「彼が愛したケーキ職人」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ラブストーリー

【承】– 彼が愛したケーキ職人のあらすじ2

彼が愛したケーキ職人のシーン2

画像引用元:YouTube / 彼が愛したケーキ職人トレーラー映像

オーレンを亡くした妻のアナトは、収入のためにカフェを開店する準備を進めていた。

アナトはユダヤ教徒で、カフェで提供するメニューはすべてコーシャ食(清浄な食品)で、開店には認定書も必要であった。オーレンのモティにも協力してもらい、なんとか認定書も準備することができた。

開店してしばらくして、カフェにトーマスが訪ねてくる。

「よかったら、ここで俺を雇ってくれないか?」

トーマスは自分はドイツのカフェでパティシエとしてケーキを作っていることを説明した。しかしアナトは突然現れた、しかもドイツ人の男性を雇うことに少し難色を示す。

その後、トーマスはオーレンが通っていたジムへ足を運ぶ。まるでオーレンの足跡を辿るように。

翌日、またカフェにトーマスは姿を現した。またか…とアナトは困ったが、息子イタイの世話もしなければいけないことから

「まだ職って探してる?」

とトーマスに声を掛け、彼を雑用や皿洗いで週3日ほど雇うことを決めた。

一方、モティはトーマスを迎え入れることに反対していた。雑用だけということだったのに、忙しいアナトを見てアナトの誕生日祝いに、トーマスがキッチンでクッキーを焼いていたのを見てモディが憤慨する。

しかし、こっそりトーマスが作ったクッキーを口にするアナトはその味に驚嘆した。そのクッキーをカフェで販売することに決めた。それからトーマスが作ったスイーツをコーシャ食をきちんと取り扱っているか検査官の目を潜りながら、販売していた。

オーレンの息子イタイとも次第に仲を深め、交流していく。イタイもはじめは遠目から見つめていたが、次第に懐くようになっていった。大切な人を失った喪失感というトーマスの心もゆっくり癒されていく。

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