映画:雪の華

「雪の華」のネタバレあらすじと結末

雪の華の紹介:2019年2月1日公開の日本映画。2003年に大ヒットした中島美嘉の同名曲をモチーフにした、登坂広臣&中条あやみ主演のラブストーリー。余命1年を宣告された女性と、100万円を受け取る代わりに1か月だけ恋人になることになった青年の期間限定の恋の行方が描かれる。フィンランドの美しい街並みや雄大な大自然といった光景がせつない物語を彩る。

あらすじ動画

雪の華の主な出演者

綿引悠輔(登坂広臣)、平井美雪(中条あやみ)、平井礼子(高岡早紀)、岩永(浜野謙太)、綿引初美(箭内夢菜)、若村(田辺誠一)

雪の華のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①病弱な美雪は主治医の若村から、残り1年を大事に過ごせと言われる。ひったくりからバッグを取り戻してくれた悠輔と再会した美雪は、悠輔に1か月の恋人契約を持ち掛ける。 ②悠輔の先輩・岩永のカフェが経営不振だったことで、悠輔は引き受けたが契約が終わる頃、悠輔は本気で美雪に恋をしていた。美雪の事情を知った悠輔はフィンランドまで追いかけ復縁を提案、美雪と悠輔は赤いオーロラを見た。

【起】- 雪の華のあらすじ1

雪の華のシーン1 雪景色の北欧・フィンランド。
オーロラが有名なフィンランドですが、そのオーロラが見えないまま、夜が明けようとしていました。
他の日本人観光客は、オーロラが見られなかったことを残念がりつつも「見えないけど、また来ようね」と言いながら、立ち去っていました。
その声を聞きながら、若い女性・平井美雪は「私にはたぶん、『また』なんてないんだ」と思います。
美雪は幼少期から、身体が弱かったからです…。


美雪は物心つくかつかないかのころから病弱で、ずっと活動が制限されていました。
美雪の両親は、フィンランドでオーロラを見た経験があります。
両親の写真の背景には、赤いオーロラが写っており、それが美雪の憧れでした。
緑のオーロラが一般的ですが、「赤いオーロラが見られたら幸運」と聞いた美雪は、死ぬまでに赤いオーロラを見たいと切望します…。

弱いながらも大人になった美雪ですが、病弱ゆえに、し残したことだらけでした。
あるとき、主治医の若村医師に呼ばれた美雪は、「この1年、悔いのないように大事に過ごせ」と言われます。
余命は1年だと知った美雪は、帰り道、自分の残りの命が時を刻むごとに、減っていくように感じました。
そんなとき、ひったくりに遭遇した美雪は、がっかりします。
身体が弱いだけでなく、人生はここまで皮肉なことをするのかと、美雪はむしろ笑いたい気分でした。

そんな美雪を見かねたのが、綿引悠輔(わたびき ゆうすけ)です。
悠輔はひったくり犯を追いかけて、美雪のバッグを取り戻すと、美雪にハッパをかけました。「声ぐらい出せ!」と叱咤された美雪は、「じゃあ助けてよ!」と思わず大きな声を出します。
それを聞いた悠輔は、大きな声が出せるじゃないかと笑いました。ツリーを抱えて立ち去ります。
クリスマスの時期でした。
美雪にとって、印象に残るできごとでした。


その後、季節はめぐります。
最後の冬、最後の桜…かみしめながら、美雪は日々を生活していきました。
バイトしていた図書館を辞めます。
ある日、たまたま入った雑貨屋の窓越しに悠輔を見た美雪は、あとを追っていきました。
悠輔が入ったお店に入ると、そこは喫茶店『Voice(声)』でした。
店名を見て、美雪は思わず笑ってしまいます。

店に悠輔の妹・初美、弟・浩輔がたてつづけにやってきますが、店主の岩永がいないと知ると、さっさと帰っていきました。
ワッフルは店主の岩永のほうが上手だと、きょうだいの会話で美雪は知りますが、敢えて注文します。

【承】- 雪の華のあらすじ2

雪の華のシーン2 店内には、悠輔が作ったガラスの工芸品が展示販売されていました。
悠輔はガラス工芸職人でしたが、それだけでは食べていけないので、先輩・岩永のカフェの手伝いをしていると美雪に話します。
そのうちに、店主の岩永が帰ってくると、経営不振で店を畳まねばならないと悠輔に言いました。
100万円の負債を抱えて、店の存続が難しいと、美雪の耳にも入ります。

美雪が余命を宣告されてから、もう半年弱が経過していました。
残りわずかの命の美雪にとって、恋愛は未知の領域です。
美雪は悠輔に、100万円を出すから期間限定の恋人になってくれと頼みました。
1ヶ月だけと言います。
悠輔は戸惑いながらも、美雪の申し出を受けました。
悠輔は、美雪とクリスマスの時期に会っていることを、思い出せていません。


その夜。
いつか使うために持っていながら、使っていなかった新品のノートを出した美雪は、「恋人(悠輔)としたいこと」を書き出していきます。

悠輔は美雪から受け取った100万円を、そのまま岩永先輩に渡しました。
カフェは存続し、悠輔と美雪は1ヶ月の恋人同士になります。

恋人契約をしたものの、美雪が望むことは他愛ないことでした。
待ち合わせをし、遊覧船に乗ってお弁当を食べ、水族館デート…悠輔が思わず「こんなことでいいのか!?」と聞くほどです。
デートの別れ際、あっさりと去ろうとした悠輔に対し、美雪は「契約した以上、真面目に取り組んでくれ」と、恋人同士であることを強調しました。
悠輔はその場にとどまり、美雪を見送ります。


悠輔と美雪は、デートを重ねました。
美雪はおしゃれをし、メガネからコンタクトに変えます。
悠輔は美雪を店に誘い、店長に紹介しました。
だんだん恋人同士っぽくなるので、美雪もうれしくなります。

悠輔が働くカフェに行った美雪は、お店の手伝いをしました。
閉店後、美雪は店で展示販売している悠輔のグラスを褒めます。
悠輔は喜んで、ガラス工芸に傾ける情熱の話をしました。
美雪はその話を聞いて、悠輔のことを少し深く知れたことを幸福に思います。

【転】- 雪の華のあらすじ3

雪の華のシーン3 この日、悠輔と美雪が連れ立って歩く様子を、悠輔の妹・初美が見ました。
家族の間では隠しごとはなしで、恋人ができたら家族に紹介する…というのが、悠輔のきょうだいのルールでした。
「1か月限定」の恋人契約だったので、悠輔は黙っておくつもりでしたが、初美が催促したので、やむをえず美雪を家に呼ぶことになります。

家に招待するというメールを読んだ美雪は、うれしい気持ちになります。
美雪はその日を楽しみにしますが、悠輔は初美にぽろっと「すぐ別れる」と漏らしてしまいます。


残りの人生を楽しんでいることを、美雪は主治医の若村医師に報告します。
期間限定の恋人というのを聞いて、若村医師は最初、心配しました。
それでも美雪が恋愛を楽しんでいるのを知り、なにも言えません。
若村は美雪から、悠輔の写真を見せてもらいます。
美雪と若村医師が会って話をしているところを、悠輔に目撃されるのですが、美雪はそれを知りません。

家に招待された美雪は、妹の初美が自分にむっとしているのに気づき、「妹の嫉妬」だと気づきました。
それを口に出したため、初美は照れ、弟の浩輔は喜びます。
食事が終わるころには、美雪と初美は意気投合していました。
悠輔の父がガラス工場を経営しており、悠輔はその影響でガラス工芸を始めたと、美雪は知ります。


接していると好きな気持ちが高じてくるのを自覚した美雪は、このままだといけないと思いました。
まだほのかな好意であるうちに、契約を終了させようと思った美雪は、「契約を一気に終わらせましょう」と、最後のステップに進むと言います。


最後のステップとは…フィンランドへの旅行でした。
悠輔は驚きながらも、美雪についてフィンランドへ行きます。

フィンランドでは、オーロラに適した季節ではありませんでした。オーロラが見えるのは冬です。
しかし…冬まで待つには、美雪に残された時間はわずかでした。
美雪は若村医師に、「そろそろ治療を専念するために、入院をしてほしい」と言われていました。
そのために、予定を前倒しして、美雪は悠輔とフィンランド旅行に出かけたのです。

【結】- 雪の華のあらすじ4

雪の華のシーン2 やはり残念ながら、オーロラは見られませんでした。
それでも美雪は悠輔の好きなガラス工場見学に誘ったり、観光地を一緒に訪れたりして、楽しく過ごします。

別の部屋を取ってはいるものの、旅行に出かけたことで、美雪と祐介の心の距離は一気に縮まります。
美雪はこの旅を終えることで、契約が終了だと言いました。
旅先ということもあり、悠輔は美雪にキスをしました。
そして恋人の契約延長を提案しかけますが、美雪がそれを遮ります。


帰国した美雪は、入院を黙っていたことを母に叱られました。
これから治療に専念すると、美雪は母に言います。

入院の手続きに行った美雪は、ロビーで若村医師と話をします。
美雪は入院の覚悟を決めています。
しかしその直前に「冬のオーロラを見る」つもりで、フィンランドへの弾丸ツアーを決めていました。
若村も、美雪の決意の強さに、うなずきます。

その現場を、悠輔が目撃しました。
悠輔は弟の浩輔が足を怪我し、病院に呼ばれていたのです。

以前、美雪と若村が会っているのを見たことがある悠輔は、おかしいと思いました。
若村を追いかけて、詳しい事情を聞きます。
若村も、美雪から話を聞いて、悠輔の写真を見せてもらっていたので、事情を知っていました。
美雪から聞いた説明をします。


前の年の冬に、ひったくられたバッグを取り戻された男性と再会し、勇気を出して1か月の恋人契約を申し込んだ…その話を聞いた悠輔は、クリスマスの時期に美雪と会話を交わしたことを思い出します。

それと同時に、単に美雪の思い付きで1か月の恋人契約があったわけではなく、それより前から美雪は自分を知っていたと気づきました。
若村医師から、美雪の命が残りわずかと聞いた悠輔は、美雪がオーロラを見に行くと知り、フィンランドへ追っていきます。


フィンランドへ追って行った悠輔は、美雪に「病気のことを黙っていたというのは、恋人にする仕打ちではない。だから、やりなおそう」と、恋人契約のやり直しを主張します。
契約がいつまでか問う美雪に、「俺たちが生きてるかぎり」と祐介は答えました。
美雪と悠輔がやり直すと決めたとき、上空にオーロラが広がります。
緑だったオーロラに、赤い色が混じり始めました。
それを見た美雪と悠輔は、キスを交わします。

(エンドロール)
悠輔は、美雪のそばでかいがいしく看病をしている。
美雪は「長生きしそう」と、明るい顔で言う。

みんなの感想

ライターの感想

中島美嘉のあの名曲『雪の華』をもとにして作られた映画。
だからクライマックスで流れるのだと思っていたら…ラストまで流れない~。
(もちろん、それでもかまわないのですよ)
まあね、突っ込みどころが満載な映画だけれど、景色は綺麗だし、登場人物は美男美女だし、絵になりました。
美雪の病気がなんなのか判らないし、余命わずかなのにフィンランドにがつがつ行くし(笑)
悠輔、弟妹どうやって食べさせてるんだ、フィンランド渡航費用どこから捻出?
それでも綺麗にまとまってた。

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