映画:親友の彼女

「親友の彼女」のネタバレあらすじと結末

親友の彼女の紹介:2013年製作のスウェーデンの短編映画。監督は他作品で脚本や編集なども手掛けているファザード・ファルザネフ。原題は“愛は気にしない”という意味合いの『Kärleken Bryr Sig Inte』(Love Doesn’t Care)。世界の様々な短編映画祭に出品され、日本ではショートショート フィルムフェスティバル&アジアなどで度々上映された。ラブラブな恋人同士のダグとラケル。ある日ダグの友人がやって来て、2人の関係が大きく変わり始める…。

あらすじ動画

親友の彼女の主な出演者

ダグ(ADAM PÅLSSON)、ラケル(RAKEL BENÉR)、 ダグの友人(CHRISTIAN HILLBORG)

親友の彼女のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

【起】- 親友の彼女のあらすじ1

ストックホルムで同棲するダグとラケル。交際して8ヵ月を迎えますが今もラブラブで、容姿も抜群な2人は人が羨むようなお似合いのカップルです。但しダグがラケルに尽くすという関係性で、2人の同棲生活は成り立っていました。

18時過ぎ。フランスに住むダグの友人が部屋を訪ねてくるため、2人は準備に取り掛かります。風呂で脱毛しようとしたラケルは、脱毛器のコードをとって欲しいとダグに声をかけますが、返事がありません。ダグはヘッドホンをしての動画鑑賞中でした。仕方なく自分でコードをとりに行ったラケルは、ダグには聞こえていないと思い愚痴りました。ところが本当はラケルの声が聞こえていたダグは、ちょっとだけ意地悪をして聞こえないふりをしたのです。拗ねてダグにくっついたラケル。じゃれ合い始めた2人は熱いキスを交わし、なんだかいい雰囲気に…。
2人のイチャイチャが始まった途端、突然玄関の呼び鈴が鳴ります。19時半に約束していたはずのダグの友人が、酔っ払って早くも到着したのです。

【承】- 親友の彼女のあらすじ2

料理や掃除などの家事は、専ら献身的なダグの仕事。ラケルが呑気に入浴している間に、ダグは友人と共に夕食の準備をします。ダグと友人は久々の再会を喜びながら、会話を弾ませました。ダグはラケルと交際する前に、不安な気持ちを友人に相談していました。その時とは違い、今はとても幸せそうなダグを友人は祝福します。一方、マイペースに風呂から上がってきたラケルは、いよいよ友人と初対面しました。

3人はダグの用意したパエリアを囲み、酒を交わしました。様々な土地を巡って来たのか、友人はパエリアの話から南米について語り出し、3人は大いに盛り上がります。
次第にカップルの相性についての話題に。ダグはちょっと淋しそうに「僕たちは見た目が似ていない」と呟くと、気を遣った友人が、2人の上唇が似ていると指摘します。ラケルは上唇という言葉から連想して、今度は上唇を使った鳥の鳴きまねを始めました。うまく出来ないラケルに対し、巧みにモノマネをする友人。ユニークな彼の動きがツボにはまったラケルは、爆笑が止まりません。

【転】- 親友の彼女のあらすじ3

息ができない程に笑っていたラケルは、テーブルを叩いて喜んでいました。そこまで可笑しいのかと、つられて笑っていたダグと友人でしたが、実はラケルは喉に物を詰まらせて、苦しくてテーブルを叩いていたのです。焦ったダグと友人は2人がかりで対処しますが、おどおどしているダグに対し、友人は迷うことなくラケルの口の中に手を入れて、詰まった物を取り除きました。友人の顔がラケルの至近距離に…。放心状態のラケルは、ぼおっと友人の顔を見つめました。

一安心した3人は、一服することに。ダグがコーヒーを淹れる作業と、食事の後片付けに取り掛かりました。そのため部屋で2人きりになったラケルと友人は、互いの恋愛について語りあいます。以前は住んでいるフランスに恋人がいたという友人は、現在は恋人はいないとのこと。そこからフランスの話題になり、片言でたどたどしいフランス語を聞かせるラケル。そんなキュートで陽気なラケルを見た友人は、「すてきな君が好きだ。最高だ。ダグも君の魅力を分かっているのかな?」と想いを伝えてきます。胸がドキドキするとも…。ラケルは話を変えるように、本当はフランスに住んだ経験があることを明かすと、友人は"やられた”という表情を浮かべました。

【結】- 親友の彼女のあらすじ4

急接近する2人の邪魔をするかのように、後片付けや細かい場所の掃除まで済ませたダグが話しかけてきます。ラケルは当然のごとく、ダグの傍へ行ってしまいました。

ところが…。再びテーブルへ戻ったラケルと友人は、ダグがコーヒーを淹れるため2人に背中を向けている間に、互いの手と手を取り合い、唇も重ねました。ダグが振り向くと、ラケルと友人は何事もなかったように、まるで打ち合わせたみたいにしらけた表情を浮かべます。相当波長が合うのか、返事のタイミングまで一緒でした。2人の行動に何も気づいていないダグは、また他愛もない話を続けるのでした…。

みんなの感想

ライターの感想

何なのでしょう、このそわそわ感は…。短い映画なのにここまで日常的な風景で終わってよいのかと思わせつつも、濃厚なものを見せられた感じも残ります。いい意味でとても後味の悪い作品でした。出演者3人のうちの誰の気持ちに共感するかで、全く意見が変わって来るのではないでしょうか。
なかなか日本語では理解しづらい原題です。しかし鑑賞前からストーリーを仄めかしてしまう邦題よりは、悶々と考えさせてくれる原題通りの訳がいいのになぁ…、と思ってしまいます。

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