「アース・トゥ・エコー」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想（1件）

画像引用元：YouTube / アース・トゥ・エコートレーラー映像

自分のおかげでピンチを逃れたでしょと、エマは自分も同行することを主張します。3人は、「エマってフツーじゃないよね、楽しいけど」と言いながら、思い切って酒場に入ることにします。酒場の客たちが、「急に入って来た子供たち」を冷やかす中、ここでも細かな部品が宙を舞い始めます。

酒場の中が騒ぎになる中、3人とエマは急いで逃げ出し店の裏へ回ると、新たに部品と結合したバルブは、入ったリュックごと宙に浮かび上がります。その光景を見てエマも感激し、自分もエコーに自己紹介をします。そこでエマは、エコーの乗って来た宇宙船が、作業員（のフリをした者たち）たちに「撃ち落とされた」のだと知ります。

それを知ったマンチは、「エコーと一緒にいたら僕らも捕まる」と心配しますが、アレックスはエコーに「大丈夫だよ、絶対見捨てない。僕には君のつらさがわかる」と語りかけます。アレックスは以前孤児院にいて、里子となって義理の両親となる家族の元を転々としながら暮らしていたのです。

エマを含めた4人は次の目的地、閉店したゲームセンターに侵入します。リュックを抱えたマンチは、エコーの入ったバルブが宇宙船になるのだと考えていましたが、エマは「これはきっと宇宙船に差し込む『キー』よ」と語ります。エマは、宇宙船自体はもっと大きなものだと想像していました。

そこで店内のゲームが一斉に動き出し、騒ぎを聞いた警備員が駆け付け、一同は慌てて逃げ出しますが、アレックスが警備員に捕まってしまいます。他の3人もある程度逃げたところでそれに気付き、エマはタックとマンチが止めるのも聞かず、リュックを抱えてアレックスを助けに戻ります。

リュックを持ってゲームセンターに忍び込んだエマは、アレックスが警備員に詰問されているのを見つけます。エマがエコーに「アレックスを助けて」と言うと、警備員の携帯が鳴り出し、その隙にエマはアレックスを連れて逃げ出します。アレックスは、エマが1人で来たことに不満を抱き、タックとマンチの元に戻ってから、「見捨てたのか」と怒りを爆発させます。

タックも思わず「昔見捨てられたからって・・・」と言い返してしまい、それをきっかけに2人は取っ組み合いのケンカを始めます。エマが「これだから男子は」と呆れる中、マンチがなんとか2人をなだめ、近くにあったファミレスに入って落ち着こうと提案します。

ファミレスに入ってもタックとアレックスは気まずいままで、マンチは「これで夜の冒険は終わり？」と恐る恐る聞いてみます。そこでタックは、昔いじめられていたアレックスを助けた話を持ち出し、「いつも俺はお前を守って来た。・・・さっき以外は。警備員にパニクった、ごめん」と素直に謝ります。

アレックスもタックの謝罪を受け入れますが、そこにあの作業員が入って来て、4人を問い詰め始めます。4人はリュックを隠しますが、作業員はエコーの入ったバルブを探知する機械を持っていました。作業員は強引にリュックを奪うと、店の店員に「子供たちは警察が迎えに来ますから」と言い残し、店を出て行きます。

軽トラックに乗って去ってこうとする作業員を見て、一同がなんとかしなきゃと考えていると、マンチがそこでいきなり駆け出し、車の後部に飛びついて、軽トラの荷台に乗り込んでしまいます。残された3人はファミレスを逃げ出したものの、どうすればいいのかと途方に暮れますが、そこでマンチから「助けて」と電話が入ります。

マンチが語った情報から、作業員たちは建設現場に向かったのだとわかりますが、自転車で行くには遠い距離でした。そこでタックが、兄が行くと言っていたパーティー会場に行き、酒に酔って寝込んでいた兄から車のキーを奪って、その車で建設現場に向かうことにします。

慣れない車の運転にハイになるタックをアレックスとエマが諫めながら、3人は建設現場に到着します。そこは建設現場とな名ばかりで、明らかに地中に埋まった「何か」を発掘しているように見えました。3人は忍び来んだ部屋のモニターで、マンチの居場所を探し、同時に「彼ら」がエコーを解体しようとしていることに気付きます。