「ガメラ2　レギオン襲来」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想（3件）

更新日：2021年05月9日 09:37　ID：2154

【結】– ガメラ2　レギオン襲来のあらすじ4

画像引用元：YouTube / ガメラ2　レギオン襲来トレーラー映像

しかし巨大レギオンの電磁波攻撃に、自衛隊の戦車部隊は壊滅的な打撃を受けます。続いて航空部隊がレギオンに攻撃を仕掛ける中、巨大レギオンは自身の体内から無数の小型レギオンを放出します。小型レギオンの群れは東京を目指し、飛び立って行きます。

巨大レギオンが第一次防衛線を突破する頃、仙台駅前で変化が起きていました。集まった人々や、穂波や浅黄の祈りが通じたかのように、灯された多くの火が渦を巻いてガメラの頭上へと集まり、唸り声と共にガメラは復活します。それと同時に、浅黄の持っていた勾玉は砕け散っていました。

復活したガメラは猛スピードで、防衛線を突破した巨大レギオンの元へ向かいます。レギオンの前に立ちはだかったガメラは火炎放射で攻撃しますが、レギオンは電磁波によるバリアで防戦します。すると、東京へ向かっていた小型レギオンの群れが方向転換し、ガメラに向かって襲い掛かって行きます。

すすきの駅前の攻防でも、ガメラは小型レギオンの無数の攻撃に苦戦していました。渡良瀬と共に前線の作戦本部にいた花谷は、上官にガメラを援護するよう訴えますが、上官に「我々の火力は無限ではない、怪獣を援護する余力はない」とはねつけられてしまいます。

その頃、小型レギオンがガメラに向かっていると知った帯津は、独自にガメラを救う方法を考えていました。レギオンを誘導するため、発信を停止している付近の通信所へ連絡し、最大出力で通信を開始するよう依頼します。小型レギオンをガメラから離し、そこへ引き付けようと考えたのです。

帯津の思惑通り、小型レギオンは通信を始めたアンテナに引き寄せられていきます。渡良瀬と花谷は帯津がやったのだと察し、民間人に危険があると上官に訴え、小型レギオンが集まった通信所へヘリで向かいます。帯津もまた連絡後に通信所へ向かっており、頼みを聞いてくれた所員と落ち合いますが、そこに一匹の小型レギオンが襲ってきます。

ちょうどそこへ渡良瀬が到着し、持っていた小銃でなんとか小型レギオンを撃退します。それから本部に、アンテナに群がった小型レギオンへの一斉攻撃を要請します。要請を受けたヘリからの一斉爆撃で、小型レギオンは粉砕されます。

そしてガメラは、巨大レギオンの電磁波攻撃に苦しみながらも、その行く手を阻もうとしていました。その姿を見た作戦本部の上官も、ガメラを援護するための攻撃を指示します。ミサイルの狙いを、レギオンの頭部にある電磁波を作り出すツノのような突起に定め、ミサイルは狙い通りにレギオンのツノを破壊します。

ツノを失い、電磁波攻撃が出来なくなった巨大レギオンにガメラは猛然と襲いかかり、その手をもぎ取ります。さすがのレギオンも力尽き、その場に崩れ落ちたかに思えました。しかしレギオンは再び起き上がると、今度は頭部から赤い触手のような電磁波を発し、その無数の触手がガメラの体を貫きます。

絶体絶命の危機に見舞われたガメラでしたが、その時ガメラの上空に、黄金色に輝くオーロラのような光の輪が集まりだします。その光の輪は、仙台にいた穂波や浅黄が目撃するほど大きなもので、世界の膨大なエネルギーがガメラに集中しているかのようでした。

光の輪によるエネルギーを充満させたガメラは、腹部から壮絶なエネルギー派を放出します。エネルギー派をまともに浴びた巨大レギオンは、跡形もなく粉砕されていきます。レギオンを倒し飛び去っていくガメラを、自衛官たちは敬礼して見送ります。

やがて復興した札幌の町で、恒例の雪まつりが開催されます。地元に戻った穂波は、浅黄の言葉を思い出しながら、「ガメラが救ったのは、人間じゃないと思う。ガメラは、地球の生態系を破壊しようとするレギオンが許せなかった。きっとガメラは、地球の守護者なのよ」と帯津に語ります。

それを聞いた帯津が、「じゃあもし人間が、地球の生態系を壊そうとしたら・・・？」と問いかけると。穂波は微笑みながら、「ガメラの敵には、なりたくないわね」と答えるのでした。