映画:男と女(1966年)

「男と女(1966年)」のネタバレあらすじと結末

ラブストーリー

男と女(1966年)の紹介:1966年にフランスで製作されたロマンス映画。クロード・ルルーシュが監督、脚本、撮影を務め、フランシス・レイが音楽を担当した。伴侶を失ったつらい過去を抱えながら、惹かれ合っていく男と女の姿を描いていく。第39回アカデミー賞では、脚本賞と外国語映画賞を受賞した。

あらすじ動画

男と女(1966年)の主な出演者

アンヌ(アヌーク・エーメ)、ジャン(ジャン=ルイ・トランティニャン)、アンヌの夫(ピエール・バルー)、ジャンの妻(ヴァレリー・ラグランジュ)

男と女(1966年)のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

【起】- 男と女(1966年)のあらすじ1

舞台はフランス、パリ。スクリプターとして映画現場に出入りする日々を送るアンヌは、週末には必ずドーヴィルの寄宿学校に通う娘フランソワーズに会いに行っていました。そんなある日、アンヌは帰りの電車に乗り遅れたことをきっかけに、同じ寄宿学校に息子アントワーヌを預けるジャンと出会いました。

アンヌはジャンの車で送ってもらうこととなり、パリまでのつかの間のドライブの間、二人はたわいもない話題で語り合いました。アンヌの美貌に魅せられたジャンは、アンヌの夫がどんな人物なのかさりげなく質問をしてみました。ジャンはアンヌの夫が映画の現場で働くスタントマンというところまで聞き出しましたが、別れ際、アンヌは驚きの言葉を口にしました。アンヌの夫は撮影中の事故ですでにこの世にはいないというのです。ジャンはアンヌの悲しい過去に強い衝撃を受けるのでした。

その後、ジャンとアンヌは別の週末に子ども二人を連れて海に行きました。幼い子どもたちの無邪気さに笑いながら、団欒を楽しむジャンとアンヌ。そして、子どもたちを寄宿学校に帰し、車で二人きりになると、今度はアンヌがジャンの妻について尋ねてみました。すると、ジャンの妻もすでに亡くなっていることが判明しました。

【承】- 男と女(1966年)のあらすじ2

ジャンはプロのカーレーサーで、有名なレースに参加するほどの腕前を持っていますが、過去に挑んだル・マン耐久レースでは競技中の事故で瀕死の怪我を負ったことがありました。ジャンはすぐに病院に搬送され手術を受けましたが、意識不明の状態が長時間続いていました。元々神経が繊細なジャンの妻はこの状況に耐えられず、パニック状態になり自殺してしまったといいます。ジャンもまた愛する伴侶を失っていたことを知り、アンヌは黙り込んでしまいました。

ジャンはアンヌを家まで送り届けると、次の週末に行われるモンテカルロ・ラリーに出場することを告げ、去って行きました。そして、ジャンはその足で恋人の元へ向かい、別れを切り出すのでした。

そして迎えたモンテカルロ・ラリーでは、多くのチームが脱落する中、ジャンのチームは素晴らしい走りを見せました。その様子をテレビで観ていたアンヌはジャンに祝電を送ろうと受話器を取りました。「ブラボー、愛してます アンヌより」…アンヌは迷った末に、愛の言葉をジャンに送ることを決めました。

【転】- 男と女(1966年)のあらすじ3

この電報を受け取ったジャンは祝賀会を抜け出し、すぐにパリへと車を走らせました。ジャンは車を運転しながら、アンヌと会ったときのロマンティックなシチュエーションを想像し、胸を躍らせていました。アンヌほどの美しい女性に電報で愛を告げられたことは、それほどジャンを喜ばせていたのです。

夜通し運転し続けた結果、ジャンは朝方にパリに到着しますが、アンヌは寄宿学校に行って留守にしていました。すぐに車を走らせ、寄宿学校に向かうジャン。そして、学校近くの海岸でジャンはアントワーヌとフランソワーズと遊ぶアンヌの姿を見つけました。アンヌもジャンの存在に気づき、二人は夢中で抱き合いました。

その後、子どもたちを寄宿学校に帰すと、ジャンとアンヌはホテルの一室で情事に及びました。最初は笑顔を浮かべジャンに抱かれていたアンヌでしたが、突然その表情が曇り始めました。アンヌは夫との美しい記憶を思い出し、やがてアンヌの表情は暗くなっていきました。アンヌの異変に気づいたジャンがその理由を尋ねると、アンヌはこう返答した。「夫のせいよ」…このやりとりから間もなく、二人は服に着替えチェックアウトの準備を始めました。

【結】- 男と女(1966年)のあらすじ4

アンヌはジャンの車ではなく、電車で帰ることを望み、ジャンもそれに意義を唱えようとはしませんでした。アンヌは冷めた表情を浮かべ、別れ際までその表情は崩れることはありませんでした。

駅のホームで、ジャンはアンヌに尋ねました。「なぜ夫の話をしたのか?」…それに対して、アンヌは「私の中ではまだ死んでいないの」と寂しそうな微笑みを浮かべていました。

その後、ジャンは車で帰途に就きますが、その間もアンヌのことを考えていました。一方、アンヌもまた電車に揺られながら、ジャンと過ごした時を思い出していました。そうしているうちに、電車は経由駅に到着。アンヌがパリ行きの電車に乗り換えるため下車すると、ホームにはジャンの姿がありました。ジャンはアンヌへの思いを捨てられず、急いで車を走らせ電車に追いついたのです。人混みで混雑する中、ジャンとアンヌは抱き締め合いました。そして、うつむくアンヌの顔をジャンは両手で優しく包むのでした。

みんなの感想

ライターの感想

カラーやモノクロ映像、そして登場人物の心情を表現しているかのような楽曲が、男と女の姿をロマンティックに描き出していきます。特に印象深かったのは、主人公アンヌを演じたアヌーク・エーメの美しさです。子どもを持ち、美しく年を重ねつつある女性を見事に演じ切っており、物語に説得力を与えていたと思います。

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