「君がいた夏」のネタバレあらすじと結末の感想

ラブストーリー

君がいた夏の紹介:落ちぶれた野球選手・ビリーのもとに6歳年上の従姉の死の報せが届く。彼女はビリーがずっと忘れられずにいた想い人だった。
1988年製作のアメリカ映画で、主人公の少年時代のほろ苦い夏の思い出を描いた青春物語。原題は野球の本盗を意味する『STEALING HOME』。劇中でもキーポイントとなっている。

予告動画

君がいた夏の主な出演者

ビリー・ワイアット(マーク・ハーモン)、10代のビリー(ウィリアム・マクナマラ)、ケイティ(ジョディ・フォスター)、アラン・アップルビー(ハロルド・ライミス)、10代のアラン(ジョナサン・シルバーマン)、ジニー・ワイアット(ブレア・ブラウン)、サム・ワイアット(ジョン・シェア)

君がいた夏のネタバレあらすじ

【起】- 君がいた夏のあらすじ1

落ちぶれた野球選手のビリーは、ウェイトレスの女と同棲しながらだらしなく失意の日々を送っていました。そんなある日実家の母・ジニーから、ビリーの従姉・ケイティがピストル自殺したとの連絡が入ります。ケイティは自らの遺灰をビリーに託すと遺言を遺して亡くなりました。その夜ビリーはケイティへの思慕の想いを抱えて故郷へ向かいます。彼にとってケイティは初恋の人であり、生涯忘れられない人でもありました。

1960年代中頃。10歳のビリーは熱狂的な野球ファンの父・サムの影響で、少年野球に没頭していました。ある夏の日、家族が家を空けるため16歳のケイティがビリーの子守に家にやって来ます。ビリーの野球生活を応援するケイティは、スランプになった時のお守りにとボールがデザインされたペンダントをプレゼントしました。家族を見送った矢先、お転婆娘のケイティは免許も無いのにビリーを車に乗せ海へ連れ出します。ケイティはタバコの味やモテる男の極意をビリーに教えますが、ビーチでビリーが彼女の腿に触れてきても「親友でいましょう」とまだ幼い彼の気持ちを受付けませんでした。2人は鳥のマネをして桟橋を駈け抜けました。

高3になったビリーは、親友・アランと共に野球部に所属しています。夏休み前の最後の試合。9回裏ビリーに打席が回ってくると、3塁打を放ちます。ビリーはその直後ホームスチールも決め、サヨナラ勝利を演出しました。帰り道でビリーは試合を見に来ていた名門チームのスカウトマンに強化合宿に参加してほしいと声を掛けられます。大学への進学を勧めていたサムですが、それを聞いて歓喜に満ち溢れました。

アランはビリーの幼馴染・ロビンに想いを寄せていて、卒業プロムのパートナーにしたいとビリーにしつこくせがんでいました。それを伝えるためにビリーはロビンの家を訪ねると、ビリーに好意を抱いている彼女に誘惑されます。衝動を抑えられなくなったビリーは、その夜初体験を済ませました。ビリーがずっと身に付けていたケイティのペンダントをロビンが欲しがったため、ビリーは躊躇わず彼女に渡しました。

【承】- 君がいた夏のあらすじ2

サムが交通事故で亡くなり、ショックを受けたビリーは父の死をきっかけに野球をやめてしまいます。こんな時もビリーを慰めたのはケイティでした。ケイティはいつかのようにビリーをドライブに誘うと、祖父の家のプールに向かいました。ケイティは幼少期から辛いことがある度にプールの排水溝に触ると元気が出たと言い、ビリーにも試させようとしたのです。ところが祖父の家は持ち主が変わっていました。それでも敷地に侵入し2人は排水溝めがけて勢いよくプールに飛び込むと、水中でキスをしました。

7月。ビリーは家族やアランとシースモークにある別荘で過ごしますが、ビリーもジニーもサムの死から立ち直れずにいました。みんなに遅れてケイティもやって来ます。恋多き彼女はまた新たな恋人を見つけ、結婚してヨーロッパへ移住しようとしていました。それを聞いたビリーはケイティの男性遍歴に妬いてふてくされます。一方、ペンダントをロビンにあげたと知ったケイティは怒りますが、ビリーがロビンと寝たと聞くと「よくやった」と目一杯褒めました。
アランはこの地で出会ったセクシーな年上の美女と一夜を共にし、いよいよ男になりました。

ケイティはジニーを気分転換させようとバーへ連れ出し、そこで知り合った男性を別荘へ呼びました。ジニーのために良かれと思ってのケイティの行動でしたが、ビリーは激怒し男性を殴ります。ケイティとも口論したビリーは、別荘を飛び出しました。帰って来ないビリーを心配したケイティは朝まで外で彼を待ちました。彼女の優しさを知ったビリーは、帰宅の予定を1日延ばしケイティと2人だけで過ごすことにします。穏やかに時間は流れ、その夜2人は自然と体を重ねました。翌朝旅立つ前にケイティは、また野球を始めること、ペンダントを取り戻すことをビリーに約束させます。そしてビリーが彼女に会ったのはこれが最後となりました。

【転】- 君がいた夏のあらすじ3

(現代に戻る)
故郷に戻ったビリーはケイティとの思い出の地を巡ります。実家に帰ると伯父からケイティの遺灰を渡されますが、伯父と伯母は遺灰を教会の墓地に埋めたいとの考えでいました。ケイティは2度目の結婚に失敗して打ちひしがれ、最期はシースモークで過ごしたと伯父が知らせてくれました。遺灰を託されるも戸惑ったビリーは実家で預かるようジニーに乞いますが「あなたが選ばれたのだから責任から逃れてはいけない」と叱責されます。その言葉で我に返ったビリーは、1人シースモークに向かいケイティの車を乗り回しました。

現在はスポーツ店を経営するアランに会いに行ったビリーは、彼と酒を交わします。泥酔した2人は青春時代のように騒ぎ、ビリーは野球をしようと突然言い出し、実家の物置に眠っていた高校時代のユニフォームを約20年ぶりに着ました。勢いづいたビリーは深夜にも関わらずアランの実家に乗込み、彼にもユニフォームも着させます。球場に侵入するとアランが投げた球をビリーがスタンドへ打ち運び、ケイティの灰を抱えてホームを一蹴しました。

酔いも冷めた2人はダイナーで食事しました。父の死により野球から離れた自分を引き戻してくれたのはケイティで、誰よりも自分のことを知っていたとビリーがしみじみと語ります。会話をする中でビリーはケイティの遺灰をあのプールへ撒くことを閃き、アランと共に現地に行ってみますがプールは埋め立てられていました。

【結】- 君がいた夏のあらすじ4

充ても亡くなったビリーは遺灰を伯父と伯母に返そうと、ケイティの実家を訪ねます。ところが家の中にあったポスターを見たビリーは、10歳の夏に一緒に過ごした時のケイティのある発言を思い出し、教会は彼女には相応しくないと伯父に伝え遺灰を渡すのをやめました。ビリーはロビンの家へ行きあのペンダントを取り戻し、ケイティと走った桟橋に向かいます。「空を飛び、風に吹かれて雲のじゅうたんを漂いたい」とあの夏話したケイティの言葉通り、ビリーは空を飛ばせるように桟橋から遺灰を高く振り撒きました。

半年後。
ケイティとの思い出に触れ心を入替えたビリーは、野球選手として再起を果たします。ある日の試合で9回裏に代打を命じられたビリーは、高3の夏の試合の如く3塁打を放ったうえにホームスチールを決めました。胸元にはケイティのペンダントが光っていました。

みんなの感想

ライターの感想

自由奔放なケイティを演じたジョディ・フォスターが役にはまっていて素敵でした。こんな雰囲気の年上の女性が周りにいたら惚れちゃうだろうなぁと思います。いとこ同士で関係を持つなんておそらく日本人は面はゆさを感じると思うのですが、海外では普通のことなのでしょうか?
物語はいたってスタンダードでしたが、ケイティの遺灰が思い切り海に撒かれるシーンは感動的でした。
ビリーの再起も描かれているので、邦題は原題通り“ホームスチール”の方がしっくり来る気がします。なにせ本盗なんてなかなか決められないですから。

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