「色男ホ・セク」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想（1件）

色男ホ・セク(字幕版)

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ジュノ（出演）,チョン・ソミン（出演）,チェ・グイファ（出演）,コンミョン（出演）,イェ・ジウォン（出演）,シン・ウンス（出演）,ナム・デジュン（Write…

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価格・情報の取得：2023-02-14

画像引用元：YouTube / 色男ホ・セクトレーラー映像

【老人ホ・セク】

李氏朝鮮時代。

菜の花が一面に広がる野を歩いてやってきた若い女が、そこにいた老人の男に道を聞きます。「ホ・セクという絵描きの家は？」と聞くと、老人は「あそこにある、山道を登って行ったところだ」と指さしました。老人の言うとおり、小高い丘の上に粗末な家があります。

礼を言って歩き始めた女がその家にたどり着くと、家にいたのは先ほど道を聞いた老人でした。老人がホ・セクで、近道を通って先回りしていました。

なかに通してもらった女性は、老人に絵を描いてもらいます。そのあいだ女性は家のなかを見回して、壁に飾られている「小さい男児が妓生（キーセン）に囲まれている絵」を見つけました。妓生とは接待や芸事を披露したり、男性に性的な奉仕をしたりする女性のことです。

老人は「私は妓房（キバン）で生まれた」と言って男児が自分であると告白しました。興味を示す女性に、自分の過去について語り始めます…。

【若者ホ・セク】

若いセクは妓房で生まれ育ちました。母は妓生で、父は両班（ヤンバン）という支配階級のえらい人ですが、誰かは明らかになっていません。幼少期から妓房で暮らしたセクは、「おば上」と呼んでいる妓房の女主人・ナンソルや、そこで働いている妓生たちを家族同然に思っていました。彼女たちのことは、とても大切に思っています。

セクは妓房で育ったこともあり、楽器や踊りなどの芸事はひととおりできました。また学問にも秀でています。絵も得意です。

妓生の姿絵を描いていたセクは、身内同然の妓生を褒め倒していました。美しさがはちきれそうだから衣裳も脱いでしまうといい…などと話していると、ナンソルがやってきます。ナンソルはセクに、通訳官になってもらいたいと考えていました。しかし妓房でずっとぬるま湯生活を送っていたセクは、必要以上の努力をするつもりはありません。それを知ったナンソルは、店の護衛の男・カプトクに言ってセクをつまみ出しました。出ていけと追い出します。

それでも楽観的なセクを心配するのは、妹分の17歳の少女・スクチョンです。スクチョンは若いので店にはまだ出ていません。スクチョンはセクを男性として好きですが、セクはスクチョンを妹のように思っています。追い出されたセクはのんきにスクチョンに手を振ると、にこにこ笑いながら通りを歩きます。

ソクが町を歩いていると、人がおおぜいいる場所がありました。見てみると、そこは「烈女堂（ヨルリョダン）」という建物でした。烈女とは節操を堅く守っている女性のことで、夫が死んだあとも再婚せずに独身を貫き通す女性のことを、すばらしいと表彰するのです。

表彰される女性はみな嬉しそうな顔をしていますが、それを見ているギャラリーのなかに不満そうな女性をソクは見つけました。ソクはその女性にひとめぼれしますが、その女性はおつきの幼女に「お嬢様」と呼ばれて去っていきました。

その後もセクが町はずれの道を歩いていると、反対側から全裸の男が歩いてきました。全裸の男は山で修行をしていて山賊に遭い、着ていたものを盗まれたそうです。この男・ユッカブの圧がすごいので、セクは服を与えました。町の食堂で食事をさせると、ユッカブを連れて妓房に戻ります。

妓房の玄関でセクは「客として来た」と言って帰ると、妓生らとともにユッカブをもてなしました。ユッカブは人相占いができると言い、セクのことを「人好きのする顔立ちだ」と言いました。セクはユッカブと意気投合して、友だちになろうと言います。

妓房の奥ではナンソルが、金を借りている男に催促されていました。「金を返せなければこの店をもらう」と言われ、困っています。

セクが戻ってきていると知ったナンソルは、泥酔したセクとユッカブを蔵に閉じ込めました。妹分のスクチョンは、蔵のセクにも差し入れをします。

そこへ別の妓生らが通りかかり、「文句が多い客がいる」と話しました。どの妓生のことも気に入らないらしくて同衾せず、食べ物にもケチをつけるのだそうです。酔ったセクは来店時の客を一瞬だけ見ており、妓生らのことばを聞いて「自分が相手をする」と言い出しました。綺麗な服に着替えて客のところへ行くと、もてなしました。客は高い酒を次々に注文し、上機嫌で帰っていきました。

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