「愛の嵐」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ラブストーリー

【承】– 愛の嵐のあらすじ2

愛の嵐のシーン2

画像引用元:YouTube / 愛の嵐トレーラー映像

仲間は何人もいます。先ほど伯爵夫人の部屋に行かせた若者のバートは、ダンサーです。

仲間のひとりである弁護士のクラウスがマックスのもとへやってくると、マックスに不利となる写真を見つけたと言いました。クラウスがマックスに見せた写真には、ルチアが写っていました。クラウスはルチアが生きているという情報を得たらしく、マリオという男がそれを話したと言いました。

フロントの仕事を終えて受付の電気を落としたあと、マックスはルチアのことを振り返って反芻していました。同じようにルチアもホテルの部屋で、マックスにされたことを思い出していました。

翌朝、マックスはホテルで働く老人の清掃員に、翌日の夜に仕事を交代してフロントをしてほしいと頼みました。老人は引き受けます。

ホテルの会議室には、マックスの仲間の元ナチス将校たちが集まっていました。クラウスや、教授と呼ばれる男、バートもいます。

マックスは戦争時の犯罪の査問会で、調査対象者になっていました。査問会とはいっても形式的なもので、深く探りを入れるものではありません。

クラウスはマックスに、懸念材料を伝えます。ひとつはマリオという男性。マリオがルチアの写真を持っていたのです。マリオが彼らにとって不利な証言をしないかということが心配されました。

クラウスと教授が話しますが、マックスはそわそわして落ち着かない様子です。それに気づいたクラウスは怪しみました。マックスは、重大な証人であるとクラウスに言われたルチアを見つけていましたが、クラウスには一切告げていません。むしろ気づかれないようにと願っています。

会議室で話したあと、マックスは部屋でバートに注射を打ちます。バートは尻に注射を打ってもらうと、マックスが一番上手だと話して褒めました。

ルチアは指揮者の夫に、「早く街を出たい」と訴えていました。夫はそれを妻の気まぐれだと思って、深く捉えていませんでした。今夜も公演があるからと言い、まだ滞在することを告げます。翌日にフランクフルトへ発ち、そのあとにベルリンへ公演で移動するそうです。

マックスは仕事の合間にホテルを抜けて、食堂を訪問してマリオと会います。マリオはグレタという女性と結婚し、その食堂を開いているのです。あいさつしたマックスはマリオに写真のことを話したかと聞いて口止めをしますが、マリオは本当にしゃべらずにいるのか確信が持てませんでした。マックスが釣りに誘うと、マリオはその誘いにOKを出します。またそのときに話そうと言って、ふたりはいったん別れます。

ルチアは夫のオペラ公演に出かけていました。客席に座ってオペラ鑑賞をしていると、視線を感じます。振り返るとそこには、マックスがいました。マックスもオペラを鑑賞しにきていますが、ルチアをまっすぐ見ています。マックスに気づくと、ルチアは気が気でなくなりました。

しばらくして振り返ると、マックスはもういませんでした。いなくなればなったで、ルチアはまたマックスのことが気にかかります。

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