映画:空気人形

「空気人形」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(2件)

ラブストーリー

空気人形の紹介:2009年公開の日本映画。『自虐の詩』の業田良家の短編コミックを是枝裕和監督が映画化した、せつないラブ・ストーリー(いや、サスペンス、いや、ホラー!?)。韓国の人気女優ペ・ドゥナが、心を持ってしまった人形という難しい役どころに挑戦。キャッチフレーズは、“心をもつことは、切ないことでした”。

あらすじ動画

空気人形の主な出演者

空気人形・のぞみ(ペ・ドゥナ)、レンタルビデオ屋の従業員・純一(井浦新)、空気人形の持ち主&ファミレス従業員・秀雄(板尾創路)、元国語教師・敬一(高橋昌也)、受付嬢・佳子(余貴美子)、レンタルビデオ屋の店長・鮫洲(岩松了)、萌の父親・真治(丸山智己)、小学生・萌(奈良木未羽)、浪人中の受験生・透(柄本佑)、OL・美希(星野真里)、交番のおまわりさん・轟(寺島進)、ファミレス店長(山中崇)、清掃員(ペ・ジョンミョン)、バスの乗客(桜井聖)、人形師(オダギリジョー)、未亡人(富司純子)

空気人形のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①空気人形・のぞみが心を持ってしまった。のぞみはレンタルDVDショップの店員・純一にひとめぼれし、店で働くように。持ち主・秀雄の目を盗んで人間世界で過ごすのぞみは、人間の苦しさ、つらさ、切なさも知って行く。 ②自分の代わりの人形が来て、のぞみは家出。正体を知っても驚かなかった純一のところへ身を寄せ、自分と同じように純一の中に空気を入れようとするが、穴(腹)をあけると純一は死んでしまう。のぞみは純一をゴミに出し、自分もゴミになった。

【起】– 空気人形のあらすじ1

空気人形のシーン1

画像引用元:YouTube / 空気人形トレーラー映像

ある川沿いの小さな町で、うだつのあがらない独身の中年男性・秀雄が暮らしていました。

秀雄は昼間はハンバーグのファミリーレストランで働いています。そしてプライベートの時間は5980円のラブドール(空気人形)を「のぞみ」と名付け、恋人のようにして暮らしていました。

その偏愛ぶりや、寝るのはいつも一緒なのは当然のこと、一緒にお風呂に入って洗ったり、夜中に車椅子で外の公園に連れ出して、お揃いのマフラーをするくらいです。

昼間ののぞみは全裸でベッドに寝かされていますが、セーラー服や水着やメイド服などの衣装も秀雄に買いそろえてもらっています。髪の毛はショートボブの、明るめの茶色でした。

ある雨の翌朝、秀雄が出勤した後のぞみは人間のように動けるようになりました。雨粒を見て「キ、レ、イ…」と言います。

動けるようになったのぞみはメイド服に赤いカバンを持って、ぎこちないながらも外出しました。部屋の外は初めて見るものばかりなので、新鮮です。

ごみ収集所を観察したり、喋る人形を持つ萌という少女に会ったり、未亡人についていったりします。未亡人は派出所のおまわりさん・轟に、新聞やニュースで仕入れたネタを話しかけることで交流を図っていました。

幼稚園の列についていったのぞみは、公園の砂場で子どもたちと一緒に遊びますが、子どもたちが帰るとすることがありません。

帰り道、立ち寄ったレンタルDVDショップ『シネマサーカス』で、のぞみは運命的な出会いをしました。「何かお探しでしょうか」と話しかけてきた若い男性店員・純一に一目ぼれをしたのです。

のぞみはそのDVDショップで働くことにしました。店長の鮫洲と純一の2人だけで回している店は、大手チェーン店ではなく個人店です。

店長はのぞみが映画館に行ったことがないと聞いて嘆きます。店長の一番大好きな映画は『仁義なき戦い』で、純一はミュージカルが好きだとのぞみは知りました。

こうしてのぞみは、夜は秀雄の横でおとなしく人形の振りをして、昼間はレンタルDVDショップの店員をします。

秀雄にいつもより高いシャンプー「ツバキ」で頭を洗われ、へそから空気を入れられ「お前はええな。歳取らんから」と言われてキスされるのぞみは、「私は空気人形。性欲処理の代用品」と思います。

町を歩いたのぞみは化粧品に興味を持ち、そこで、気になっていたビニールの接ぎ目を隠すファンデーションを手に入れました。中身は空気なので影は人間のよりも薄いままですが、接ぎ目は隠せるようになりました。

次のページで起承転結の「承」を見る

次のページへ
1 2 3 4 5

「空気人形」と同じカテゴリの映画

関連記事はこちら

×