映画:50回目のファーストキス(2018年日本)

「50回目のファーストキス(2018年日本)」のネタバレあらすじと結末

ラブストーリー

50回目のファーストキスの紹介:2018年6月1日公開の日本映画。交通事故の影響で新しい記憶が1日で消えてしまう短期記憶障害を負った女性と、彼女に対し毎日思いを伝えようとする青年との純愛を描くラブストーリー。「勇者ヨシヒコ」シリーズなどコメディを得意とする福田雄一監督が、数々の作品でタッグを組む盟友・山田孝之とのコンビで、長澤まさみをヒロインに迎え、ロマンチックな恋物語を紡ぎ出す。

あらすじ動画

50回目のファーストキス(2018年日本)の主な出演者

弓削大輔(山田孝之)、藤島瑠衣(長澤まさみ)、ウーラ山崎(ムロツヨシ)、味方和彦(勝矢)、藤島慎太郎(太賀)、高頭すみれ(山崎紘菜)、名取医師(大和田伸也)、藤島健太(佐藤二朗)、スー(ミフラリーザ・G・アーラ)、ニック(ブレイク・ラ・ベンツ)

50回目のファーストキス(2018年日本)のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①プレイボーイのツアーガイド・弓削大輔がひとめぼれした相手は、記憶が1日しかもたない女性・藤島瑠衣。瑠衣をあきらめきれない大輔は手製のDVDを作り、一日の初めの彼女に現実を突きつけることで、有意義な日を過ごしてもらおうとする。 ②功を奏して瑠衣と大輔の仲は進展するが、瑠衣は自分の存在が大輔に邪魔になると感じ、別れを切り出す。飛行センターへの招待を蹴った大輔は瑠衣の元へ、2人は結婚し娘を設けた。

【起】- 50回目のファーストキス(2018年日本)のあらすじ1

50回目のファーストキス(2018年日本)のシーン1 ハワイ・オアフ島。

日本人観光客の女性を相手に、「その場かぎりの恋人」を演じる、要はプレイボーイの男性がいました。弓削大輔といいます。
大輔は『カイワレツアーガイド』という会社に所属し、ハワイのツアーガイドをしている男性でした。
若い女性には言い寄って関係を持つものの、別れ際に連絡を取りたがる相手には「ゲイだから」「神に仕える身なのだ」「実は結婚している」などと、嘘八百を並べ立てます。
大輔にだまされた女性たちは、あまり落ち込むこともなく「ひとときの恋」気分で帰国していきました。

その日も大輔は別れを惜しむ女性に、「実はスパイなんだ」と言います。
通りかかった水上バイクに飛び乗ってあざやかに立ち去る大輔を見て、女性は信じ込みました。
しかし乗りこまれた側の、バイクの操縦士の方はたまりません。大輔に「飛び移る時に股間を強打しただろう」と指摘します。


『カイワレツアーガイド』は零細企業です。
味方社長、大輔のほかに、事務員の女性・すみれがいるだけでした。
大輔は新しい観光スポットを作るために、食堂を経営している親友・ウーラ山崎を駆り出して「真実の口」に似た岩のオブジェを作らせます。

そんな大輔ですが、ツアーガイドが本業ではありませんでした。
大輔はもともと天文学に精通しており、星を見るのが趣味です。
日本の大学では、派閥だの講義だの煩雑な作業が多いので、大輔はハワイへ来て、夜は同じ研究仲間の男性・グリフと共に、ある恒星の研究を重ねていました。
ツアーガイドは生活費を稼ぐ手段であって、大輔の夢は「学会に有益な論文を発表し、ゴダート宇宙飛行センターに招致されること」です。


プレイボーイの大輔が、ひとめぼれをしました。
今まで大輔は、日本人の観光客にしか手を出さない主義だったのですが、ハワイ在住の日本人女性・藤島瑠衣に恋をしたのです。
出会いは些細なことでした。
車がエンジントラブルを起こして立ち往生をし、大輔がレッカー車を待つあいだにたまたま入った喫茶店で、ワッフルを楽しそうに切り分け、家を作っている瑠衣を見たのがきっかけです。

次の日も大輔は、瑠衣見たさに店へ通いました。
ワッフルで作った家の玄関扉に苦心している瑠衣につまようじを差し出し、会話するきっかけを作ります。
瑠衣の反応もよく、大輔は好感職を得ました。
明日また会う約束をし、別れます。

【承】- 50回目のファーストキス(2018年日本)のあらすじ2

50回目のファーストキス(2018年日本)のシーン2 ところが…。
翌日大輔が店へ行くと、瑠衣は大輔のことを全く覚えていなかったのです。


戸惑う大輔に、カフェのママであるスーがいきさつを教えてくれます。
瑠衣は今から約1年前に、ひどい交通事故に遭いました。
父とパイナップル畑に行った帰途、飛び出してきた仔牛を避けようとし、車が樹木と接触事故を起こしたのです。
父・健太は軽い骨折で済みましたが、娘の瑠衣は頭を大けがし、記憶障害が残りました。

その記憶障害とは「長期記憶はあるが、新しい記憶を保存することができない」というものです。
つまり瑠衣の記憶は、翌日目覚めるごとに「昨年の10月9日」にリセットされる状態なのでした。

瑠衣の家族には、父・健太と弟・慎太郎がいます。
父も弟も、瑠衣に違和感を抱かせないよう、毎日「昨年の10月9日」の振りをしていました。
昨年同日の新聞も大量に用意し、最新の情報を聞かせないよう、昨年10月9日に録画したテレビを何度も流しています。


瑠衣をあきらめきれない大輔は、それでも毎日瑠衣にアタックを繰り返します。
そのうちに大輔の存在は、喫茶店のスー経由で瑠衣の父・健太に知れることとなりました。
健太は大輔を呼び出し「もうカフェに顔を出すな」と注意します。
しかし大輔はあきらめませんでした。「カフェに顔を出さねばいいのだ」と思い、今度は車道で待ち伏せします。

瑠衣にアタックしては玉砕する日々を送っていた瑠衣は、ある日、警察が車検切れの車に乗っている瑠衣に注意する場面に出くわしました。
瑠衣は、時間が進んでいることを知ってしまいます。
仕方なく父・健太は事情を説明しました。
事故の後3か月間入院していたことを言うと、瑠衣は担当医に会いたがります。
大輔も瑠衣にくっついて、医者に会いに行きました。

【転】- 50回目のファーストキス(2018年日本)のあらすじ3

50回目のファーストキス(2018年日本)のシーン3 〝キャラハン研究所〟の名取医師から、ゴールドフィールド症候群という病名を聞かされた瑠衣は、「睡眠時に短期記憶が長期記憶に変換ができない脳の障害」と説明を受けます。
名取医師は、「まだましな方」と言いながら、10秒しか記憶がない男性・トムを紹介しました。トムは記憶が10秒しか保てないので、自己紹介に始まり、自己紹介に終わります。

瑠衣に病気のことが露見し、仕方なく病状を説明し、医師のところへ案内する…この一連の流れも、過去1年間で幾度も繰り返されたものでした。父・健太と弟・慎太郎も慣れっこです。
大輔は「変なお膳立てをするから無理が生じる。新たな戦法を考えた方がいいのではないか」と言いました。


翌日。
瑠衣の好きなユリの花束を持って現れた大輔は、お届け物だと言って手製のDVDを持ってきます。
瑠衣は初対面と思っているので、大輔のことを配達人だと受け止めました。
瑠衣がDVDを再生すると、そこには瑠衣の事故や脳の障害をまとめた映像が、ダイジェストで綴られています。
クリントンではなくトランプが大統領になったことや、そのほかのニュースに始まり、瑠衣が事故で障害が残ったことや、大輔との出会いまで再現されていました。瑠衣役は、ウーラです。

「映像という信憑性の高いもの」を「1日の始まりにダイジェストで教える」ことは、非常に効果的でした。
見終わる頃には瑠衣も受け入れ、「これ見るの何度目?」と父に質問しました。
父・健太が「1回目だよ」と答え、瑠衣が気にしたのは「仔牛はどうなったの?」でした…。
(仔牛は事故に巻き込まれずに無傷)

【結】- 50回目のファーストキス(2018年日本)のあらすじ4

50回目のファーストキス(2018年日本)のシーン2 朝起きると「DVDを見て」というメモが貼られ、そばにリモコンがあります。
瑠衣は毎朝それを見て、記憶障害が自分にあるという自覚を持ちながら、その日その日を暮らし始めました。
大輔と瑠衣の距離も近づき、キスもします。
瑠衣はそのたびに「ファーストキスって最高!」と言います。


ある時、瑠衣が大輔に別れを切り出しました。
大輔がDVDを作った頃から、瑠衣も自分の手書きの日記を用意していたのです。
そこには大輔情報が書かれていました。
宇宙飛行センターへ行くという大輔の夢は、自分がいると邪魔だと感じた瑠衣は、今のうちに別れたいと言います。
大輔に日記を読んでもらい、読んだ端からページを破って燃やしました。
最後にスマートフフォンの写真を消して、大輔と瑠衣は別れます。

しばらくのあいだ、大輔は放心状態にありました。
そんな大輔にゴダート宇宙飛行センターからの、招待の声がかかります。
大輔の長年の夢がかないました。
瑠衣と別れた大輔には、もうハワイは未練のない場所のはずです。

飛行機に乗り込んだ大輔は、パソコンに瑠衣との写真が残っているのを見て、あきらめきれなくなります。
「なんで別れなきゃいけないんだよ」
そう思った大輔は飛行機から飛び出し(宇宙飛行センターの仕事を蹴った)、瑠衣の元へと走ります。

大輔が瑠衣のいる病院へ向かうと、初対面のはずなのに、瑠衣は大輔に名前を質問しました。
大輔が答えると、瑠衣は「見せたいものがあるの」と言い、大輔をアトリエに連れていきます。
そこにはたくさんの大輔の絵が描かれていました。
瑠衣は、夢で毎晩、見るのだと言います。


…後日。
朝目覚めた瑠衣は、音声ロボットに促されて、DVDを再生します。
そこには大輔お手製の、瑠衣の病気についてのコメントに続き、大輔と瑠衣が結婚したことや、『日本人科学者 弓削大輔氏が〝ハロルド・C・ユーリー賞〟を受賞』という新聞記事などが追加されていました。
瑠衣が寝室から出ると、夫の大輔と幼い愛娘が、瑠衣を待っています…。
(ハッピーエンド)

みんなの感想

ライターの感想

ああ、福田雄一・監督作品だなあと思う。独特のギャグセンス。
若干すべってるところもあるけれど、このギャグを入れてくれることにより、あまり重たくならない。
記憶障害、ラブストーリー、悲恋(最終的にはハッピーエンドになるけど)、
これらをすべて、おもしろおかしく、深刻にならないよう、配慮がなされている。
美男美女のラブストーリーなので絵になるし、楽しい仕上がり。

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