映画:潔く柔くきよくやわく

「潔く柔くきよくやわく」のネタバレあらすじと結末

潔く柔く きよくやわくの紹介:2013年公開。いくえみ綾による同名タイトルの漫画作品を原作とした実写映画作品。原作における最終章である「カンナ編」を原作としている作品である。日本テレビ放送網開局60周年記念作品として制作された作品である。監督は「僕の初恋を君に捧ぐ」など、多くの恋愛映画の監督を務める新城毅彦。出演している池脇千鶴は第6回TAMA映画祭で最優秀女優賞を受賞した。

あらすじ動画

潔く柔くきよくやわくの主な出演者

瀬戸カンナ(長澤まさみ)、赤沢禄(岡田将生)、川口朝美(波留)、真山稔邦(中村蒼)、千家百加(平田薫)、小峰清正(古川雄輝)、桜場愛実(池脇千鶴)、柿之内希実(信太真紀)、春田(高良健吾)、バーのマスター(田山涼成)

潔く柔くきよくやわくのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

【起】- 潔く柔くきよくやわくのあらすじ1

潔く柔くきよくやわくのシーン1  とある高校。新1年生のクラスは入学早々騒がしくなっていました。カンナは仲のいい女子がクラスにおらず、周りで同じように一人でいた朝美に声を掛けました。するとその時、頭にどこからか飛んできたボールがぶつかりました。振り返ると、知らない男子生徒が「悪い、手が滑った」とぶっきらぼうに言いました。すると、カンナの幼馴染の春田がその男子に向かって「ふざけんなよ!」と叫びながら飛び掛かりました。春田を止めるカンナと、春田に対抗する幼馴染の真山を止める朝美。いきなり入学初日から大騒ぎを起こしてしまいました。

 しかし結局その後は、春田と真山は「男の友情」とかいうもので親しくなり、それに伴いお互いの幼馴染のカンナと朝美も親しくなり、いつも4人で行動するようになっていきました。学校では弁当を4人で食べ、放課後には4人で遊びに出かけていました。

 高校に入学してから4か月、夏休みに開かれた夏祭りに遊びに行った4人。私服姿で先に待っていた女子二人を見つけた男二人は「浴衣じゃねえのかよ」と文句を言います。それに対してカンナは「面倒なんだもん」と言いますが、朝美は「浴衣着てくればよかったかな」と呟きました。

 夜まで遊んでいた4人でしたが、人込みに紛れ、カンナと真山、春田と朝美は2人ずつではぐれてしまいました。祭りの会場から少し離れた場所にある橋から川を眺めていたカンナと真山。カンナは真山に「彼女いないの?」と訊ねました。「モテそうじゃん」と言うカンナに真山は「お前の方がモテるだろ」と返すと、カンナは笑ってそれを否定しました。すると真山は真剣な顔になり、「今度の花火大会、二人だけで行こう」と言いました。カンナが何かを返そうとすると、そこへ春田と朝美が現れました。合流した4人は固まって帰りましたが、カンナはモヤモヤとした気分でいました。

 ある夜、カンナが自分の部屋にいると、窓が開いて春田が入ってきました。カンナは不満そうに「一応、女子の部屋なんだから勝手に入ってくるのってどうなのよ」と言い、「せめて『いくよ』くらいメールすればいいじゃない」とアドバイスしますが、春田は「めんどくせぇじゃん」と言います。テスト勉強しているカンナを見ていた春田は、無言でキスをしました。カンナも何も言わずに受け入れると、春田はそのまま出ていきました。カンナと春田は度々、このように何も言わずにキスをしていましたが、それ以上の進展はありませんでした。

 春田と真山、春田のいとこの清正は同じガソリンスタンドでアルバイトを始めました。それを朝美から聞いたカンナが理由を尋ねると、「バイクを買うため」と言います。「そんなにバイク欲しいのかな」と二人は笑い合いました。ある日、春田と真山に店長が「今日夜まで残れるか?」と聞きました。春田ともう一人のバイトは承諾しましたが、真山は「今日予定あるんで」と返しました。

 真山が花火大会の会場で待っていると、カンナが浴衣姿で現れました。真山は少し驚きましたが、そのまま二人は花火を楽しみました。時間が経ち、夜になって会場を後にすると、真山はカンナに「好きだ」と告白し、抱き着きました。カンナも何も言わずにそれを受け入れ、二人はそのままキスをしました。

 ガソリンスタンドから自転車で帰っていた春田は、ふと携帯を取り出してメールを打ち始めました。するとその時、横からトラックが現れ、撥ねられてしまいました。血を流して倒れる春田。離れた場所に落ちた携帯電話は、メールの送信を完了していました。

 知らせを受けたカンナと真山が急いで病院に駆けつけると、既に朝美がおり、泣き崩れていました。朝美の字様子を見て全てを察したカンナは「嘘でしょ?」と呟くと、朝美は立ち上がりカンナを睨みつけ、「二人でどこ行ってたの」と問い詰めました。カンナと真山が何も言えずに立っていると、「あんた、全部知ってたんでしょ?春田の気持ち知っておきながら、知らないフリしてたんでしょ」と叫び、カンナを突き飛ばしました。そして朝美は「あんたのこと、一生許さない」と言い、去っていきました。倒れた拍子にカバンからこぼれた携帯がメールを受信していることに気づきました。開くと、春田から「いくよ」というメールが届いていました。それを見たカンナは声を上げて泣きました。

【承】- 潔く柔くきよくやわくのあらすじ2

潔く柔くきよくやわくのシーン2  朝。アラームで目を覚ましたカンナは、自分が寝坊をしていることに気づき、慌てて支度して家を出ました。務めている映画宣伝会社に着いたカンナに社長の柳原は注意する訳でもなく、殺虫スプレーを持ち「お前の出番だ」とだけ呟きました。社員がゴキブリに怯える中、カンナは冷静にゴキブリを仕留めました。

 夜、大学時代の友人の百加とバーで食事をしながらそのことの愚痴を話していると、後ろから物音が聴こえました。振り返ると、一人の男が床に転がっていました。泥酔しているその男はカウンターまでフラフラと寄ってきて、カンナと百加の間に顔を入れ、「お姉さんたち、綺麗だねぇ」と呂律の回らない口調で言いました。するとマスターが「赤沢くん、ここはナンパ禁止!」と注意しました。「初めて聞きましたけどぉ」と言う赤沢にマスターは「今決めたんです!」と言いました。

 翌日、カンナが自分が担当する雑誌編集社を訪れると、前まで担当者が座っていたデスクに違う男が座っていました。しかし、見たことがある顔です。昨日、バーで絡まれた赤沢でした。しかし赤沢はカンナには気づかない様子で「今日から、僕が新しく担当することになりました」と言います。カンナは赤沢に、新しく映画の宣伝を載せてもらえるように頼みますが、赤沢は宣伝のチラシを見て「つまらなそうだな」と呟きます。それに対して赤沢が「そんなことないと思いますよ」とフォローしますが、赤沢は「観てないんですか?」と言います。カンナが返しに困っていると、「観たことない人に宣伝されるって、この映画も可愛そうだな」と呟きました。カンナが「出直して来ます」と言い席を立つと、「マスターのパスタ、美味しいですよね」と言いました。カンナは呆れながら「覚えてたんじゃないですか」と言いました。

 その日以降、仕事場でカンナは赤沢とメールをするようになりました。赤沢に嫌な印象を受けたカンナでしたが、赤沢から映画に誘われ、観にいくことにしました。

 待ち合わせ場所になかなか現れない赤沢に嫌気が差して帰ろうとするカンナでしたが、その時現れた赤沢が「こっちじゃないよ。駅の正面だって言ったでしょ。こっちは裏口」と言ったため、カンナも対抗して「こっちの方が会場に近いと思いますよ」と言いました。それを聞いた赤沢は「わかりました。じゃあ瀬戸さんの言う通りに行きましょう」と言い、一人でずかずかと歩いていきました。

 結局遠回りになってしまったことをぼやく赤沢にカンナは小さい声で詫びました。席に座り、映画が始まる直前に赤沢は「今日は、来てくれてありがとう」と言いました。

 翌日、カンナは百加から謝られていました。「何が」と訊ねるカンナに百加は「赤沢さんに、春田のこと話しちゃった」と言いました。カンナは一瞬驚きますが、「いいよ、もう8年も前だし」と言いました。

 度々赤沢と食事をしていたカンナ。その日もいつものバーで赤沢と食事をしているとき、赤沢に「春田のこと、百加から聞いたんですよね」と切り出し、「何か赤沢さんの秘密も教えてください」と言いました。すると赤沢は自分が小学生の頃の話をしはじめました。

 小学1年生の時、常に赤沢につきまとう女子がいました。事あるごとに「禄ちゃーん」と話しかけられ、赤沢は嫌になってきていました。ある日、湖に遠足へ出かけたとき、道中の歩道でいつものように、「禄ちゃーん」と話しかけてくる彼女。周りの男子から冷やかされ、恥ずかしくなった赤沢は、彼女を突き飛ばしました。道路に投げ出された彼女は、持ち物をばらまいてしまいました。赤沢がため息をつき、それを手伝おうと道路へ出たところへ、車が突っ込んできました。彼女は即死。赤沢は助かったものの、右手の小指に後遺症が残ってしまいました。

 その話を聞いたカンナは、「そんな大きい秘密話せなんて言ってません」と言いました。そして「もし、春田の話を知っていたらその話をしましたか?」と訊ねました。赤沢は少し考えた後、「あのね。仮に俺が春田の話を聞いていなかったとしても、俺は瀬戸さんを誘ったと思うよ」と言いました。それを聞いたカンナは気分を害し、ワインを一気飲みしてトイレへ行ってしまいました。一人になった赤沢がワインを飲んでいると、「あれ、赤沢さん?」と話しかけられました。振り返ると、大学時代の後輩の清正が立っていました。久しぶりの再会を喜んでいると、トイレから大きな物音がしました。二人がトイレへ向かうと、中でカンナが倒れていました。赤沢は「大丈夫か!」と叫び体をゆすり、清正は「この人!カンナちゃんです!」と叫びます。マスターは急いで救急車を呼びました。

 病院に運び込まれたカンナが目を覚ますと、病室には赤沢と、春田のいとこの清正が立っていました。久しぶりの再会に驚くカンナでしたが、すぐに自分に起きている異常に気付きます。耳が聴こえなくなっていました。医者の説明によると、ストレスが溜まったことが原因と言い、1週間ほどで元に戻ると言われました。その間入院することになり、赤沢と清正は度々お見舞いに訪れました。

【転】- 潔く柔くきよくやわくのあらすじ3

潔く柔くきよくやわくのシーン3  仕事の休憩中に赤沢は、ある人物と電話をしていました。桜場愛実。あの事故で亡くなった女の子、柿之内希実の姉です。赤沢が高校生になった頃に愛実と出会い、度々交流していました。現在愛実は4歳の女の子の母親になっていました。愛実は電話で赤沢に、娘の睦実が幼稚園のお遊戯会で劇の役を貰ったことを報告しました。赤沢も喜びますが、愛実は「まあ、セリフ無いんだけどね」と言いました。睦実は4歳になりますが、未だに言葉を話しません。言葉が遅いことを愛実は気にしていました。赤沢も、まだ睦実と会ったことはありませんでしたが、そのことを気にかけていました。

 仕事に復帰したカンナは赤沢に迷惑をかけたことを詫びるメールを送りました。そしてその夜にバーに行くと、赤沢がいましたが、その隣には女性がいました。彼女は漫画家の野原チカコ。以前赤沢が担当していた漫画家です。チカコはカンナに挨拶をすると、自分が長い間赤沢と共に仕事をしてきたことを自慢するかのような口調で話し始めました。カンナから見ても、チカコが赤沢に対して特別な感情を抱いていることは明らかでした。カンナはそれが気に入らず、一度も席に座ることなくバーを飛び出していきました。

 雨の中、傘も差さずに走っていると、後ろから赤沢が追いかけてきました。赤沢はカンナの腕を掴むと、タクシーを止めて「送るから」と言い、カンナと共に乗り込みました。車内でも手を繋いだままのカンナと赤沢。カンナが「いつまで手、握ってるんですか」と言うと、赤沢は手を離しました。カンナの住むマンションに到着すると、タクシーを止めたまま赤沢も一緒に降りました。赤沢はカンナの髪の毛をクシャっと撫で、タクシーの中に戻りました。カンナの感情はよくわからないものになっていました。

 

 翌日、カンナの携帯に赤沢からのメールが届きました。「熱出た」とだけ書かれたそのメールに対してカンナは独り言で「誰が」と呟きました。すると再び受信し、「39度か40度はある」というメールに、カンナは「だから誰が」とまた独り言。続いて受信したメールに「桃食いたい」と書いてあるのを読み、赤沢本人が熱を出したことをようやく理解しました。

 自宅のベッドで魘されていた赤沢がそっと目を開けてみると、椅子に希実が笑って座っているのが見えました。赤沢は一度は微笑み返して目を閉じましたが、そんな訳がないと思いもう一度目を開けると、カンナが座っていました。驚いて飛び起きる赤沢。「桃食べたいって言ったじゃないですか」と冷静に言うカンナに、赤沢は「なんで中に入ってるの」と聞きます。カンナは「マスターに聞いて来たら、鍵開いてたので」と説明しました。

 カンナは桃の缶詰を赤沢に食べさせました。すると赤沢は、「俺たちさ、物の試しに付き合ってみない?」と切り出しました。「試し?」と聞くカンナに赤沢は「あ、いや。もしダメだったらダメでさ」と軽く考えている様子。カンナはこの日には答えを出すことはしませんでした。

 会社からの帰り道、カンナは社長と二人で歩いていました。社長に「男でもできたか?」と聞かれ、カンナは動揺を隠しながら「そんなことないです」と誤魔化しました。すると、向かい側から一人の女性が歩いてきました。カンナはそれが視界に入ったため、避けようとしましたが、その女性が立ち止まりました。疑問に思ってその女性の顔を見ると、見覚えのある顔でした。その後すぐに誰かは思い出しましたが、声が出てきません。するとその女性の方から話しかけられました。「瀬戸カンナ?」それにカンナもようやく返答します。「朝美?」
 
 レストランで二人で食事をするカンナと朝美。学生時代の友人との再会に、普通なら喜ぶのかもしれないが、春田が事故に遭ったあの日、病院で朝美がカンナを突き飛ばしてから関係を絶っていた二人は、笑顔で会話しながらも、どこかぎこちない様子です。すると、朝美の方からその話題を切り出しました。「カンナは、本当は春田のこと、どう思ってたの?」と聞かれたカンナは、「どうかなぁ」と笑います。朝美は「いいんだよ。私はもう本当に大丈夫だから。あの日、カンナにあんな酷いこと言ったけど、今はそんなこと思ってないよ」と言いました。そして朝美は「春田のお父さん、引っ越して再婚したみたいよ」と話します。「それで、男の子が生まれたんだって。春田の弟だよ」と聞いたカンナは感慨深そうに「春田の弟かぁ。じゃあ、春田はどこに行ったんだろう」と呟きました。それを聞いた朝美は「あんた、まだ15歳のままだね」と言いました。それを聞いたカンナは笑いながら「正解」と言いました。

 朝美との食事で泥酔したカンナは、あるマンションの一室のドアを叩きながら「百加!百加ぁ」と百加の名前を呼んでいました。しかし、玄関が開いて出て来たのは赤沢。「ここ、俺ん家だから」と言う赤沢にカンナは「あ、間違えた。じゃあ、お邪魔しまーす」と靴を履いたまま上がり込み、コートを脱ぐと床に寝っ転がってしまいました。赤沢はカンナの靴を脱がすと、カンナの横に並んで寝っ転がりました。そしてカンナは「春田の居場所がなくなっちゃったなぁ」と呟きました。それを聞いた赤沢は思いついたように「春田に会いに行こう」と言いました。

【結】- 潔く柔くきよくやわくのあらすじ4

潔く柔くきよくやわくのシーン2  赤沢の運転で久しぶりにかつての地元に帰ってきたカンナ。地図を見ながら案内するカンナに赤沢は「住んでたんじゃねえのかよ」と文句を言います。「この辺すっかり変わったんだもん」と文句を返します。

 朝美から教えてもらった場所の近くで車を降り、歩いていくと、一軒家にたどり着きました。改札には「春田」と書いてあります。すると、その家から幼い男の子を連れた女性が出てきました。その女性はカンナと赤沢に「こんにちは」と挨拶をします。そして男の子はカンナに笑顔で「バイバーイ」と手を振りました。カンナはどこかへ出かけていくその親子の背中を眺めた後、ポツリと「似てないな」と呟きました。

 帰り道の車。カンナが「今日、なんで一緒に来てくれたんですか」と訊ねると、赤沢は「会いたい人がいて。前に話した、事故で亡くなった子の姉ちゃん。4歳の娘がいるんだけど、なかなか言葉が遅いらしくて。写真はしょっちゅう送ってもらうんだけど、まだ会った事なくて。でも、今日はやっぱりいいわ」と言いました。それを聞いたカンナは「行きましょう」と言いました。「遠いよ?」と言う赤沢を説得し、二人は愛実とその娘の睦実に会いに行くことになりました。

 自宅で昼食を食べていた愛実。睦実に話しかけながら食べますが、睦実は笑顔を浮かべるのみ。すると、愛実の携帯が鳴りました。赤沢からの電話で、近くの公園に来ていると言います。それを聞いた愛実は睦実を連れてその公園に向かいました。

 公演で待っていた赤沢とカンナ。すると、入り口の方に親子の姿が見えました。すぐに気付いた赤沢はしゃがんで手を広げ、「睦実!」と名前を呼びます。睦実も赤沢に向かって走ってきます。すると、赤沢の目の前でピタリと足を止めた睦実は、「禄ちゃん。あのね、むっちゃんね、お遊戯会に出るの。むっちゃん、禄ちゃんに会いたかったの」と話し始めました。驚く赤沢と愛実。赤沢は涙をこらえながら「そうか」と言い頭を撫でると、睦実を愛実の方に向かせ、「あの人は誰?」と聞きました。すると睦実は満面の笑みで「ママ!」と言いました。信じられないという表情の愛実は、涙を流して喜びました。その様子をカンナは笑顔で見ていました。

 ひとしきり遊んだあと、愛実と睦実と別れて車に乗り込んだ赤沢とカンナ。すると、途端に赤沢は泣き出してしまいました。赤沢は「希実にそっくりの顔でさ。『会いたかった』とか言われると・・・」と言って泣き続ける赤沢にカンナはハンカチを差し出しますが、「いらない」と言いました。

 その日以降、カンナは会社でもどこか気が抜けたようになってしまいました。ボーっとしていたときに、一人の同僚が「誰か編集社行ける人いない?」と言ったのを聞いたカンナはすぐに「行けます!」と立候補しました。

 赤沢のいる編集社に行ったカンナでしたが、赤沢はいませんでした。テラスに行くと、そこでは野原チカコがスチール撮影をしていました。チカコはカンナに気づき、挨拶を交わしたあと、「赤沢君と付き合うことになってさ。今から私の家で打ち合わせなんだよね」と言いました。それを聞いたカンナは動揺しながらも「あぁ、そうでしたか」と言い、編集社を後にしました。

 しばらくしてカンナは、突然思い立ったように走り出し、チカコの自宅へ向かいました。そこで出てきた赤沢を外まで連れ出し、平手打ちをした後、「付き合うってどういうことですか。せっかく私がこの前のことに返事をしようと思ったのに。結局そういう人だったんですね」と怒鳴り散らします。それを聞いた赤沢は「は?付き合うって、打ち合わせに付き合うってことだよ?何勘違いしてるの?」と返しました。それを聞いたカンナが言葉に詰まっていると、赤沢はカンナに抱き着き、「好きだよ」と言いました。カンナも「私も、あなたを一人にしたくありません」と言い、赤沢にキスをしました。「今のは何?」という赤沢にカンナは「誕生日プレゼントです」と言いました。

 

みんなの感想

ライターの感想

新城監督が得意とする恋愛描写が綺麗で良かったです。

映画の感想を投稿する

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

映画「潔く柔くきよくやわく」の商品はこちら