状態が壊れていくのを見ながらなにもできない泉は、透の姉・早苗に相談します。

透が泉に頼んだのは「真織の日記から透の存在を消去すること」でした。透は真織の事故以降に出会った人物なので、日記を改竄(かいざん)すれば見知らぬ存在として真織の気持ちを波立たせることが済むというのです。

早苗は「弟の遺志を継ぎたい」と言うと、自分が日記の改竄を引き受けると答えました。

泉は真織の両親に協力してもらい、真織が寝てから日記を拝借します。コピーを取ってすぐ返却し、それを早苗に渡しました。早苗はパソコンに真織の日記を打ち込むと、「透くん」の部分を「泉ちゃん」に変えていきました。その作業は早苗にとって、弟を消す作業にほかなりません。早苗は泣きながらも、真織の日記に向かいます。

そうして出来上がった真織の新たな日記をUSBに入れて、早苗は泉に渡します。泉は真織のスマホも別のスマホに交換して、つじつま合わせをしました。

手書きの日記からノートパソコンの日記に交換する際に、部屋の壁に描かれた指示も、手紙からプリントした文字に張り替えます。ベッドの横の指示のボードを外すと、紙の下に「神谷透くんのことを忘れないで」と書かれた付箋がありました。それを見た泉は、こらえていたものがあふれて思わず涙を流します。

【2022年】

泉の手元にある手書きの日記は、そのときに交換した本物の真織の日記でした。日記のすり替えをしたあと、真織は透の存在を忘れました。泉との思い出だと信じ込んだまま、卒業まで過ごしたのです。

その後も平穏に過ごしていた真織に、記憶障害の回復の兆しがあると打ち明けられた泉は、考えます。クロッキー帳に描かれた透の絵を見たときに、泉は問答無用で真織から取り上げた透の存在を真織に返すべきではないかと思ったのです。そこで泉は本物の日記とスマホを持って、真織の家を訪ねます。

ノックして真織の部屋に入った泉は圧倒されました。真織は水彩画で、透の絵をいくつも描いていました。真織はクロッキー帳で透の絵を描いてみると、手が覚えていて何度も何枚も描いてしまったと屈託なく話しました。それを聞いた泉は号泣しながら、「私、真織の大切な記憶を取り上げてしまったの」と謝りながら、日記とスマホを渡します。

真織は、自分がまた泉に迷惑をかけていたのかと言って礼を告げました。「私の大切な人の遺志を尊重してくれてありがとう」と言います。

後日。真織は透の姉・早苗とともに、透の墓参りに行きます。透の記憶がないという真織に、早苗は「私のなかでもいつか透が過去の一部になる(忘れてしまう)。そうやって人は生きていくのだ」と言い、「あなたの未来をおろそかにしないでね」と声をかけました。

さらにまた別の日。泉と海へ出かけた真織は、手作りのサンドイッチを振る舞います。そこで真織は泉に、美大を受験すると告げました。昼食を食べて横たわると、真織はうたたねをします。

うたたねから目覚めた真織の目には、最初のデートで寝てしまったときのように透の姿が見えました。透の姿を目に浮かべながら真織は、透が死んでしまっても、透の存在は確かに自分のなかに存在すると実感していました。

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