映画:エイリアン4

「エイリアン4」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(4件)

エイリアン4の紹介:1997年のアメリカ映画。シリーズ第4作。原題「Resurrection」は「復活」を意味し、前作『エイリアン3』のラストで自決したはずのリプリーとエイリアンの復活、完結したと思われたシリーズの復活の両方を表している。

あらすじ動画

エイリアン4の主な出演者

エレン・リプリー(シガニー・ウィーバー)、アナリー・コール(ウィノナ・ライダー)、ジョーナー(ロン・パールマン)、ブリース(ドミニク・ピノン)、マーティン・ベレス将軍(ダン・ヘダヤ)、クリスティー(ゲイリー・ドゥーダン)、ラリー・パーヴィス(リーランド・オーサー)

エイリアン4のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①リプリーの死後200年を経て連合軍の宇宙船でリプリーのクローンが作られた。軍はエイリアンを取り出して研究に回し、取り出した後のリプリーも研究対象に。貨物船ベティ号のクルー・コールはリプリー暗殺のために寄港したが、エイリアンがすでに復活したことを知る。 ②コールはリプリー抹殺を指令されたアンドロイド。学習したエイリアンは研究施設を脱走し、宇宙船オリガ号の人間を殺していく。また新世代ニューボーンが誕生したが、地球に持ち込むのをよしとしなかったリプリーが殺した。

【起】– エイリアン4のあらすじ1

エイリアン4のシーン1

画像引用元:YouTube / エイリアン4トレーラー映像

西暦2087年に宇宙貨物船ノストロモ号は謎の信号を受け、小惑星に降り立ちます。ところがその際、乗員の1人・ケインの顔に未知の生命体(エイリアン)が張りつき、卵を生みつけました。ケインの胸を突き破って生まれたエイリアンは体長3mを超す大物で、しかも体液は強酸です。攻撃性も高く、付け入る隙のない、「完全生物」でした。

エイリアンを退治しようとした乗員は次々に犠牲になり、唯一生き残ったリプリーはエイリアンを船外に射出し、オスのトラ猫・ジョーンズと一緒にコールドスリープにつきました(『エイリアン』参照)…。

その後リプリーの乗った船は漂流を続け、西暦2144年、実に57年ぶりにサルベージ船に回収されます。リプリーはLV426にエイリアンがいたことを訴えますが、すでに20年前から移住民が住んでいました。その矢先、LV426との連絡が途絶えます。

宇宙海兵隊と同行したリプリーはエイリアンを倒し、アンドロイドのビショップ、ヒックス伍長、移住民の唯一の生き残りの少女・ニュートと再びコールドスリープにつきました(『エイリアン2』参照)…。

ところが西暦2155年、スラコ号でエイリアンによる火災が発生し、リプリーらは非常脱出機で射出されます。生き残ったのはリプリーのみで、しかもリプリーにはクイーンの幼生が産み付けられていました。

もう1匹孵化していたフェイスハガーが捜索隊の犬に寄生しました。囚人惑星・フューリーで生まれた四つ足のエイリアンが次々に人を殺していきます。

それを退治したリプリーは、本社の調査団の目の前で溶鉱炉へ投身自殺を図りました(『エイリアン3』参照)…。

…約200年後。

その頃になると、リプリーの勤務していた植民地開発事業の大手会社ウェイランド・ユタニ社は存在しません。しかしウェイランド・ユタニ社は軍と契約を結んでいたため、リプリーの情報は連合軍が握っていました。

USM(連合軍)の医療研究用宇宙船・オリガ号は乗組員が軍籍者42名、研究員7名からなるものです。

そこでは200年前にフューリー刑務所の溶鉱炉に身を投げて死んだ、エレン・リプリー中尉の血液を採取し、クローン技術を駆使して再生を図っていました。

研究は被験者8体目にして成功し、リプリーの胸からエイリアン・クイーンを取り出します。研究者たちにとって大事なのはエイリアン・クイーンで、取り出した後のリプリーはいわば不要品だったのですが、生体機能が良好なので実験のために生かしておくことにしました。

そのリプリーですが、わずか3日で手術痕が殆ど消えるほど治癒力が高く、一部壊れているものの前世の記憶もあり、非常に興味深い研究対象となります。エイリアンの遺伝子が混ざっているため、血液は強酸性で、運動能力も高いものでした。

最初は全くの白紙の状態でしたが、リプリーは学習能力も高く、すぐに順応します。肘裏に8という数字が印字されているのを不思議に思いながらも、深く考えません。

一方、エイリアン・クイーンは別室で育てられ、卵を産ませられました。

エイリアンを復活させる目的は、有事の際の隠し武器としてだけでなく、新しい合金やワクチンの開発のため…とされていますが、それは非常に危険を伴うものだと、学習したリプリーは「どうせみんな殺される」と言います。

民間貨物輸送船・ベティ号がオリガ号に寄港しました。乗員は6名です。

・エルジン…ベティ号の船長の男性。運んできた物体の正体は知っているが、軍の目的は知らされていない。オリガ号の船長・ペレズ将軍とは親しい付き合い。

・ヒラード…操縦士の女性で、エルジンの恋人。

・クリスティー…ベティ号の副長の黒人男性。ドレッドヘア。頼もしいところがある。

・ブリース…ベティ号の機関長。下半身不随の車椅子男性。クリスティーと仲が良い。

・ジョナー…ベティ号の警護員の男性。サル顔。気性が荒いが腕っぷしも強く有能。

・コール…ベティ号の技師。今回初乗船の女性。乗務員の中ではブリースと仲が良好。

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