「いま、会いにゆきます」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

SF映画

いま、会いにゆきますの紹介:2004年製作の日本映画。死んだはずの妻と再会し、奇妙な共同生活を送るという同名小説の映画化。監督は「ビューティフルライフ」や「GOOD LUCK!!」など数々のヒットドラマをてがけた土井裕泰。主演にはドラマや映画で引っ張りだこの竹内結子が初の母親役に挑み、その夫を歌舞伎界の革命児こと中村獅童が扮する。シンプルでまっすぐな家族愛に目頭が熱くなること必見の感動作。

あらすじ動画

いま、会いにゆきますの主な出演者

秋穂澪 – 竹内結子 秋穂巧 – 中村獅童 秋穂佑司 – 武井証 高校生の巧 – 浅利陽介 高校生の澪 – 大塚ちひろ 18歳の佑司 – 平岡祐太 アヤ(佑司の同級生) – 美山加恋 澪の大学の友人 – 田中圭 永瀬みどり – 市川実日子 浜中晶子(佑司の教師) – YOU ケーキ屋店主 – 松尾スズキ 野口医師 – 小日向文世 司法書士事務所所長 – 中村嘉葎雄

いま、会いにゆきますのネタバレあらすじ

【起】– いま、会いにゆきますのあらすじ1

いま、会いにゆきますのシーン1

画像引用元:YouTube / いま、会いにゆきますトレーラー映像

ある家へ、ケーキ屋の店主がケーキの配達にやってきました。ケーキ屋の店主は毎年配達を続けていましたが、今日で店を閉めるのだと言いました。18歳の誕生日まで続けられてよかったと話します。

ケーキを玄関先で受け取ったのは、秋穂佑司という18歳の青年でした。佑司は台所のテーブルの上に、ケーキを置きます。

自転車で近くの森近くの小さなトンネルを見た18歳の佑司は、昔を思い出していました。ある年の雨の季節に訪れた奇跡がその森から始まったと、佑司は森を見ながら、6週間の奇跡が訪れたことを思い出します。今となっては霧の向こうの幻だったのかもしれないと思いつつ、確かに自分の母親と会ったと確信していました…。(映画タイトル)

【12年前】

佑司の父・秋穂巧は1年前に、妻・澪を病気で亡くしていました。澪の死後、巧は男手ひとつで佑司を育てています。司法書士の事務所で働く巧は、朝食の支度も下手でした。パンは焦げて目玉焼きは黄身がつぶれていますが、小学1年の息子・佑司は「大丈夫だよ」と声をかけます。

とある6月の朝食後、佑司はひとりで学校へ登校しました。巧は自転車に乗ると、町の司法書士事務所へ通勤します。所長は居眠りばかりしている男性で、巧は真面目に働いていました。それでも手際と要領の悪い巧を、同僚の永瀬みどりがサポートします。

みどりが巧のネクタイについた染みを取っているときに、テレビニュースでは梅雨入り間近だと報じました。巧はそれを聞いて、嬉しそうな顔をしました。

同じ頃、佑司は学校で逆さのてるてる坊主を作って教室のベランダに提げました。週末にお祭りがあるので同級生は晴れてほしいと思っています。佑司が逆さにてるてる坊主を吊るしたのでみんなおかしいと言いますが、担任の先生・浜中晶子は「カワイイじゃん」と擁護してくれます。

仕事終わりに、巧は主治医の野口医師のところへ顔を出しました。妻が死んで1年が経つと野口医師が指摘すると、巧は「雨の季節に戻ってくるんですよ」と言います。澪は死ぬ前に、1年後の梅雨の季節に戻ってくると言ったのです。それを巧も佑司も信じていました。その話を聞いて、野口医師はやさしく微笑みます。

巧も佑司も、梅雨になると澪が戻ってくるというのを信じていました。佑司がてるてる坊主を逆さに吊ったのは、早く梅雨が来て母親・澪に戻ってほしい気持ちからです。佑司は澪が作った絵本を大事に持っており、そこにも「雨の季節に戻ってくる」ということが書かれていました。

夕食はカレーです。巧はカレーも失敗していますが、佑司は「大丈夫だよ。食べられるよ」と父親を励ましました。父・巧は事情があって脳の病気を患っており、上手にできないことがあるのです。佑司はそれをよく知っているので、あまり気にしていませんでした。

夕食後、巧は佑司に、週末お祭りへ行くかと声をかけます。父の病気には人ごみはよくないので佑司はあきらめていたのですが、巧がいいと言ったので佑司は喜びます。

週末。巧と佑司は地元のお祭りに行きました。佑司は同級生のアヤを見つけて走り寄ったので、巧の手を放してしまいます。巧は慣れない人込みでやはり気分が悪くなり、倒れてしまいました。救護室で目を覚まします。

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