「アース・トゥ・エコー」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

SF映画

【承】– アース・トゥ・エコーのあらすじ2

アース・トゥ・エコーのシーン2

画像引用元:YouTube / アース・トゥ・エコートレーラー映像

3人がその部品を必死に避けていると、部品はバルブに近づいていき、そしてバルブと一体化します。そこでバルブは少しだけ隙間が開き、青く光る内部で、「何か」が動いているのがわかります。そしてバルブの中の「何か」は、アレックスのスマホを自分の目の代わりにするため撮影していることがわかります。スマホを動かすたびに、バルブの中の「何か」もそれに合わせて、首らしきものを動かしていたのです。

マンチは「怖くてたまらないよ」と怯えますが、アレックスはなぜかバルブの中の「何か」が気になり、試しに話しかけてみると、バルブは青い光を発して反応します。もしかしたら言葉がわかるのかもと、イエスなら1回、ノーなら2回光ってと告げると、バルブは1回だけ青く光ります。

そこで皆は、「宇宙から来たの?」「君はロボット?」「人間を食う?」など、様々な質問をバルブに浴びせます。宇宙から来たはイエス、ロボットはノー、人間を食うはノーの回答でした。「地球が好き?」の質問には何か迷うような素振りを見せましたが、「俺たちが好き?」に対しては、眩い光を1回発しました。

そして質問を続けるうち、バルブの中の何かは地球に来て墜落し、母星に戻る為に、色んな部品を集めて宇宙船を作るつもりらしいことが分かって来ます。その部品を集めるために、スマホに「次の場所」を映しているのだと悟った3人は、墜落した「何か」を助けてやろうと決意し、示された次の場所へ向かうことにします。

次に示された場所は、通り沿いにある「質屋」で、タックはバルブの主に「100万光年の彼方から来て、目指す場所がここ?」と呆れますが、とりあえず3人は店に入ってみることにします。すると店内の楽器などが突然鳴り出し、納屋の時のように小さな部品が宙を舞い始めます。

宙を舞った部品は再びバルブと結合し、今度はバルブの蓋が「パカリ」と開きます。店主や客が驚く中、3人はバルブを抱えて路地裏へ逃げ込みます。そして、慎重にバルブの中にいた小さな「何者か」を取り出します。それは手のひらに収まるくらいの、小さなフクロウ型のロボットのような見てくれでしたが、何者か自身も宙に浮くことが出来るのだとわかります。

そこでアレックスは、バルブが「ピー」という音を発していて、こちらの質問に答えることから、何者かに「エコー」という名前を付けてあげます。3人はエコーに改めて自己紹介をして、怯えていたマンチも「友達になろう」とエコーに呼びかけます。

そこでエコーがぐったりとしてきたので、3人はエコーをバルブの中に戻し、次の目的地を目指します。次の場所は普通の民家で、マンチが「家宅侵入罪だよ」と戸惑う中、一行は密かに民家へと侵入していきます。民家の中で両親と一人娘と思われる女子が言い争いをする中、一行はスマホの指示する2階の部屋へ向かいます。

2階に上がるとそこにはエマの写真が飾られていて、ここはエマの家なのだと気付きます。戸惑いながらも3人が指示された部屋に入ると、そこはエマの部屋でした。部屋の中でこれまでのように部品が飛び回り始める中、エマが部屋に戻って来て、同級生である3人と荒れた部屋の様子を見て仰天します。

しかしエマは、アレックスが持っていたバルブを目ざとく見つけ、「これは何?」と聞いて来ます。何か言い訳をしなければと思いながら、マンチが正直に「宇宙人が示した地図を追ってここに来た」と言うと、エマは目を輝かせて「あたしも行くわ」と言い始めます。

マンチは「キスをした仲だろ」とタックにエマを説得させようとしますが、アレックスは「君は連れて行けない」とエマにキッパリ言い切り、皆を連れてエマの家から逃げ出します。アレックスもマンチも、タックが嘘を言っていたのだと薄々気付く中、マンチは「好きな子に冷たくしたの?」とアレックスをからかいます。

次の目的地は通り沿いに建つ酒場で、子供だけで大丈夫かなと思いながら、3人が向かい側にあるガソリンスタンドで作戦を練っていると、トイレからタックの家を訪ねて来た作業員が出てきます。作業員は、子供だけで砂漠へ来たのかと、3人を問い詰め始めます。するとそこにエマが現れ、酒におぼれた両親から逃げて来たと口から出まかせのウソを並べ、呆れた作業員は立ち去っていきます。

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