映画:恋の病~潔癖なふたりのビフォーアフター~

「恋の病~潔癖なふたりのビフォーアフター~」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ラブストーリー

恋の病~潔癖なふたりのビフォーアフター~の紹介:2021年8月20日公開の台湾映画。台湾の金馬奨6部門候補の他、各国の映画祭で高評価を得た異色のラブストーリー。重度の潔癖症の青年ボーチンは、外出時は防塵服に手袋とマスク着用の完全武装。周囲からは変わり者と見られていたが、ある日、同じ潔癖症の女性ジンと運命的な出会いを果たす。出演は「オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁」のリン・ボーホン、「黒衣の刺客」のニッキー・シエ。リャオ・ミンイーの監督デビュー作。

恋の病~潔癖なふたりのビフォーアフター~の主な出演者

チェン・ボーチン(リン・ボーホン)、チェン・ジン(ニッキー・シエ)、精神科医(マイケル・チャン)、メイユー(アヴィース・チョン)

恋の病~潔癖なふたりのビフォーアフター~のネタバレあらすじ

【起】– 恋の病~潔癖なふたりのビフォーアフター~のあらすじ1

恋の病~潔癖なふたりのビフォーアフター~のシーン1

画像引用元:YouTube / 恋の病~潔癖なふたりのビフォーアフター~トレーラー映像

若い男性・ボーチンはOCD患者です。強迫性障害といい、いわゆる潔癖症です。ボーチンは自分のことを変人だと思っていました。

ボーチンは朝7時半に起床します。起きたらすぐに、布団を綺麗に畳みます。時間をかけて丁寧に畳んだ布団は、びしっと角ができていました。続いてボーチンは洗面所へ行き、歯磨きをします。歯ブラシは使い捨てのものです。「7回磨くと綺麗になる」という歯科医の言葉を聞いて以来、1つの歯を7回磨かないと気がすまなくなっています。7回というのは歯科医のラッキーナンバーだと知っていても、それでもしないとおさまらないのです。

食事は日曜に1週間分をまとめて作り置きしたものを、冷蔵庫の中に入れています。それを取り出して食べ、朝食のあとで着替えて部屋の掃除を始めます。この掃除が最も大事な用事で、ボーチンは終日、掃除に時間を費やしています。

潔癖症のボーチンは、手洗いを何度もするという行動から始まりました。何度も手を洗わないと気が済まなくなり、それがエスカレートして掃除に凝り始めました。掃除を念入りにすることで手洗いの回数は激減しましたが、1日のほとんどを掃除に費やすので会社勤めができません。掃除にもマイルールがあり、それを破った場合にはもう一度やり直しが必要です。

ボーチンはこんな自分がうんざりで、バイキンを気にしないで生きていられる人生に興味がありました。

ボーチンは月に1度、毎月15日に外出をします。

レインコートのような防塵服を着用した上に、手袋とマスクもする完全武装で挑みます。除染作業員かと思うようないでたちです。月に1度の外出日にすべての用事を片づけます。

まずは公共料金などの振り込み、続いて病院へ診察と薬の受け取り、そのあとにスーパーで日用品と食材の買い物です。ボーチンは外出時にも「規定行為」を守っていました。順番どおりに物事を片づけるようにするボーチンですが、その日ボーチンは意外なものを見ます。

月に一度の外出日に、ボーチンは電車のなかで自分と同じような完全武装の女性・ジンを見かけたのです。同類だと、すぐにボーチンは気づきました。ジンは南京復興駅で下車します。ボーチンはジンのあとを歩きます。つけているわけではなく、ボーチンの行く場所とジンの行き先が同じなようでした。ジンはボーチン御用達のスーパーへ入りました。

ボーチンもスーパーで買い物を始めますが、どうもジンが気になって仕方ありません。棚の間から覗くと、ジンはチョコレートを万引きしました。その瞬間を目撃したので、ボーチンはドキドキします。しかもジンが除菌液を買い占めてしまったので、ボーチンは困っていました。

店の外でボーチンはジンに、万引きの話をしてやんわり注意します。するとジンは除菌液を1本ボーチンに渡し「口止め料」と言いました。ボーチンはあぜんとします。

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