映画:花束みたいな恋をした

「花束みたいな恋をした」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(7件)

ラブストーリー

花束みたいな恋をしたの紹介:2021年1月29日公開の日本映画。「罪の声」の土井裕泰監督が、ドラマ『カルテット』に続き脚本家・坂元裕二と組んだラブストーリー。東京・明大前駅で終電を逃し偶然出会った大学生の麦と絹は、瞬く間に恋に落ちる。卒業後フリーターをしながら同棲を始め、いつでも二人は一緒にいたが……。「糸」の菅田将暉と「フォルトゥナの瞳」の有村架純がダブル主演し、ある恋の5年間の模様を、同時代のカルチャーを背景にしながら描く。「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」などを手がけてきた押井守監督が、本人役で出演。

花束みたいな恋をしたの主な出演者

山音麦(菅田将暉)、八谷絹(有村架純)、羽田凜(清原果耶)、水埜亘(細田佳央太)、川岸菜那(韓英恵)、青木海人(中崎敏)、恩田友行(小久保寿人)、原田奏子(瀧内公美)、羽村祐弥(森優作)、中川彩乃(古川琴音)、沖田大夢(篠原悠伸)、卯内日菜子(八木アリサ)、本條朱音(萩原みのり)、嶋村知輝(福山翔大)、ラブホのおじさん(宇野祥平)、ラブホの女性(佐藤玲)、IT業界男(池田良)、胃を半分切除したおじさん(水澤紳吾)、加持航平(オダギリジョー)、押井守(押井守・本人役)、土志田美帆(Awesome City Club PORIN)、富小路翔真(佐藤寛太)、エンジニア男(岡部たかし)、八谷早智子(戸田恵子)、八谷芳明(岩松了)、山音広太郎(小林薫)

花束みたいな恋をしたのネタバレあらすじ

【起】– 花束みたいな恋をしたのあらすじ1

花束みたいな恋をしたのシーン1

画像引用元:YouTube / 花束みたいな恋をしたトレーラー映像

〔2020〕

都会のあるカフェで、スマホに繋いだひとつのイヤホンのLとRを分け合い、同じ音楽を聞こうとしている若いカップルがいました。それを見ていた別のテーブルの男性・山音麦(やまね むぎ)は、連れの女性に対して「あのカップルは、音楽が好きじゃないな」と言います。

イヤホンのLとRとでは別の音なのだと指摘した麦は、2つで1つの完成しているものを無理やりに分けている不自然さを挙げています。

別のテーブルでも女性・八谷絹(はちや きぬ)が恋人の男性に対して、熱く語っていました。ベーコンレタスサンドを、ベーコンとレタスに分けて食べているようなものと例に挙げました。

麦も絹も同じ店内の別のテーブルで、同じことを指摘しています。もし同じ音楽を聴きたいのならば、スマホは1人1台あるのだから同じタイミングで各々のスマホから音楽を聞けばよい…と考えた麦、絹は思い余って、カップルにそれを教えてあげようと思って席を立ちます。

同じタイミングで店内で席を立った麦と絹は、互いの存在に気づきました。互いの顔を見た麦と絹は、先ほどまでの勢いはどこへやら、気まずそうに席に座りました。カップルに指摘するのをやめたようです…。

(このシーンは映画の終盤に続きます)

〔2015〕

21歳の八谷絹は、自分を平凡だと思っている大学生です。飛田給にある一軒家の実家で両親と姉と一緒に、ひそやかに暮らしています。2年前からラーメンの食べ歩きをしたブログをせっせとアップロードするのが趣味で、そのブログのアクセス数が1日1500ビューを超えていることを嬉しいと感じています。

その日は絹が好きな、お笑い・天竺鼠のライブの日でした。チケットを持っている絹はライブに行くつもりで、昼間にラーメンを食べます。その後ラーメン店のエプロンを外し忘れていたことに気づいた絹は、少し好意を持っていた同級生・富小路翔真とばったり会いました。

焼肉に誘われた絹は、お気に入りのセーターに匂いがつくのを気にしつつ食事を共にしますが、翔真は他の女性と待ち合わせをしており、単なる時間潰しで誘われただけだと絹は知りました。

天竺鼠のライブには行き損ね、しかも終電を逃がして、絹はネットカフェで時間をつぶす羽目になりました。

21歳の大学生・山音麦は、調布駅から徒歩8分のところにある家賃5万8000円のアパートで独り暮らしをしていました。自宅のアパートに3億2千万の分譲マンションのチラシが入ったのを見て、今年イチ笑ったと思う麦は、スケッチブックにイラストを描くのが趣味でした。でも今は少々、燃え尽きています。

麦は3カ月前に奇跡を見ました。Googleストリートビューを見ていたところ、なんと自分が写っているのを見つけたのです。この奇跡を喜んだ麦は同級生に教えました。同級生たちがその奇跡に興奮し、喜んでくれるのを見て、麦も興奮しました。

そんな興奮から冷めた今、麦は燃え尽きているわけです。天竺鼠のライブを忘れていて、財布の中にチケットが眠ったままだということに、あとで気づいたほどでした。

1月半ばのある夜、絹は西麻布のカラオケ屋に、人数合わせで呼ばれて行きました。群れてはしゃげるタイプではない絹は、気づけば「去年胃を半分切った」という中年男性の話相手になっていました。ラーメン屋に行ったあと母からお使いの電話を受け、トイレットペーパーを買ってから電車に乗ろうとします。

同じ頃、麦も別のカラオケ屋に顔を出していました。少し好意を持っている目当ての女性・卯内日菜子がいないと知った麦は帰ろうとしますが、帰りそびれてしまいます。

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