「抱擁のかけら」のネタバレあらすじと結末の感想

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抱擁のかけらの紹介:2009年公開のスペイン映画。過去の悲劇によって、愛する人を失った映画監督の記憶の解放と人生の再生を描いた作品。監督・脚本は「ボルベール<帰郷>」のペドロ・アルモドバル。音楽は「ナイロビの蜂」のアルベルト・イグレシアス。撮影は「アルゴ」のロドリゴ・プリエト。主演は「それでも恋するバロセロナ」のペネロペ・クルス。

予告動画

抱擁のかけらの主な出演者

レナ・リヴァス(ペネロペ・クルス)、マテオ・ブランコ&ハリー・ケイン(ルイス・オマール)、ジュディット(ブランカ・ポルティージョ)、エルネスト・マルテル(ホセ・ルイス・ゴメス)、ライ・X「エルネストJr」(ルーベン・オチャンディアーノ)、ディエゴ(タマル・ノバス)

抱擁のかけらのネタバレあらすじ

【起】- 抱擁のかけらのあらすじ1

元映画監督のマテオは、自分のことをハリーと名乗っています。盲目の彼は、現在脚本を書いています。
昔から仕事を共にしていたジュディットと、彼女の息子のディエゴが色々と手伝ってくれます。
ある日、ハリーの元に一人の男性が一緒に映画を作りたいと言ってきます。彼の名前はライ・Xと言います。
直に会って話し合いをすることになりますが、ハリーは拒絶します。なぜなら彼は、エルネストの息子だと分かったからです。
最近、エルネストは亡くなりました。彼の遺産を相続したこともあって、エルネストJrは資金には困っていませんでした。
ジュディットが出張することになって、ハリーのことをディエゴに任せます。ディエゴはクラブでDJの仕事をしながら、ハリーに映画の脚本の相談をしていました。
ある晩、ディエゴがクラブで仕事をしていると、友人がドラッグを混ぜた飲み物を置いていきます。飲んだディエゴは意識が無くなり、病院に搬送されます。
連絡を受けたハリーが、ディエゴのお見舞いに行きます。6時間ほどで意識を取り戻したディエゴでした。

【承】- 抱擁のかけらのあらすじ2

ディエゴは、ハリーにエルネストJrの事を聞きたいと言い出します。ジュディットは彼を恐れているのか、何も話してくれませんでした。
今から14年前、ハリーことマテオは新作映画を作っていました。突然、オーディションを受けたいと女優志望のレナがやってきます。
秘書をしていたレナは、胃癌の父が病院から追い出されて、社長のエルネスト・マルテルに助けてもらっていました。
それからマルテルと付き合い始めたレナは、エルネストJrと知り合います。彼女は昔から女優になりたいと考えていました。
レナは、マテオから採用することを聞いて喜びます。しかし、嫉妬深いマルテルは気に食わない様子です。息子に撮影の様子をビデオで撮らせます。
その映像を見ながら、唇の様子を見て会話の内容を調べます。それが得意な専門家を雇ったマルテルでした。
マテオとレナは燃え上がるように結ばれます。二人は愛し合っていました。
その現場も撮影されたことから、レナは出ていくことを決意します。しかし、マルテルは許しませんでした。
そしてレナを階段から突き落とします。骨折をするなどしますが、レナは這ってでも撮影に行くと言います。

【転】- 抱擁のかけらのあらすじ3

マルテルは、自分の傍にいてくれるなら良いと条件を出します。それからマテオに会いに行って、レナは彼に映画の内容を変えるように頼みます。
何とか車椅子で映画の撮影を取り終えますが、レナはマルテルと激しい喧嘩をします。怪我をして、服もろくに着せてもらえずに追い出されます。
マテオに助けを求めたレナは、一緒に遠くに連れて行って欲しいと頼みます。二人は何も言わずにマドリードから去ります。
しばらくは幸せな日々を過ごしますが、マルテルが復讐を行い始めます。金を使ったのか、映画の編集をメチャクチャにしたのです。
映画は最低の評価をつけられて、新聞の見出しに載ります。マテオは、どうなっているのかジュディットに聞こうと電話をします。しかし、彼女から返事はありませんでした。
実は、ジュディットはディエゴの病気の治療もあって、マルテルに買収されていたのです。そして二人の連絡先をマルテルに教えてしまいます。
返事が無いことから、マテオはマドリードに行って聞きに行くことにします。その道中、二人が乗る車に、何者かの車がぶつかってきます。

【結】- 抱擁のかけらのあらすじ4

病院に連絡したのは、すぐ後ろを尾行していたエルネストJrでした。レナは亡くなり、マテオは視力を失います。この時から彼は自分をハリーと呼んでいました。
事実を知ったディエゴとハリーに、帰ってきたジュディットは罪の意識から、買収されたことなど真実を話します。ハリーはこの頃からマテオに戻ります。
翌日、ジュディットはディエゴの父親がマテオだと教えます。ディエゴが問いただすと、マテオはその事を知りませんでした。
マテオはエルネストJrに会いに行きます。ドキュメンタリー作品として、エルネストJrはマテオを撮影します。
ジュディットからの電話で、エルネストJrが関係ないことをマテオは聞きます。そしてレナの出演した映画のフィルムが欲しいことを話します。ジュディットは全て保管していることを伝えます。
エルネストJrからもらったDVDを再生すると、マテオとレナの事故の映像が映し出されます。ディエゴの解説から、レナは死ぬ前に愛するマテオとキスをしていた事が分かります。マテオはショックからか覚えていませんでした。
そして、ひどい編集をされたレナの映画を見ます。スタジオに行って、マテオはレナの映画を14年ぶりに編集することができます。
とても面白くて、ディエゴが再公開しようと提案します。マテオは完成させることが大事なんだと語ってエンディングです。

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みんなの感想

ライターの感想

この映画は、カンヌ国際映画祭でパルム・ドールにノミネートされ、英国アカデミー賞やゴールデン・グローブ賞などで外国語映画賞にノミネートされるなど高評価を得た作品になります。
様々な愛をテーマに描かれている映画で、出演者の演技力とロマンチックな世界観が印象的です。
美しい海辺や部屋のインテリアが素晴らしくて、映画の内容以外にも手を加えていると思える作品です。
ストーリーは最初は謎めいていますが、次第に全貌が見えてきます。魅力たっぷりで濃い大人向けの内容が面白く、雰囲気が抜群の映画です。

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