映画:昼下りの情事

「昼下りの情事」のネタバレあらすじと結末

昼下りの情事の紹介:ビリー・ワイルダー監督、オードリー・ヘプバーン、ゲーリー・クーパー主演のロマンティックコメディ―。クロード・アネの小説を映画化した作品で、遊び人の実業家とパリの娘との恋をユーモラスに描いていく。「麗しのサブリナ」、「パリの恋人」に続き、ユベール・ド・ジヴァンシーがオードリー・ヘップバーンのために衣装を製作した。第10回全米脚本家組合賞では、コメディ部門の最優秀脚本賞を受賞した。1957年アメリカ製作。

あらすじ動画

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昼下りの情事の主な出演者

アリアンヌ(オードリー・ヘプバーン)、フランク・フラナガン(ゲーリー・クーパー)、クロード・シャヴァス(モーリス・シュヴァリエ)、X氏(ジョン・マッギヴァー)

昼下りの情事のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

物語の舞台はフランス、パリ。私立探偵シャヴァスはX氏の依頼で、ある男を監視していました。男の名前はフラナガン、アメリカ人の大富豪でした。フラナガンは現在このパリの高級ホテルでX氏の妻との密会を繰り返しており、長い監視の末、シャヴァスはついにその証拠写真を撮影することに成功します。 シャヴァスはすぐにX氏を事務所に呼び、写真を引き渡しました。X氏の妻は用心深く、常に黒いヴェールで顔を隠していましたが、X氏は写真に写る姿の雰囲気で妻の写真であることを確信します。妻の裏切りに深く傷ついたX氏はフラナガン殺害を決断、拳銃を手にフラナガンの滞在先のホテルに向かいました。 シャヴァスの若く美しい一人娘、アリアンヌはこの二人の会話を盗み聞きしていました。アリアンヌはシャヴァスの資料を盗み見するのが大好きで、フラナガンという男に元から興味を抱いていました。そのフラナガンが殺されるかもしれないという事態となり、アリアンヌは父に内緒でX氏をなんとか止める方法がないかと考え始めました。しかし、ホテルに電話しても、警察に電話しても、アリアンヌの言葉はまともに受け止められません。そこで、アリアンヌは音楽学校の授業が終わった後に自らホテルに向かいました。 アリアンヌがフラナガンの部屋の前に着くと、すでにそこにはX氏の姿がありました。フラナガンは楽団の演奏を背景にして女性とロマンティックな時間を過ごすことを好む男で、このときも部屋からは楽団の奏でるメロディが漏れ聞こえていました。すると、楽団が「魅惑のワルツ」という優美な曲を演奏し始めました。それは、楽団の演奏が終わりに近づいている合図でした。X氏は楽団が部屋を出た後にフラナガンを襲おうとしており、アリアンヌに残された時間はごくわずかとなっていました。 そのとき、アリアンヌはフラナガンの隣室のドアに鍵がかけっぱなしになっていることに気づきました。アリアンヌはX氏に気づかれぬようその部屋に侵入、バルコニーをつたってフラナガンの部屋に入ることに成功しました。このとき、フラナガンは優雅にX氏の妻とダンスしていましたが、突然やってきたアリアンヌの話に驚き、急いでX氏の妻をバルコニーから脱出させました。そして、アリアンヌは急遽X氏の妻がつけていたヴェールをつけ、フラナガンの恋人を演じることになってしまいました。

【起】- 昼下りの情事のあらすじ1

その後楽団が去ると、X氏はすぐに部屋に押し入ってきました。X氏は妻の裏切りに激怒していましたが、いざ黒のヴェールに隠れた顔が妻でないことをわかると拍子抜けしました。X氏に怪しまれぬようフラナガンはアリアンヌにキスをし、本当の恋人のような姿をX氏に見せつけました。この二人の演技のおかげでX氏は部屋から出て行ってくれましたが、アリアンヌはずっと年上のフラナガンからされたキスに戸惑っていました。一方のフラナガンもアリアンヌに惹かれ始めており、明日も会おうと言い出しました。しかし、アリアンヌは自分の名前を明かさず、父の資料で知ったフラナガンの情報を思わせぶりに口にして部屋を去って行きました。

翌日、アリアンヌはシャヴァスが集めたフラナガンの資料をひそかに金庫から抜き取り、数々のゴシップ記事が物語るフラナガンの奔放さに驚きました。中には、フラナガンのために自作未遂事件を起こした女性もいました。アリアンヌはフラナガンに警戒しながらも、フラナガンに惹かれている自分の気持ちに気づき始めていました。そこで、アリアンヌは何人もの男と交際経験のある奔放な女性を演じることを決めます。そうすることで、フラナガンを牽制し、夢中にさせようと考えたのです。

その後、アリアンヌがホテルに行くと、フラナガンはちょうどパリを発つための荷造りをしていました。フラナガンはそのわずかな時間をアリアンヌと過ごすことを望み、楽団を呼んでアリアンヌとロマンティックな時間を過ごしました。しかし、アリアンヌは同居する男や愛人がいると嘘をつき、フラナガンを困惑させました。その若さで多くの男を誘惑するアリアンヌにフラナガンはひどく驚いたのです。フラナガンはアリアンヌにますます入れ込み、アリアンヌにキスをしました。一方、アリアンヌはプレイガールの演技を完璧にこなし、自分の名前も明かそうとしませんでした。フラナガンはしかたなく「おヤセさん」とアリアンヌを呼ぶのでした。

フラナガンが空港に向かうタクシーに乗り込む直前、アリアンヌはフラナガンが胸につけていた白いカーネーションが欲しいと言い出しました。フラナガンは快くカーネーションをアリアンヌに贈り、二人はホテルの前で別れました。

【承】- 昼下りの情事のあらすじ2

年上の大富豪相手に堂々としたふるまいを見せたアリアンヌでしたが、フラナガンと別れてからは無気力な日々を送るようになりました。それとは対照的に、フラナガンは相変わらずゴシップを騒がせており、各地で女性たちを誘惑していました。その後、フラナガンが再びヨーロッパを訪問することが報道されるのでした。

そんなある日、アリアンヌはワーグナーのオペラ「トリスタンとイゾルデ」を鑑賞しに行きました。すると、劇場の最前列にフラナガンが美女を連れて着席する場面をアリアンヌは目撃します。アリアンヌはときめきを抑えながらオペラ後のパーティーでフラナガンと再会を果たしました。フラナガンはアリアンヌとの再会を喜び、また会いたいと誘ってきました。そんなフラナガンに、アリアンヌはまたも他の男の影をちらつかせ、フラナガンを戸惑わせるのでした。

その後、アリアンヌはフラナガンと何度か会いますが、その度にアリアンヌは挑発的な態度を取りました。アリアンヌは父シャヴァスが顧客から預かった毛皮を着て現れると、それが貿易商の愛人からもらったものとフラナガンに嘘をつき、また、闘牛士からもらったというアンクレットをつけて現れることもありました。こうして、フラナガンの心は少しずつ乱されていくこととなりました。様々な女性と短いロマンスを楽しんできたフラナガンでしたが、ミステリアスなアリアンヌに長い間夢中になってしまっていました。

そんなある夜、フラナガンとアリアンヌがホテルで過ごしていると、フラナガンの女友達から電話がかかってきました。フラナガンが電話をしている間、アリアンヌは嫉妬に駆られ、フラナガンの録音機にある音声を録音しました。それは、アリアンヌが過去に関係を持った19人の男性の職業や家柄について述べたものでした。しかし、それはすべてアリアンヌが考えた偽りの恋人たちでした。

アリアンヌがホテルから去った後、その音声を聞いたフラナガンは大きなショックを受けました。フラナガンは何度もアリアンヌの音声を聞き返して行くうちに精神が不安定になり、楽団を巻き込んで夜通し酒を飲むのでした。

【転】- 昼下りの情事のあらすじ3

翌朝、フラナガンが気持ちを落ち着かせるためにサウナに出かけると、そこで意外な人物と出会います。それは、かつてフラナガンを殺そうとしたX氏だったのです。X氏はフラナガンが女性の悩みを抱えていることを見抜き、一枚の名刺を渡してきました。それは、アリアンヌの父シャヴァスの名前が書かれた名刺でした。

その後、フラナガンはシャヴァスの事務所に行き、名前も知らないプレイガールに悩まされているとシャヴァスに打ち明けました。最初こそフラナガンの相談を笑って聞いていたシャヴァスでしたが、その詳細が明らかになるにつれて、その表情は曇っていきました。その女性の特徴はアリアンヌとほぼ同じであり、また、その女性が語る愛人の男性の特徴はシャヴァスがかつて手掛けた調査内容と酷似していたのです。シャヴァスはアリアンヌがフラナガンの気を引こうと背伸びしたことに気づき、その女性の正体が自分の娘であり、娘の初恋の相手はあなただとフラナガンに打ち明けました。そして、シャヴァスは娘のために手を引いて欲しいと頼み、フラナガンはその求めに応じ、パリを発つことを決めました。

その後、フラナガンが荷造りしていると、そこにアリアンヌが現れました。アリアンヌは突然の出発にショックを受け、駅まで見送りたいと言い出しました。駅のホームに到着すると、アリアンヌは涙を流しながらも平気なフリをしようとしました。やがて列車は出発、列車がゆっくりと走り始める中、アリアンヌはその後を追いかけ、フラナガンに寂しくないと強がりを言い続けました。フラナガンはそんなアリアンヌを見ていられず、アリアンヌの体を抱き上げ、列車に乗せました。アリアンヌが突然の出来事に困惑していると、フラナガンは「アリアンヌ、黙って」と語りかけ、キスをしました。

同じ頃、一部始終を陰ながら見ていたシャヴァスは、微笑みを浮かべていました。「この年の8月24日、フラナガンとアリアンヌはカンヌで判事に会い、結婚した。彼女はニューヨークで終身刑になるだろう」…シャヴァスの語りと、「魅惑のワルツ」を奏でる楽団の姿を映し出し、映画は幕を閉じます。

【結】- 昼下りの情事のあらすじ4

オードリー・ヘップバーン演じる好奇心旺盛なパリジェンヌがかわいらしく、好きな男性の気を引こうと嘘を重ねる様子がとてもチャーミングでした。また、主演二人の会話のテンポが良く、言葉選びもおしゃれで、そんなカップルの姿にテーマ曲「魅惑のワルツ」がよく調和していました。

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