「アタック・オブ・ザ・ジャイアントティーチャー」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

SF映画

アタック・オブ・ザ・ジャイアントティーチャーの紹介:2019年製作の日本映画。 特撮ドラマ「ウルトラマンギンガ」シリーズや『ゲームマスター』などの石井良和が監督を務めた特撮ムービー。真面目な高校教師が巨大化し、突如現れた宇宙人と戦う。キャストは『カムイ外伝』などの小嶋マコト、『ゲームマスター』に出演した豊田崇史や藤田健彦をはじめ、『悪い女はよく稼ぐ』などの長谷直美らが出演する。

あらすじ動画

アタック・オブ・ザ・ジャイアントティーチャーの主な出演者

小嶋マコト(宮沢賢三) 豊田崇史 金子はりい 藤田健彦 長谷直美 つづらぬきゆうこ

アタック・オブ・ザ・ジャイアントティーチャーのネタバレあらすじ

【起】– アタック・オブ・ザ・ジャイアントティーチャーのあらすじ1

アタック・オブ・ザ・ジャイアントティーチャーのシーン1

画像引用元:YouTube / アタック・オブ・ザ・ジャイアントティーチャートレーラー映像

東京都心のビル街で、爆発が起こります。炎のなかには、宇宙怪獣が乗った大きな宇宙船が見えます。その宇宙船と戦っているのは、鯖山夜間高校に勤務する高校教師・宮沢賢三という男です。

宮沢は「まさか平凡な教師である自分の身に、あんなことが起こるなんて」と、その当時のことを振り返ります…。(映画タイトル)

オリオン大星雲のそばを、緑の光を出しながら飛来する宇宙船がいます。その背後から青い光を出す別の宇宙船が迫っていました。狙われているのは温厚な小さな宇宙人で、狙っているのは宇宙怪獣でした。宇宙怪獣は宇宙人を捕まえて食べようと考えていますが、誤って攻撃をしてしまいました。攻撃を受けた宇宙船は爆発します。

そこから小さなUFOが出て逃げるのを、宇宙怪獣は見逃しませんでした。宇宙怪獣はそのUFOを追いかけますが、UFOはワープして地球に逃げ込みました。宇宙怪獣は遅れて追跡しますが、見失いました。

東京都の新宿近くに鯖山夜間高校はあります。定時制の高校なのでいろんな人が集まっており、ひと癖もふた癖もある人物ばかりでした。

宮沢賢三は30代の男で、その高校の英語教師でした。元ひきこもりだったこともあってか、感情の起伏があまり見えません。そのため「熱量少なめ」「やる気がない」と思われていました。そして宮沢自身もその自覚はあります。

【第一章 突然の閉校】

2018年9月4日。

鯖山夜間高校が今年度で閉校すると、宮沢は校長先生から聞かされます。青天の霹靂である閉校のニュースに宮沢はパニックに陥り、生徒たちがどうなるか聞くゆとりがありませんでした。しかし熱量少なめの宮沢の様子は、はたから見てもショックを受けているようには見えませんでした。

校長の話のあと、教頭が宮沢に話しかけます。学校が閉校になると宮沢は職を失うわけですが、鯖山夜間高校とは姉妹校に当たる鰯川高校に欠員が出たら正規勤務の芽もあると言われました。宮沢はありがたいと思います。

宮沢が廊下を歩くと、同僚教師が個人的に親しい関係になっているような女子生徒に閉校の話をしていました。女子生徒は転校を聞かされて、納得していました。

宮沢が担当するクラスでは、アクの強い生徒が揃っています。

授業開始前の教室では春日一路と仁子の夫婦を相手に、安室真里がクレンジングオイルのセールストークの練習をしていました。春日夫婦は海外からやってきたと話しています。真里は「サムデイ」というマルチの商法にはまっており、その商品を他者に勧めまくっていました。

鵜飼君彦は机に向かって、マンガを描いています。どうやらクリエイティブなほうに興味があるようです。榊尚之も鵜飼と同じように机に向かっていますが、榊は「破滅」という文字を延々ノートに書きつけていました。

チャイムが鳴って宮沢がやってくると、生徒たちに「大事なお知らせ」と言って閉校のことを話します。生徒たちはやはりショックを受けていました。

別の日。宮沢は屋上で、真里がマルチのサムデイの上司の話を聞いているところを目撃します。上司は以前から定期的に学校へ来ると、真里に洗脳まがいの説明をしていました。宮沢はそれが気に入らず「いつか殴ってしまいそうだ」と思いながらも介入はせず、静観していました。

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