「初恋ロスタイム」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

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【結】– 初恋ロスタイムのあらすじ4

初恋ロスタイムのシーン4

画像引用元:YouTube / 初恋ロスタイムトレーラー映像

高校受験には合格したものの病気で登校できず、孝司の家へ行った日が時音の16歳の誕生日だったそうです。もう来なくていいと言われた孝司は、帰宅してウィルソン病について調べます。目の色が特殊だったのは病気の影響で、時音が涙を流しながら食べていた孝司の料理はいずれも、本来ならばウィルソン病患者が食べてはいけない料理でした。

たまらなくなって病室へ会いに行った孝司は、浅見医師と出会います。浅見は時音の主治医でした。

浅見は孝司に、ドナーになる条件を話します。ロスタイムが発生していることで調べると、孝司は時音と適合する血液型でした。しかしドナーになる条件には親族であることと、20歳以上であるという条件がありました。孝司は来月19歳で、未成年でした。

孝司は、母が死ぬ前に病が一時的に好転したことを思い出し、父に聞きます。そのとき母は「父が設計した橋を家族3人で渡りたい」という夢を持っていました。父が母の病床に来ないで仕事をしていたのは、自分にできることが橋づくりだと思っていたからだと気づきます。同時にそれを知った孝司は、時音にも夢を持たせればよいと考えます。

孝司は時音がタイムカプセルを埋めたと言っていた市役所の隣の空地へ行き、ロスタイムに穴を掘って探します。見つけたタイムカプセルを時音のところへ持っていき、見せました。時音は花屋やケーキ屋、ショップ店員、花嫁などの絵を描いていました。それを見せながら孝司は時音にプロポーズし、自分の肝臓を受け取ってくれと言います。

孝司は時音との婚姻届けを父・誠司に見せて、覚悟していることを話しました。

病院の人たちが用意してくれて、孝司と時音の結婚式がささやかに営まれます。時音の両親がいる場所へ、孝司の父・誠司も婚姻届けにサインしてやってきました。孝司が時音を呼びに病室へ行くと、時音が倒れていました。時音は処置室に連れて行かれ、残った孝司は時音が書いた手紙を読んで屋上で泣きます。

12時15分になってもロスタイムが発生しないので、孝司は時音が死んだものとあきらめかけていました。そこへ浅見医師が来ると「終わっていない。これからだ」と言います。浅見医師は前例を覆し、特例として未成年の孝司の移植手術を認めさせていました。孝司は手術を受けます。

時音が目覚めると、横に孝司がいました。移植は成功しており、孝司は「時音、おかえり」と声をかけます。

孝司と時音の姿を見て励まされた浅見は、妻・晴香の病院を見舞うと離婚届を出さなかったと言います。「俺にしかできないことがある」と言って晴香に付き添うことを言い、晴香も泣いて頷きます。

【一年後】

時音は無事に17歳の誕生日を迎えました。16歳のときにもらった箸を使って、時音は孝司の作った弁当を食べると「医者よりシェフに向いてるかも」と言います。孝司は東都医科大学に合格し、医大生になっています。

孝司が時音を夜の花火大会に誘い、時音は今度はOKを出しました。ふたりは海辺でキスをします。

“この物語はフィクションです。劇中の肝移植の適応、ウィルソン病の経過や治療については実際とは異なる描写があります。”

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