映画:恋する寄生虫

「恋する寄生虫」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ラブストーリー

恋する寄生虫の紹介:2021年11月12日公開の日本映画。三秋縋によるヒット小説を原案とするラブストーリー。世界の終わりを願う孤独な男女を主人公にせつない恋の物語を描く。『私をくいとめて』の林遣都と『ムーンライト・シャドウ』の小松菜奈が主演を務めるほか、井浦新、石橋凌らが共演。『スリーピングフラワー』の柿本ケンサク監督がメガホンをとり、脚本を『トワイライト ささらさや』の山室有紀子が手がける。

恋する寄生虫の主な出演者

高坂賢吾(林遣都)、高坂賢吾〔幼少期〕(盛永晶月)、佐薙ひじり(小松菜奈)、佐薙ひじり〔幼少期〕(沼田明莉)、和泉(井浦新)、瓜実裕一(石橋凌)

恋する寄生虫のネタバレあらすじ

【起】– 恋する寄生虫のあらすじ1

恋する寄生虫のシーン1

画像引用元:YouTube / 恋する寄生虫トレーラー映像

東京都。

夜の都会のマンションの一室で、高坂賢吾はパソコンのキーボードを叩いていました。「もうすぐこの世界は終了する」と思いながら、高坂は一心にキーボードに入力しています。

高坂はコンピューターウイルスのプログラムを打ち込んでいます。それは12月24日のクリスマスイブの19時に起動するもので、それが動き始めると感染した通信端末はすべて電源がオフになるというものです。高坂はウイルスを作りながら窓の外を見て、それが実現した世界のことを想像しました。あちこちの建物から火の手が上がり、都会が混乱に陥っている様子を空想して、高坂は暗い満足感に酔いしれます。

高坂は8歳の時に、両親の首つり自殺の死体を発見しました。以来ずっと孤独を感じ、それが潔癖症の発端となりました。汚れているように感じるので何度も手を洗い、そのために高坂の両手は肌荒れして血がにじんでいます。外出時には手袋とマスクが欠かせず、コートで全身をガードした高坂は、もちろんひとと接触するなどということはできません。

他者の存在が気持ち悪くてたまらない高坂は、あるときバスに乗って出かけますが、車中で他者の視線を気にせず食べ物を咀嚼する男性を見て、思わず気分が悪くなりました。バスから転がり出て吐いていると、横を侮蔑する視線を落とした女子高校生・佐薙(さなぎ)ひじりが通ります。

その佐薙ですが、彼女も悩みがありました。佐薙は高校の制服を着て、両耳はヘッドホンで常に覆っています。佐薙は人の目が嫌いでした。視線恐怖症です。「なんであんな変なものが顔についてんのか分かんない」と思う佐薙には、相手の目は異様に大きくグロテスクなものに見えていました。ヘッドホンで耳をふさぎ、外界からの情報を遮断しないと歩けないのです。

佐薙はほかにも、頭のなかに虫を飼っていると思っていました。寄生虫です。その虫は人間の脳を餌にして成長し、いずれ自分は虫に脳を食いつくされて死ぬと思っています。

高坂がバスから出て吐いて気絶したのを見て、佐薙は驚きました。倒れた高坂を足でつつきます。高坂は絶望していました。その絶望を感じ取った佐薙は、病院へ連れていきます。

高坂が目覚めると、病院の一室にいました。そこは佐薙の祖父・瓜実裕一が経営する診療所、兼研究室でした。瓜実は高坂に「あと少し遅ければ死ぬところでしたよ」と冗談とも本気ともつかないことばを吐きながら、研究のために採血させてもらったと言います。高坂はそのまま帰宅しました。

しばらくの後、あるとき帰宅した高坂の部屋に、見知らぬ男が入り込んでいました。その男・和泉は「あんたを脅迫しに来た」と高坂に言います。いうことをきかないと高坂がコンピューターウイルスを作っていることを告発すると、脅しました。そして、2か月間50万円のギャラで、ある人物の子守をしろと命令します。

高坂は漠然と「幼い子ども」をイメージしていましたが、指定した場所に現れたのは女子高校生・佐薙でした。

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