「心と体と」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ラブストーリー

2017年公開のハンガリー映画。ハンガリーの巨匠、エニェディ・イルディコが監督と脚本を担当した恋愛映画。第67回ベルリン国際映画祭のコンペティション部門で金熊賞を受賞。第90回アカデミー賞外国語映画賞にはハンガリー代表作として出品され、最終選考9作品に残るなど、世界的に高い評価を受けた作品。食肉加工工場で働くエンドレは、品質検査官として派遣されたマーリアと、あるきっかけにより、毎晩同じ夢を見ていることを知る。奇妙な共通点を持つことに気付いた二人は、徐々に現実世界でも惹かれ合っていく。

あらすじ動画

心と体との主な出演者

エンドレ(ゲーザ・モルチャーニ)、 マーリア(アレクサンドラ・ボルベーイ)、 クラーラ(レーカ・テンキ)、 シャーンドル( エルヴィン・ナジ)

心と体とのネタバレあらすじ

【起】– 心と体とのあらすじ1

心と体とのシーン1

画像引用元:YouTube / 心と体とトレーラー映像

エンドレは、ハンガリーの首都ブダペストの郊外にある食肉工場で、財務部長の職に就いている中年の男である。左腕が不自由な彼は、職務は淡々とこなしつつ、どこか厭世的なところがあった。

ある日エンドレの職場に、品質検査官の産休代理としてラーツ・マーリアという女性が派遣されてくる。マーリアは他人とコミュニケーションを取ることが苦手で、初日から職場ではやや浮いた存在となる。

エンドレは、初めての職場にあまり馴染めていない様子のマーリアを何となく気にかけていた。そこで彼は、職場のランチタイムにマーリアとコミュニケーションをはかろうとするが、マーリアは硬い表情のまま、 彼と全く打ち解けようとしない。しかも、彼女はエンドレに対し「あなた左腕が使えないからマッシュポテトの方が食べやすいのでしょう」といった、不躾なことまで躊躇なく言うのだった。

しかし彼女はエンドレが嫌いなわけではなく、ただ初対面の相手とどう会話してよいかわからないだけなのだ。エンドレと会話した夜、自宅で一人、マーリアはエンドレとの会話を反芻する。そして自分のコミュニケーションの何が誤りだったのか、塩と胡椒の入れ物を二人に見立てながら、自分なりに振り返るのだった。

ある日、エンドレの勤める工場は新たに食肉処理係の男を雇う。シャーンドルというその若い男は、エンドレの「屠殺される動物に憐みは感じるかい?」という問い掛けに対し「別に?バンバン殺すだけだよ。特に何も感じないけど、何か問題でも?」と尊大な態度を取る。エンドレはシャーンドルのその様子に不快感を覚えつつも、人事に対する権限はないため、「君はここに向いてないな」とは告げつつも淡々と彼を職員として受け入れる。

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