「愛の嵐」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ラブストーリー

【結】– 愛の嵐のあらすじ4

愛の嵐のシーン4

画像引用元:YouTube / 愛の嵐トレーラー映像

…ルチアはマックスのお気に入りでしたが、他のナチス将校らのお気に入りでもありました。ルチアはサスペンダーで吊ったズボンを吐き上半身は裸のまま、ナチスの帽子をかぶって踊りました。ルチアのそのエロティックな踊りは、みんなを釘付けにしていました。

マックスは、そんなルチアへの捧げものとして当時ルチアが嫌っていた男性の生首を箱に入れて(殺して)プレゼントしました。『サロメ』を意識した演出だったのですが、男の生首を見てルチアが困惑する顔を見て、マックスは満足そうな顔を浮かべました…。

話を聞いた伯爵夫人は、「異常ね」と言いました。マックスは「あなたも同じ穴のムジナだ」と言い返します。

帰宅したマックスは、部屋でルチアとひっそり暮らします。それこそがマックスの望む生き方でした。表舞台に復帰できなくても、大好きなルチアと暮らせたらいいのです。

ルチアと揉み合っていたマックスは、床に落ちたガラスで足の裏を切りました。苦痛に顔をゆがめたマックスの顔を見て、ルチアは喜んで足の裏のケガの手当てをします。

その際に窓から外を見たマックスは、自分に尾行がついていると気づきました。仲間の若者・ハンスが外で見張っていたのです。

マックスはルチアに鎖つきの手錠をつけ、外に出ないようにしました。そうして見つからないように隠します。

マックスが仕事に出かけたあいだにハンスが扉を開けて、部屋に侵入します。ハンスはルチアを見つけて「君にも話を聞きたいそうだ」と査問会で証人になるよう求めますが、ルチアはそれを拒否しました。ハンスを部屋から追い出します。

ホテルに出勤したマックスは、ルチアの夫が捜索願を出したと知りました。心配になります。

帰宅するとルチアから「ハンスが来た」と言われたので、マックスは混乱しました。ルチアは逃げるつもりはないと言い、手錠が痛いので外してくれと言います。

人目を忍んでどこかの建物の屋上に集まったマックスは、教授、クラウス、バート、ハンスに責められます。ルチアを差し出して社会復帰しろと言われますが、マックスは名誉ある地位よりもルチアとの人生を選びました。しかしそれは、仲間にとっては裏切り者を意味します。

マックスはホテルマンの仕事を辞め、ルチアと部屋にひきこもりました。配達員・ジェイコブに食料を配達してもらって籠城生活を始めます。

しかしクラウスは配達員に手を回し、食料の配達を止めて兵糧攻めにしました。ふたりは食べ物が少なくなり、元気もなくなります。

マックスは隣人の女性に「食べ物を買ってきてくれ」と頼みますが、隣人にもハンスの手が回っていました。協力が望めません。

ベランダに出て植木鉢を移動させていると、マックスは銃撃されました。さらに電線コードを着られ、電気まで消えます。

もう死しか道がないと思ったマックスとルチアは、部屋のクローゼットを開けて着替えます。マックスはナチス時代の軍服、ルチアは収容所で着ていた白いドレスに着替えました。そして車で出かけます。ふたりの乗った車を、仲間の車が尾行します。

マックスとルチアはドナウ川にかかる大きな鉄橋のそばで車をとめると、橋のたもとを歩き始めます。ふたりは背後から銃撃され、倒れました。亡くなります…。

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